2005年04月17日(日) |
大阪・神戸一人旅。(お花見編) |
※CGIの都合上日付は17日ですが、実際は16日の続きです。ご容赦を。
『自転車屋さんの博物館』を後にして、有名な大阪造幣局の 桜の通り抜けを見に行くことにした。 人ごみは大の苦手だけれど、タイミングよく大阪まで来たことだし 天気もいいし、何より一人だから誰に気兼ねすることもない。 JRで駅員さんに聞いたら『大阪天満宮で降りて下さい』とのことなので ああそうかと降りてみたら、地下にある構内には 矢印のポスターが貼ってある。 そこからは、何となく人の流れに沿って歩いていた。
・・・歩いた結果、着いたのは大阪城。 何せ右も左も分からないゆえ、おかしいと思ったのは 大阪城の入り口に着いてからだった。 丁度ガードマンの方がいらしたので尋ねてみると 『そこの歩道橋渡ったら、皆さんそちらに向かってますわ』って。 その歩道橋、今私が来たところだし。 『どうにかなるでしょ』精神が裏目に出てしまった。
再び渡った歩道橋の元にいらした年配の方に再び尋ねる。 『こっち(造幣局へ向かうであろう人の流れ)行く人についてってー』 ・・・正直言って、不安である。
不安になりつつも、無事造幣局には辿り着けた。 しかし物凄い人・人・人・人・人・人・人・人・人・人・人・人! 600m弱の通り抜けを歩くのに1時間以上かかった。 (途中、ガードマンの方が『あと○mでーす!頑張って下さーい!』と 拡声器を使っていたのが面白かった。何を頑張れと言うのか。) 出ようと思えば途中にある出口から出られるのに、 変な意地を張って『最後まで行ってやる!』と思ってしまう。 お陰で出口まで来た時には、清々しい妙な達成感を感じてしまった。
たかが、お花見なのに!
華やかな桜もたくさんあるけれど、 個人的に好きだったのはこの『鬱金(うこん)』という黄緑色の桜。 地味でもしっかり咲いているところが、 奥ゆかしい感じがして好きである。
2005年04月16日(土) |
大阪・神戸一人旅。(自転車見学編) |
6:00東京発の新幹線に乗るため3:30起床、8:30新大阪着。 そこから電車を乗り継ぎ、堺市にある自転車博物館へ。
ご存知の方もおいでだろうが、堺市は自転車産業では有名で 元々鉄砲を作る技術を元に発展していったのだそうな。 科学技術館内(北の丸サイクル)のは日本自転車普及協会だけれど ここはSHIMANOが運営しているためか何なのか、資料が豊富。 月に2回ほど、昔の自転車のレプリカを試乗できるようだが 残念ながらこの日は乗れなかった。 機会があれば、オーディナリーに乗ってみたいなぁと。 (前輪がやたらバカでかくて小さい後輪がついている自転車。 別名ダルマ自転車とも言う)
博物館見学後、少し公園を散歩してから 大阪市平野区にある『スポーツ車の店 田川』へ。 単なる自転車屋巡りなら都内で充分だから そうじゃないものを見たかった。
『自転車屋さんの博物館』というだけあって、本当に『お店』。 しかも(大変失礼なのだけれど)そんなに広くない。 が、入ってみてびっくりした。
高い天井いっぱいに並んだ自転車や、旧パーツの数々。 一番高いところにはご主人曰く『日本に一台しかないやろな』という 昔のシャフトドライブの自転車。 ちなみにこのご主人、製作もやっていらっしゃるので オリジナリティのある自転車があちこちにある。 いわゆるファニーバイクの類もあるけれど、 『自転車でいかに楽に旅をするか』を考えたとおっしゃるだけあって デモンターブル車(フレームが分割できる自転車)や オリジナルの折り畳み自転車、ランドナーの類が多かった。 デモンターブルなんて、実車見たのは初めてだ。
その中でも、一番目を奪われてしまったのは 一台の白いミキスト車(女性用のツーリング車)。 ラグ付けのフレームに、肩の張ったレトロな感じのフォーク。 ホイールサイズはロードと同じなので、 細めのタイヤを履かせればキビキビ走るだろうが どちらかと言えば、のんびり自転車散歩するのに似合いそう。
ここでは1時間ほど見学させていただいた。
この写真では細かいところまで見えないのがとても残念。 離れた場所にあったので、これで精一杯。
白髪を紫色に染めたおばあさんなら、近所にいる。 薄いピンクに染めてるおばあさんも、近所にいる。 青く染めたおばあさんも、見たことがある。 自分で染めた結果、 赤紫蘇みたいな色になってしまった人も知っている。
ところがびっくりしたのは、今日の午後 軽自動車のナンバープレートのような
真っ黄色
に染めたおばあさんを見かけたこと。
その昔手伝っていたバンドのメンバーが そんな色に髪を染めていたことがあったけれど
・・・10何年ぶりに、見たなぁ。あの色の髪の毛。
昨晩から無性に鎖骨周りが痒いなぁと思ったら 今朝起きた時には見事に蕁麻疹のように真っ赤になっていた。
同時に右内腿と腰の一部。 全部衣服のステッチ部分に沿うようにして 発疹が広がっている始末。
着慣れている衣服でも、何年かに一度くらい こういう接触性の皮膚炎らしきものができて 困ることがある。
腿と腰はともかく・・・首の発疹は 見える場所だけに少々辛い。
すっごい、爪立ててバリバリ掻きたい気分。
昼から3時間ほど、隣町で用事を済ませた後 相方と待ち合わせて上野へお花見。
予想はしていたけれど・・・人を見に行ったのか 桜を見に行ったのかやはりよく分からない。
こんな感じ。
昨日・今日と風も強かったため だいぶ花は散ってしまい、不忍池のへりは 表面が花びらで薄い布をかぶせたようになっていた。
人ごみに揉まれながら、屋台の合間にあった テーブル席に逃げ込んで一休み。
タダのビールとイカ焼きとはいえ、花吹雪の下で 食べるというのも、たまにはいいものかもしれない。
|