2005年07月18日(月) |
小旅行。 vol.2 |
網代から熱海へ移動。 熱海後楽園のロープウェーで展望台まで登って一望すると、 海水浴シーズンとはいえ改めて人の多さに驚く。 ついでに相方が秘宝館に行きたがるので、見に行ったが ……あまりにも古臭くて、最初は笑って見ていたものが だんだん笑えなくなってきた。 再び展望台から景色を眺めて、気分転換する。
後楽園から歩いて起雲閣へ。 大正時代の別荘(のち旅館)として建てられたこの建物まで歩いて15分。 途中街並みを歩いていると、何となくさびれた雰囲気を感じる。 海沿いには人が溢れていても、1本裏道に入ると ひと昔前から変わっていなさそうなお店が並び、人も少ない。 そうこうしているうちに、到着。
こじんまりしているけれど手入れされた落ち着きのある庭や 昭和初期に建てられた洋館の重厚な内装などを見ていると 時がゆっくり流れていくような気がする。 これらの部屋が、どういう人々がどう使ったのかを 考えてみるだけでも面白いものだ。
たまたまギャラリーで竹久夢二展をやっていたので、寄る。 一目で彼の絵だと分かるものよりも、 関東大震災を描いたペン画の方が興味深かった。 竹久夢二といえば漠然と『柔らかい絵』をイメージしていたので、 私にとってはそれがとても意外に映ったから。
その後、海沿い〜熱海駅まで徒歩で移動。 山からの風がなければ熱中症にでもなりそうだったが、 それにしても今回はよく歩いた。
 起雲閣内の『孔雀』という建物から見た庭園。 全景を撮ることができなかったのはちょっと残念。 人も少なかったので、和室に座って暫く庭を眺めていた。
2005年07月17日(日) |
小旅行。 vol.1 |
旅行用のバッグを抱えて試験会場へ。 予想通り14:00に終わったので、相方と待ち合わせた後 静岡の網代温泉まで向かった。
17:00少し前、海に面した宿に到着。 チェックインを済ませて部屋に荷物を置いてから、 周囲をブラブラ歩くことにする。
漁港があったり釣り舟の看板の方が目立つこの辺りは とても静かで、ぼんやり景色を眺めている分にはちょうどいい。 季節柄だか天気だかで水平線はもやがかかって見えなかったけれど やはりここでも、公園のベンチよりも 堤防横にあるテトラポットの上が気に入った。
そして今回ハマったのが『家族風呂』。 貸切の家族風呂がある宿に泊まったのは初めてだったので、 面白そうだからと2人で行くことに。
相方と出かけると当然(混浴でない限り)お風呂は別々。 部屋に帰ってきてから『どういう感じだった?』という話はすれど 入っている最中は一人だから、無言になる。 食事と同じようにお風呂もまた、会話しながら入るのは楽しい。 それに洗い場で洗面道具置きっぱなしで場所取りしている 他のお客さんに気兼ねする必要もないし。
ただ、つい長湯してしまい 上がった時に頭がクラクラしてしまった。 翌朝もまた同じことをやらかしたので、学習しないことこの上ない。
テトラポットの上から見た熱海方面。 スニーカーだったらテトラのもう少し先まで行けそうな気がした。
■『姑獲鳥の夏』の映画のCM、映画には全く興味はないが 最後のいしだあゆみの叫び声が妙に恐ろしい。 何度もテレビで見ているのに、声だけでまだビクッとなる。
■最近インターネットのニュースで 『スシ喰いねェ!が再び』といった内容を見た時に写真に写っていたのが フッくんだけだったのを納得したのは、私だけではないと思う。
■買って半年のデスクトップのCDドライブがおかしくなって 結局修理に出した時のこと。 某運送会社の方がパソコン運搬用の段ボールを持ってきてくれたは いいのだけれど、どう梱包していいか分からないらしい。 ちょっと様子を見ていたら、中にある緩衝用の段ボールまで ばきばきと崩していくので、さすがに声をかけた。 その後フタもろくに留めていないのに片手で縦に持って 走り去る後姿をとても不安な面持ちで見送る。
■なぜだか、あるマンガを読んで号泣。
■明日から一泊の小旅行。 それを決めた時、午後まで、ある試験があるのを すっかり忘れていた。 仕方がないので明日は試験後目的地に行くだけにして、 明後日のんびり海でも眺めてこようと思う。
■汗ネタ1。 真っ赤なTシャツを着た晩、お風呂に入ろうとして脇の下に 濡れて小さくなった真っ赤な毛玉を数個発見。 目が悪いこともあり、マジで脇の下から血が噴き出したかと思った。
■汗ネタ2。 今年の汗疹一番乗りは『肘の内側』。
所用で午前中から西新宿へ。 新宿ではどちらかといえば歌舞伎町界隈の方が馴染みがあるので、 ビルを探すのに少々手間取った。
それにしてもあまり馴染みがないせいか何なのか 妙に圧迫感を感じたのは、何故だろう。 オフィスビルの林立する場所は都内にたくさんあるけれど 中でも特に息苦しくなりそうな感じがする。
とあるビルの20階エレベーターホールからは 向かいのビルが邪魔で、空なんかちっとも見えやしない。 ふと下を見下ろせばホテルのプールが見えたけれど こんな谷間で泳いで楽しいのかなぁとさえ思う。
用を済ませてさっさと新宿を退散。
池袋でコンタクトレンズを作っている合間の暇つぶしに、献血。 8階にある献血センターからの眺めの方が よっぽど空が広く見えた。
実母が今年は『山桃酒(梅酒と殆ど作り方は同じ)』を漬けた。 何でもお知り合いの方から聞いて、 その方の家にできた山桃を分けていただいたらしい。
山桃 ねぇ・・・。
幼い頃、市内の県立公園に植わっていた山桃の実を 食べたことは憶えている。 それを教えてくれたのは実母だということも。 ただ、その味は残念ながら殆ど憶えていない。 (実母はそんなことがあったことすら、忘れていたけれども)
そんなことを話していたら 無性に野苺やら桑の実やら茱が食べたくなってきた。
まず そんじょそこらの八百屋さんでは見かけないものばかり。
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