軽井沢プリンスホテル、というのをご存知だろうか。 長野県軽井沢の新幹線南口を降りると直ぐ目の前にあるのが、軽井沢アウトレットモール。それとその裏側に開けているのが軽井沢プリンスゴルフ場。その向こう一帯が軽井沢プリンスホテルなのである。 ウリは「雄大な浅間山を望む高原のリゾートでゆったりと休日を」 文字通りその広い敷地の中には一つ一つコテージが並び、家族連れやらカップルやら熟年夫婦などがゆったりと過ごしてらっしゃる。
今日ワタクシはその軽井沢プリンスホテル(以下軽プリ)へ行った。 勿論。 「バイトの為」で御座るよ。 正確には派遣でござる。ちょっと急な話だったので大変なのだが。
蒼太さんはどちらかというとイベント関連の派遣をこなす事が多いので(単発狙いだからそうなってしまうのだ)、今日もイベントで御座る。 場所はゴルフ場一番ホール(124Yショートホール)。このゴルフ場はセルフで、キャディさんなど居ないのだけれど、そこで待ち構えており、 「このホールはチャレンジホールとなっております♪ ワンオン致しますと、こちらの抽選で豪華商品があたりますので、いかがですか?」 と言う仕事なんですわ。今日は初日なので、研修です。 私はゴルフをやった事が無いのですが、一応ゴルフマンガは読んだ事がある。古くはプロゴルファー猿から最近ではライジング・インパクトまで。空の昴とか。 なので、ワンオン、とかホールとか、一応初めからわかってたんだけれど、皆さんも大丈夫ですな? もしや旗包みを知らないなんていわないでくれよな?<若い人は知らないって(笑) 参加費は1000円。…取るんだよ。タダじゃないんだよ。 景品は特賞国内温泉ペアチケットから残念賞ゴルフボールまで。 本当に特賞が入ってるのかどうかは、蒼太は分りません。入ってると思うけどな…。 1000円って高いとおもうんだけれど。 そこは、ホラ、天下の軽プリのお客様だから。 あ〜〜〜〜〜。凄いよね。財布の紐がゆるいよね。 ありがたや。別に歩合じゃないですが。
ちょこっと案内をして、そりゃ全くお客さんを取れなかったら最悪だけれど、そこはしっかりとやってだな。 時間が空くんですよ。お客さんがひっきりなしに来るわけじゃないので。 暇な時間は何をしていてもいい。といわれかなり嬉しい。 今日は平日だからこうなんだとわかっていても。 明日も暇だとイイナと思いつつ。
では、また明日。
2002年09月19日(木) |
続・眠れない24H/追えば道は開けるものなのか |
そして真夜中。蒼太さんはうっかり居眠りをした。 多分、2,3分だったと思うんだけれど、一緒のチームだった人に起こされた。 ビビッタ…。 チームは3人です。だから一人二時間担当で、一時間眠れるんだね。 T字路の交差点の|の右左に椅子を置いてその交差点を見張っていると思って下され。
その後はMD聞いたりして、気を紛らわせつつ… 救急車のお兄さん(おじさんか?)とお話しつつ…(交差点に丁度消防署があったのだ) 漸く、本当に漸く一日が終わった…辛かった(T_T) もう二度とやるまいと思う…けど。半日のやつだったらまたやるかもね。でも今度はもっと近いばしょでやってほしい。ものすごく遠かったから。
どれくらい遠い場所だったかと言うと、2時間半車を飛ばさねば付かない場所だったのだ。長野に住んでいるせいか、それくらいなら行動範囲内と思える、というのも運転好きだしというのもあるのだけれど。 夜中というか明け方と言うか、微妙な時間に家を出た。 一度も通った事の無い「青木峠」というところを抜けて松本方面へ行こうと思ったのだ。それ以外の道では、実はあの辺はどこも有料道路なので。 青木峠は怖かった……。(T_T) 20数年前にここで殺人があったというのは実際のことでとても有名なお話。 幽霊云々は分らないが、全く持って一台も対向車が来ない。 峠に入ってしばらくしてから、その意味に気付いた。 対向車が通れるほど道が広くないのだ! 