今年も楽しみにしていたサイクルモードのため、10:30幕張メッセ。 今年からは試乗の際、メット着用が義務付けられたので (貸出もあるが、持っていれば持参した方が楽)マイメット持参である。
※ちなみに今日の後記はリンクが多いので、興味がある方はどうぞ。
左:毎年出てくるdeuterの巨大バックパック。 右:KHSブースで演奏していらした 立松正宏さん。左奥にあるMTBに楽器計等45kgの荷物を積んで世界中を旅したり、都内で演奏されていたり。 この日も国立のご自宅から幕張まで自転車とのことだが、きっとこの程度の距離は朝飯前なのだろう。
このように自転車以外のものもあるけれど、今日はその殆どを試乗に費やした。 以下、今日乗れたものとヘナチョコな私なりの感想。 ★はロードバイク、■は折り畳みのものである。
★TREK Madone6.9 …いい意味でも悪い意味でも軽すぎ。 上半身が鍛えてあれば問題ないと思う。 ★ANCHOR RHM9 Pro …若干柔らかいけれど、扱いやすさは良かった。 ■KHS F20-RA …20インチの割に走りはロード並み。これはいいと思った。 (リンク先→F20-RAに進んで下さいまし) ■DAHON SpeedProTT …走りという点に関しては先述のF20-RAが上の気がする。 あとこちらのブルホーンバーは慣れていないと若干扱いづらい。 ★FELT F1 …これといって“お?”と思うものがなかったのが逆に残念。 ■GIANT MR 4R …やはりGIANTのコストパフォーマンスはさすがだと再認識。 ★GT GTR TEAM …今回乗ったロードの中で、私は一番素直で好きだと思った。 ■紀洋産業 エクスウォーカー …8インチの超ミニタイヤでも、乗り心地は“普通の自転車”。 それが利点だが、ある程度スピードと距離を求めるには物足らないかも。
・・・まぁ、ロードバイクがハイエンドモデルばかりなのは、ご愛嬌。
はーしゃーぎーすーぎー!
2007年11月12日(月) |
関西人とどぶ汁 おまけ。 |
■実は前日まで、めちゃくちゃ乗り気だった方 (仮にY本T郎さんとする)が参加するはずだった。 ところが最終的に電話で『大洗まで行く』と言ったところ もの凄い勢いでトーンダウン。その顔まで容易に想像できてしまうほど。 (いや実際したくないんだけれど) どうやら翌日仕事のことも考えると時間及び往復200km前後の運転は 彼にとってはキツいらしく、結局断念。 しかし最後まで『もし近場になるようだったら連絡ください』。
・・・すみません、近場になかったもんで。
■家から成田ICまでは渋滞もなく、要した時間は1時間ちょっと。 『これなら1時間以上余るな』なんて思っていたら そこから件のショッピングモール周辺までが大渋滞で ほとんど車が進まない。 辛うじてギリギリ10分前に着いたが、そこにそれほど 人を惹きつけてやまないものがあったのかどうかは、未だ謎のまま。
■最初に食べた供酢の酢味噌が余ってしまいそうだったので お店の方にお願いして、キュウリを切ってもらい それにつけて食べてみたところ、これがすごく合う。 お刺身につけて食べる方もいらっしゃるようだが、 それよりクセのないさっぱりしたキュウリの方が合うと思った。 一口食べたOkayさん(以下Oさん)が笑いながら言った一言。 『・・・これが一番なんちゃうかな。』
■ひょんなきっかけで“瓜”の話になった。 そこで“かもうり”という言葉が出てきたので てっきり京野菜か何かと思ったら、冬瓜を指すとのこと。 後で調べてみたところ“加茂瓜”もしくは“鴨瓜”と書くそうで こちらの方が呼び名としては古いらしい。
■イメージの話。 Oさんにとって“歌舞伎町”は外国人も多いし、怖い街というイメージがあるという。 ずっと東京やその近辺にいる私にとって別段そういうことは 思わないのだけれど、ふと同じようなことを考えてみた。 そこで浮かんだのは『ミナミが怖い街ってイメージかも』。 やはり実際はそれほどではないそうだが、 レンタルDVDのVシネマのタイトルでよく見るので、つい。
