一日後記

2007年12月02日(日) 持つべきもの。

昨日、2ヶ月ほど工事していた
近所のガソリンスタンドが新装オープンしていた。
それまではフルサービスだったのがセルフになり
24時間営業で、おまけにこのご時勢リッター139円とある。

明日はちょっと遠出するし、いつ値上げするか分からないので
ものは試しと出先からの帰り道に寄ってみることにした。
まぁ満タンにしたとしても10ℓくらいなのだが。

スタンドに車を入れるなり出てきたお店の方が
カードを入れながら使い方を説明し始める。
支払いはプリペイドカードのみであること。
チャージするには現金しか使えないこと。エトセトラ。
まぁ近所だし財布には確か万券があったはずだから
それでチャージしておけばいいか・・・と財布を開いたその時。


・・・札入れには万券はおろか、千円札すら入っていない。


クレジットカードは使えないし、面倒だけど一度家に帰らなきゃ
と思いながら“せめて小銭だけでも”と小銭入れを開くと




天の助けかターバン野口!(再現)


ただ半年以上小銭入れにほったらかしにしていた上
キッチリ折目をつけたそれはなかなか機械が受け付けてくれず
結局お店の方に笑われながら交換してもらうハメになった。


実は家に帰ってから気付いたのだが、私の財布には“緊急用”として
小さく折りたたんだ万券が、札入れではない場所に入っているのをすっかり忘れてた。





2007年11月29日(木) おにぎり。

先日おにぎりを作っていて、ふと母の作るそれを思い出した。


鮭や焼タラコなどは全部ほぐし混ぜご飯にしてから握っていて
それまで何とも思わず食べていたのだが、大人になって
『朝の忙しい時間に手間かけてたなぁ』と思ったものだ。
確か『(混ぜた方が)まんべんなく具があって、おいしいでしょ』
そう言っていたのは憶えている。

2日くらい前、これを作り始めた理由を聞く機会があった。

それによると結婚したての頃、大学生だった父方の叔父が近くに住んでおり
今のようにコンビニもない時代
彼が旅行に行くときに持たせたのが発端だったという。
叔父は全くというわけではないが少々左手が不自由で
具が真ん中にゴロンと入ったものだと
下手をすれば落としてしまう可能性がある。
両手が何ともなければ咄嗟に押さえることもできるだろうけれど
叔父にはそれができない。
だから混ぜご飯にしたのよ と。

なるほどと思った。
もっともその後私ら子供2人が生まれてからは
『小骨が刺さると大変だから』という理由もできたらしい。


料理全般いつも『おいしくなぁれ』と思いながらやってはいるのだが
不思議とおにぎりはその念(?)が強いような気がする。

“手で握る”からなのだろうか。





2007年11月25日(日) 紅葉狩り。

天気もよかった連休最終日(とはいえ相方の休みは今日だけ)
ちょっとドライブも兼ねて長瀞へ。
途中、遠目で見えた山が近くなるとともに
黄色から赤まで様々な色がはっきり見えてきた。
多少道は混んでいたけれど、こういう所での渋滞は
高いビルに遮られた空やコンクリートの中のそれより、苦にならない。


途中『円良田湖』という看板を見かけたので
寄り道してみようと適当にナビを見ながら走ったところ
湖を半周する未舗装路に当たって、ドキドキしながらハンドルを握る。
ここで万一対向車が来るか、行き止まりだったら
かなりの距離をバックするはめになりそうだ。
ただ幸い舗装路に出たので今度は駐車スペースを探そうとしても、ない。
結局そのまま車内から紅葉を眺めて長瀞へ向かった。

ちなみにここ、訪れる人の半数以上は釣り客なので
人が多くても騒がしくなくて良さそうな感じである。


長瀞駅に近いところはどこも満車であったため
歩いて700mほど離れた宝登山の駐車場に止めて
まずはライン下りで川からの景色を楽しむ。
ちょうど秩父鉄道の橋にSLが走っているのが見えたので
澄んだ青空と山の紅葉に赤い橋と黒いSLの“色”の印象が強く残った。
その後は石畳周辺を散策して、駐車場まで戻る途中にある
長瀞町郷土資料館に寄り道。


何度か来ているはずなのに、古い家のこういう佇まいは趣があって
やっぱりいいなと思う。実際住むとなったら話は別かもしれないが。










2007年11月24日(土) おこた。

実家で母がコタツのことを“おこた”と呼んでいたせいか
私も時々この呼び名を使う。


3〜4日前、とうとう拙宅でもおこたを出した。
これは私が一人暮らしを始めた時に買ったものだから
かれこれ18年使っているが、安物の割に丈夫で
コードが断線して換えたこと以外壊れたことがないため
何となく買い換えづらく今に至っている。

が。

足元ぽかぽかはいいとして、困ったことに
そこでうたた寝てしまってお風呂に入り損ねてしまう。
(拙宅では0時以降お風呂場のガスを切る。
 義両親と同居の手前あまり深夜にざぁざぁと水音をさせるのも
 迷惑かと思い、大抵その晩は入らない。)

ふと『コタツは堕落する』と言った知人の言葉が浮かんできた。
明日からはケータイのアラームを設定しようと思う。



そういえば昔のおこたの天板は裏が雀卓になっていたが
今でもああいう天板はあるのだろうか。





 



2007年11月18日(日) 乗りまくり おまけ。

■TREKブースで試乗の順番待ちをしていた時にお見かけした方。




 …おじさん、メット前後逆だって。
 しかし係の方も列の後ろに並んでいた方も何も言わなかったらしく
 そのまま試乗車に乗ってコースに出てしまった。
 誰か教えてあげりゃいいのに。


■自転車には大抵サイズというものがあり、ロードレーサーにも当然ある。
 シート下の部分(シートチューブ)の長さをいわゆるフレームサイズといい、
 一般的には股下の長さ×0.65を目安にする。
 最近はだいぶ女性用のやや小さめのフレームも増えてきたとはいえ
 試乗用にあるのは大抵500〜560mmのものばかり。
 私の場合、520mmのものがベストだが(メーカーにより若干差はある)
 540mmまではあまり苦もなく乗れるわけで、殆どサイズには困らなかった。
 デカ女で良かったー!


■KHSブースで演奏を拝見した立松正宏さんの使われている
 木琴および台はお手製なのだとか。
 運搬に楽なように木琴はすだれのように巻くことができるし
 台は小さく折りたたむことができる。
 ただこの台の脚がすごく細く、少し激しく演奏なさると
 今にもペシャンと潰れてしまいそうで、ちょっとハラハラ。


■自転車本体にしてもパーツにしても今のところそれほど
 換える必要がないため、いいなと思っても買いたいとまで思うものは少なかった。
 しかしブルックスという革サドルで有名なメーカーがあり
 そこで出している革のバーテープが何ともいえず、いい。
 (ロードのハンドルに巻くテープ状のもの。裏に両面テープがついている)
 現在市場に出ているものは殆どがコルク製なのだが
 フワフワした感じがどうも私には合わず、ずっと合皮のものを愛用している。
 まだ交換の必要はないけれど、次換える時は使ってみようかな。


■あちこちでカタログをもらっていたら、最初2kg弱だったバッグが
 5kg近くまで重くなっていた。
 いやー、肩が凝ることったら。


■17:15頃、一日歩き回った幕張メッセを出て見上げると
 そこだけ雲をブチ抜いたような不思議な空。







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