一日後記

2005年12月07日(水) 意地っ張り。

職場にて。

『2ヶ月分は向こうで入れるって』というウチのボスの言葉を信じ
何にも手を入れていなかったところに、やっとそのデータ到着。
ほっとしたのもつかの間、開いてみるとほんの一部しか入ってない。

(何度か書いているのだが、現在私がしている仕事は
 “経理”というものらしい。
 しかも自分が勤めている会社ではなく
 訳あって別の会社のを処理している。)

思わずモニタを凝視しながら固まってしまった。

入れるべきデータは手元に来ている。
ということは、こっちで入れてくれと そういうことか
って、話違うじゃないの。

呆れたところで仕方がないので、とりあえず報告。
『あ、そう。うーん、でも向こうに(入力できる)余裕ないんだよね。
 アナタができないって言うなら外注で頼むしかないけど、できそう?
 できなきゃ早めにギブアップして欲しいんだけど。』

毎日出勤していない身にはかなりキツいものだと思う。
でもやってやれない量じゃないし、ここ2ヶ月ちょっと頑張ってきて
今更『できません』と言うのが自分で許せなかった。


午後、一人になった事務所で黙々と作業をしていたら
いつの間にやら2時間オーバー。
無論その分の時給はゼロ。


・・・・とんでもない意地っ張りである。




2005年12月05日(月) 補色クリーム。

何年か前に買った斜めがけバッグの擦り傷が妙に目立つ。
縁の部分が革巻きになっているためか
角ばかりではなく、縁全体が白っぽくなってしまった。

別に底が抜けたなど修理不可能なほど傷んだわけでもないし
使い勝手がいいので、買い換えるのも気が引ける。
黒だから靴用の補色クリームが使えないわけではないだろうが
おそらく多少なりとも服に色移りする可能性があるだろう。
斜めがけゆえバッグを取ったら
お尻が黒くなってたなんてことになれば、目も当てられない。


そんなわけでバッグ用の補色クリームを探す。
ところが案外これがないもので、近場では見つからずに
池袋まで出かけるハメになった。


早速家に帰ってまずはステインリムーバー(汚れ落とし)で一拭きし
マニキュアと同じ形をした補色クリームで縁をぺたぺた。
おそらくほんのちょっとのリタッチ用に販売されているのだろう
量も少ないし、ハケも小さいが文句は言えない。
何度か『ウェスに液ブチ撒いてガーっと塗ってやろうか』という
衝動に駆られたが、ぐっと堪えて2度塗りぺたぺた。
ついでにもう一つのバッグの傷もやってしまおう。

乾かしたらミンクオイルを塗りこみ
(お高いバッグならバッグ用クリームがいいのだろうが
 拙宅では靴以外殆どの革製品はミンクオイルで用が足りる。)
2時間ほど陰干しした後、防水スプレーを吹いて終了。
擦れた部分に補色しただけでも
結構キレイになるものだと自画自賛。


お手入れ前後の写真、撮っておけばよかった。



2005年12月02日(金) ガスタンク。

と言っても、バンド名ではない。
(ご存知の方がどれだけおられるかは疑問だけれども)


仕事中、ちょっと考えた。

新宿のビル街をピンに見立てて
あの丸いガスタンク転がしたら、どうなるかなぁ
・・・なんてことを。


目の前に山積みになった領収書と出納帳と通帳のファイルを見ながら
つい頭が勝手にトリップし始める、危ない午後3時。




2005年11月29日(火) 昔なつかし・・・。

VOW WOWの中古盤を、今更ながら購入。
急に人見元基のVoが聴きたくなったことと
そういえば手元にVOW WOWのCDが一枚もなかったことに
最近気付いたからである。
(一人暮らしの頃には確かあったハズなのに。
 King Crimsonもいつの間にか消えていた。)

余談だが、数日前“Mr.&Mrs.Smith”という映画の宣伝で
Poisonの曲が使われててひどくビックリした。
それより何より、その時は曲名もバンド名も思い出せなかったのに
“Nothin' But a Good Time”を鼻歌で歌えてしまった自分に
もっとビックリした。

思い出したように聴きたくなる私の悪い癖はともかく
久々に聴く曲は懐かしいような、血がぐわっと逆流するような
そんな感じがする。
あまりに久しぶりすぎてちょっと
『こんなにベースとドラムの音薄かったっけ?』とも
思ったことは否めない が。


最近FMなんかでは このテの音って聴かないなぁ・・・。






2005年11月28日(月) 痛い話。

あるサイトを見ていて、子供の頃起こった出来事を思い出した。

小学校の低学年だったか幼稚園だったか細かいことは忘れたけれど
背中の真ん中あたりに直径7〜8cmのおできができた。
当然実母は病院に連れて行ったわけだけれど
そこでされた治療は“おでき切除”。


・・・しかも、麻酔ナシ。


その時の痛みというか恐怖感は、まだうっすら記憶に残っている。
もう一つその後家で毎日実母に薬を塗ってもらいながら
『どうなってるの?』と尋ねると
『背中、穴開いてるわよ』と返されて
一人でビクビクしていたことも。

後に聞いたところによると、麻酔なしで切り始めた医者に
実母はかなり憤慨していたらしい。
だったら止めてくれればよかったのにと今更思う。


おそらく私の人生の中で、一番古い記憶の話。


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