■築地近辺でOさんを降ろした際、ドアを閉めてから 手を振ったような様子が見えたためそのまま帰宅。 ところがそれは私の勘違いで、車内に忘れ物をした彼が 知らせるためにとった行動だったことが帰宅後にわかった。 どうせ泊まっている所は知っているし、このままでは何となくスッキリしない。 今朝、ほとんどスッピンに近い顔のままフロントにことづけてもらった。
その帰りがけに、昨日とは正反対の空を見上げて ほんの少しだけ足を伸ばしてみる。
台場の某公園。レインボーブリッジも東京タワーもはっきり見えるし、風も心地いい。
公園の中は少しずつだけど確実に、秋の色になっている様子。
普段お世話になっているOkayさん(以下Oさん)から 『成田山詣りついでにどぶ汁を食べに行こうかと思うんだけど 11日夜、もしよかったらガイドをお願いできないでしょうか』 という内容のメールをいただいたのが、8日木曜日朝。
またえらい急だなと思ったものの、大阪人の彼がアンコウの時期に 千葉まで来ることなど滅多にないだろうし 去年私が北茨城の平潟で食べたどぶ汁のことについて直後に話してもいたから ぜひ案内させてもらおうと、こちらは二つ返事でOK。 (相方は残念ながら仕事で同行不可) ただ平潟は遠すぎるので、大洗でどぶ汁仕立ての アンコウ鍋を出してくれるところを探し、予約を入れることにした。
16:00に成田市内の大型ショッピングモールで待ち合わせ 東関東道成田IC→潮来IC→R51を北上して大洗の大森に着いたのが18:00。 アンコウが初めてということで、お鍋を待つ間まずは供酢 (湯引きした身・エラ・皮・肝などを肝を練りこんだ酢味噌で食べる)と Oさんは地酒、私はウーロン茶で乾杯。 正直なところ『口に合わなかったらどうしよう』と思っていたが 供酢も、どぶ汁のお鍋も喜んでもらえた様子で ほっとしたと同時に私も嬉しくなる。
それが証拠に(?)2人とも料理の写真を撮るのをすっかり忘れていた。
それはどうやらお店の方も同じだったらしく、お皿を下げに来た際 『関西の方だとお味噌も違うし、アンコウも馴染みが薄いと聞いたので 心配してたんですけど、きれいに食べてもらえると嬉しいです』とおっしゃっていた。
20:00過ぎにお店を出て、神栖市の港公園でちょっと寄り道。 ここは周りが工業地帯な上、公園自体は外灯が少ないため 発電所や工場のライトがとてもきれいに見える。
頭を下げたガントリークレーン(通称キリン)。
都内築地近くに宿を取ったOさんを送って 日付が変わる頃にこちらも帰宅。
今年も“ごさい漬け用サンマ”の時期。 (もう何度もごさい漬けについては書いているので、割愛)
以前一度だけこれをしなかった年があり その時は何か指に刺さった棘がいつまでも抜けないような 小さい小さい後悔のようなものが残ってしまった。 それ以来、毎年必ず漬けているわけで。
昼から用事があったため、朝イチで頼んであったサンマ25本を取りに行く。 普段お店に並ぶようなサイズよりは一回り小さいので 1本55円×25本=1,375円。 ここ2年ほど同じ場所で買っているからか、去年よりオマケして下さった。
慌てて帰り、昆布締め用4本を除いた21本を 片っ端から6切れ程度の筒切りにし、ワタをきれいに掻きだす。 余談だが最初に頭を落す際、うまくいけば ワタも『にゅーっ』と出てくる。これが結構気持ちイイ。
それをざぁざぁと洗って血抜きの状態までもっていくのに 要した時間は30分弱。 あまりに集中していたら、写真を撮るのをすっかり忘れていた。 あとは半日流水にさらして血抜きをしてから塩漬けするだけだ。
昆布締めはもっと簡単。 三枚におろしたサンマの腹骨をすき取り、中骨を取り 昆布の間に挟んで半日ほど。 最初はオリーブ油漬けにしようかと思ったが 時間がなかったので、企画変更。
さすがにサンマ25本分のアラはすごい。 毎年これをやるにあたって大事なことといえば “庖丁をよく研いでおくこと” “生ゴミの日の前日にやること”である。
橋の上から見た太陽が、たまたま七色に光っていた。
こういうことはよくあるのかどうかは分からないけれど きれいだなぁと思いつつ暫く眺めていたら 後ろからクラクション一発。
・・・信号待ちの間の 出来事。
|