先日擦ったクルマをとりあえず一度こちらに戻すため 急に休みになった相方と取りに行く。
そのまま何となく葛西臨海公園までドライブ。 風は強いけれど天気も良かったし ぶらぶら散歩するには気持ち良さそうだなと。 行きは久しぶりに助手席でのほほんとしていた。
案の定混んではいたものの、駐車場の空き待ちをするほどじゃない。 幸い入れ違いに一台分空いたので そこにクルマを入れたのが15:30。 浜で腰を下ろしてぼんやりしていたら 雲行きがあやしくなりそうな気配だったので、クルマに戻る。
その間およそ十数分しか経っていないのに、もう周囲は薄暗い。 来る途中聞いていたFMでは『太陽が眩しいです』なんて 言っていたのに、エンジンをかけた途端飛び込んできたのは 『真っ暗になってしまいましたー』。
公園を出たのが16:30。 数分走った時点でボツリと大粒の雨がフロントガラスに落ちた。 『うわ、きた!!』 あっという間に横なぐりの大雨。 さっきまでの天気は何だったのかと思うと同時に 干してきた洗濯物のことがふっと頭をよぎる。
途中道が混んでいたこともあり、着いたのは18:00。 その頃には殆ど雨も上がって所々青空が覗いていた。
それにしてもあの大雨の中 観覧車に乗っていた方は怖かっただろうなぁ。
駐車場から見上げた雲が 金色に光ってかなりキレイだったので。 デジカメを持っていなかったのが残念。
2006年05月16日(火) |
ダブルパンチと蜘蛛の糸。 |
先週から拙宅では外壁の塗り直しをしていて 周囲には足場が組まれ、シートが張り巡らされている。 この日は2階部分をする予定だったので、念のため雨戸は閉め切っており 部屋は夜の状態と変わらなかったため 掃除をし、夕飯の支度も済ませて一人出かけることにした。
とはいえ行くアテなんてなく、思いついたのは三浦海岸。 海岸沿いにある駐車スペースにクルマを止めてリアハッチを開ければ 小雨が降っていても座ってぼーっとできるなと。 実際そうやって2時間弱、ただ海を見たり散歩をしていた。
ところが、その帰りのことである。 一般道は混んでいるし 相方が帰る前に帰らなきゃと慣れない首都高を使ったのがマズかった。 詳細は事情により割愛するが、途中で他人様のクルマと接触。 幸いお互いスピードは出ていなかったので双方人間にケガもなく クルマの擦り傷程度で済んだものの、事故は事故だからK察に連絡。
10分ほどで道路公団が、それから10分後にK察到着。 型通りの聴取を受けメモをもらい、 場所も場所だったのでお互いの連絡先を聞いて別れた。 (単なる接触だったからかもしれないが今は個人情報保護法でK察が 住所などを当事者に渡す紙に記録することはないという。 これには正直驚いた。恐るべし個人情報保護法。)
これが1つめのパンチ。
2つめは、義父からである。 昔気質の義父は『女は家にいるのが当たり前』と思っているのか 『息子の世話をしない嫁』と思っているのか いずれにせよどうも私の言動を良くは思っていない。 事情が事情だけにそのままを話したが やっぱり『大丈夫?』とは最後まで聞かれず、逆に嫌味を言われ 帰宅した相方とは事故云々より義父の嫌味が原因の夫婦喧嘩。
接触事故より、こたえた。
しかしそんな状態を救ってくれたのは、知人からのメール。 すんごーーーくくだらない内容だったけれど 苦笑しながら心遣いが嬉しくて つい涙が出てしまった。
クルマに乗り始めて、気付いたことである。
仮に自転車で知らない土地を旅行していたとしよう。 そこで道に迷ったとしても、地図を広げることなど殆どなく (ある程度立ち寄る場所を覚えていての話) 直感的に『あっちの方角』と分かることがよくあって 実際それは結構当たっていた。
ところがクルマの中だと、それが全くできない。
自分が今向かう場所に対して どの辺にいるのか。 向かうべき方角はどちらなのか。 それが全く分からなくなってしまうのである。
自転車ならば一方通行を逆走もできるし 行きたい方向へほぼストレートに行ける。 ところがクルマは当然ながらそうはいかないわけで 渋滞を避けようと横道に入った挙句 一方通行の道をグルグル回っているうちに チンプンカンプン。 最近になってやっとナビを見ながら 『行きたい方角』は少し掴めるものの、まだかなりアヤしい。
この1ヶ月、用があって同じ場所に数回クルマで行っている。 しかし一度たりとも迷わなかったことがなく もしかしたら方向音痴なのかもしれないと思う。
それか、単にもの覚えが悪いだけなのか。
午前中はクルマの1ヶ月点検のためディーラーへ。 終わってから家の前にクルマを回し、自転車を運ぶ準備をする。
先日手入れしたロードと伴走用に相方のを2台と フロアポンプやその他諸々を積み込んで 相方と共にそのまま妹夫婦の住む都内某所へ。
駐車場で合流し、少し自転車の説明をして実際跨ってもらった。 「結構前傾姿勢なんですねー」 妹婿殿はそう言うが、彼の爪先はサドルに腰を置いた状態で 完全に地面についている。
お分かりになる方は分かると思うが 実際これじゃサドルは低い。 それを見た私達としても、あと少なくとも3〜4cmは上げたかった。 しかし妹夫婦は『とりあえず(ロードに)慣れてから』 ということで、そのままのポジションを保留。 結局そのままなのだが、帰りの車内でちょっと後悔した。 どうせ慣れるのならそのポジションにも慣れた方が追々楽なのだから。
確かに私もクロスバイクに乗り始めた頃 サドルに腰を置いて地に足がつかないポジションは怖かった。 だが乗り慣れていくうち、ハンドルは低くなり 逆にサドルは高くなりロードに乗り換え今に至っている。
それをショートカットしようとしたのは無謀だったのかなぁ。。。
拙宅には今、殆ど使っていないロードレーサーが1台ある。 妹からそれを借りたいと連絡があったのは少し前で (実際は妹婿がポタリングで乗るらしいのだけれど) それならばと久々念入りに手入れすることにした。
自転車部屋のバイクラックにかける前に一応きれいにして タイヤも外してあったのだが、やはり3年放っておけば ちょっとそのままで貸すことはできない。
ワイヤーなど見えるところは錆びているわけでもなく 埃を洗い流して手入れすれば取り替える必要はなさそうだ。 ディレイラーの動作も問題ない。 ただ、一番心配していたのはブレーキシューで 劣化していたら交換しなけりゃ危ないことこの上ない。 とはいえ既に廃番になっているパーツの消耗品を探すのも難しいし (上位モデルならば見つかるだろうけど) まずヤスリで表面を削って様子を見てからにするかと サンドペーパーを巻いた板で表面を削り、 リムテープを新品のに換え 適当に空いていたタイヤを履かせて実際乗ってみる。
お。 思ったほどブレーキングは硬くない。 結構使えるもんだなぁと思いながら軽く走った。
そして帰ってから一仕事。 ケミカル一式入った箱とブラシ・ウェスを用意してお手入れ開始。 マニキュアが剥げようが手が真っ黒になろうが やっぱりこの作業は楽しいもので。
それにしても改めて感じたのは ビットリアのタイヤが硬いこと。 自分の愛車はずっとパナレーサーのを使っていただけに (ビットリアより柔らかい感じがして、私はこちらが好き) 最後、リムにはめるまで30分くらい ウンウン言いながら作業していた。
そして掌に残った タイヤレバーの痕。
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