一応、勤務先の営業は昨日で終了し 残務整理と年末やらなかった棚卸しと荷物の発送etcの 日々に入る・・・はずだった。 現在殆ど一人で店の中を切り盛りしているお蔭で 少しでも作業の短縮を図ろうと、ノートPC持参して とっとと在庫管理も終わらせる・・・つもりだった。 実際ウインドウに昨日『閉店のお知らせ』も貼った。
それなのに。
今日になって突然『残務整理しながら営業もする』って どういうこっちゃ。 確かに一つでも在庫が減ればいいことだけれど、 いくら個人店舗とはいえ営業する以上 少なくとも発送のための荷造りと伝票作成はできなくなる。 それより何より、お客様への説明ができないのが辛い。 何せ『いつまで(営業するの)?』と聞かれても ハッキリしたことが言えないわけだから。
さすがにその辺は明確にしておいて欲しいと 帰り際に言ったのだが、返事が 『とりあえず13日に(建物を)壊し始めるから。』とは 答えにも何もなってない。
あー・・・・疲れた。
先月末、開腹手術を受けて入院中である親友のお見舞いに 仲間のA嬢とH嬢と、御茶ノ水で待ち合わせ。 そういえばA嬢とは、彼女が懐妊して初めて会ったが コートの上からではまだお腹の膨らみが分からない。
ランチを食べながら雑談と、お見舞い品の相談。 寝てるだけじゃ暇だろうからと、マンガ本にすることにし コミックばかりの書店に移動。 隅々まで見ながら、CDの『ジャケ買い』ならぬ『タイトル買い』 (あまりに大ウケしたボーイズラブの小説があったもので) をしようかと思ったが、他人が見たら アヤしいだろうということで却下した。
結局、普通のマンガを数冊購入する傍ら 私も懐かしくなったものを見つけて7冊購入。
入院している本人曰く『まだクシャミとか腹筋を使うと、傷口が痛い』 とは言っていたが、思ったより元気だったので一安心。 ホールのようなところにあるベンチで2時間ほど話していた。
その後、駅で2人と別れて池袋で用を済ませてから、帰宅。
つくづく定期健診って、必要だなと思う。
勤務先の2階である住居部分も、引越し準備やらで忙しい。 以前一度別の場所へ越すという話もあったせいか 荷物はさほど多くない・・・はずだったが、 いざ整理してみると、かなりの量があるらしい。
先月あたりから、色々お酒やら何やら いただくようになった。
そんな中。
これをハチミツの空き瓶一瓶分頂戴してきた。 ぱっと見、黒砂糖の塊のように見えるが、違う。
45年ものの梅干。
ちなみにコレ、当然だがめちゃくちゃ塩辛い。
でも飴代わりに口の中で転がしてると、結構好きなんだな〜。
仕事中、事務所の片付け中に処理済み伝票の入った箱を 何気なしに横に置いたら、視界の隅で何かが動いた。
よーく見てみると2cmほどの、小さいヤモリ。
前にもヤモリは見かけていたから別段驚きはしないけれど、 さてどうしよう・・・ただ外に放しただけじゃ 交通量の多い道路のこと、3分持たずにスクラップになりそうだ。 かと言って庭があるわけでもないので、 社長夫人の許可を得てから厚紙に乗せて近所の公園に放しに行く。
厚紙に乗せたそいつは、 四肢どころか指までふんばってるように見えた。 何となくその様子がいじらしい気がして、早く放してやろうと 思わず足を速めたのが逆にいけなかったらしい。 風に飛ばされ、落下したのを慌てて指でつまみ 手で包むようにして公園まで持って行った。
その間も、ヤツはがっしりふんばってる。
こんなにちっちゃくても、やるこたぁやってンのね。
・・・そんなことを思った、週はじめ。
週末戻ってきたノートをいじくり回す傍ら、 毎年春先になると何故か思い出す『松露』をWebで探す。
松露とは海辺の松林にできる茸の一種で 直径2〜3cmの円形で、切ってみるとスポンジのような感じ。 その食感はシャクシャクして香りもよく、 お吸い物や炊き込みご飯にしていたのを憶えている。
子供の頃、春休みに母方の実家へ行った際に 従兄弟や親戚でこの松露を取るのが行事のようになっていた。 砂浜からぼこりと丸々顔を出しているのもあれば ちょっとしか出ていなかったり 大きいのを見つけて喜んだのも束の間、触ると傷んでいて ぐにゃぐにゃだったりだとか。 子供の時分は、食べることより探すことの方が楽しかった。 おまけに人海戦術のせいか、結構な量が採れた。
そんな松露が懐かしくなったのは、数年前。 散々採れたのだから、普通に買えるだろうと思いきや、買えない。 あちこちのスーパーや八百屋さんを当たってみても 松露の名前すら知らなかったところも多々あった。 そうこうしているうちに、昔採れていた松林で 松露は取れなくなってしまっていた。
調べた結果、通販で売っているところがあるにはあった。
が・・・・結構な値段である。 具体的に書いてしまえば、1個100円弱といったところか。
ノスタルジーに浸るには、いささか高い金額だ。
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