途中で幾度 (この道間違ってるんじゃないのか!? 山に迷い込んだか!?)と思った事か。 道路脇の柵が壊れているのを見て (これは走り屋! 走り屋なの! 事故じゃないの!!)と思い込もうとしたことか。 一方通行の暗く狭いトンネルの前で信号機に引っかかったときには、思わず窓を閉め扉をロックした。そして一気に走り抜けた。怖かった。そんなトンネルが二つもありやがりました。 信号機はいつまでも変わらないし。それがまた恐怖心を煽るんですが。 闇を切り裂きひたすら走る一時間半。 久しぶりに自分で自分の運転に酔った。<酔いしれたという意味ではなく。 …松本市は明るかったよ。とっても。
帰りは昼間でしたが、キチンと有料通って帰りました。怖すぎです。あれは。 それに疲れましたしね。流石にそれだけ起きていた後で峠を越えてくる気にはなれません。
***
交通量調査のとき、舞台をやってる人に会った。 私も創作書いてるんですよという一言を、昔は照れくさくて全然いえなかったんだけれど、この日は初めて自分からそれを言ってみた。 そしたら、なんか脚本に使えるかどうか、そういう意味でなんだと思うが、読みたちと言ってくれた。 正直私の書くものが舞台向きとは、捻り方を考えねば無理と思うが、読んで感想を聞かせてほしかったので(どちらかというとこっちがメインかなぁ)ありがたく名刺を頂いて帰ってきた。
一昨日の日記に書いた直ぐあとでのことなので、こりゃまた「追うものがあるときにはおのずと師があらわれる」という私の好きな言葉(でも元の言葉は忘れた。これは意味的なものです)通りだな。と思いつつ。
また、明日。
もうちっとドキュメンタリー番組みたいなタイトルにしたかったな。思いつかなかった。 さて。この日は何をしていたかと言うと。 交通量調査に行ってました。しかもすっげぇ遠い町の…。 時刻は早朝6時から翌日10時までというとんでもないもの。そりゃ労働基準法違反じゃないのか?という叫びが聞こえてきそう。 けれども、拘束時間は24H以上なのに実動は16.7時間くらいなんすよ。つまりそれを2日に分けると9時間以内になるので、OKという。 だけど今計算してみて、それならもっと人を雇えばいいものを…と今更ながらに騙されたキモチ。
さて。詳しく説明しましょう。交通量調査とはそもそもその路を使う人や車がどれ程、どの方向へ向かうかを調べ、そこに新しい道路が必要かどうか、そんな事を考えるための基準のひとつとするもの、らしい。 他にも色々理由はあるそうだけれど、雇った側も「語弊があるといけないので。」割愛すると仰った。 交通量調査をやった事がなかった蒼太さんは、一応これも体験しておこうと思った。(それに金も無いし)上記の理由が理解できただけでも賜物だ。
さて、早朝6時から10時はまず通り過ぎる車のナンバーを全て読み上げて書き写すと言う作業。 一分間に9台くらい通る。それを移していく。私はそのときほど一分を60回くりかえせば一時間なんだと感じた事はなかったよ。 終わってみれば一瞬なんだけれど。書き写すのに必死だものだから。
そして10時から。これが本題です。これからの24時間の交通量を同じ場所に陣取って延々と調べていくのです。ウフフ…気が遠くなりそう。 ま、内容はあれですよ。カウンタもってカチカチ、カチカチと車の数と車種(ナンバーから判断し、大型、小型、二輪と分けます)を調べればいいのです。 2時間担当。そして一時間休憩。多くは語りませんが……辛かったッス。 私は自分の車で行ったから、車の中で一人ゆっくりと寝る事も出来ましたが、どこからか狭いワゴンに載せられてやってきた人々はそういうわけにもいかなかったでしょう。
今思うと! ほんっとうに!! 一時間休むくらいなら、一日で終わらせてほしかった。休みが無いとしても。 拘束時間が長すぎます。それであの給料だったら微妙だよなぁ。
そしてこの作業をしながらこの日の日付は変わる、わけです…。
では、また明日。
|