兎に角日記
三日に一度は兎に角と書いてしまう。

2002年09月23日(月) 夢々忘るるなかれ

蒼太さんはまた色々夢を見始めた。一時治まっていたと思ったんだが…。

今朝は、「ワーズワード」という辞書が最近ほしいと思っていたせいなのか、それの夢を見た。お値段が16800円くらいで、漸く買ってもらった(多分友達か親か、そのあたりに)のに、中を見たらすっげぇ分りにくい医学用語らしきものが書かれていたのだ。しかも大正時代みたいなやつ。
「一.人体とはホニャニャゆえホニャホニャなり。ゆえにホニャをホニャするとホニャになる得る」
とまぁ、こんな事が縦書きに書かれていた。活版印刷だろうかと思っていたら、それまで綺麗だった用紙が、まるでわら半紙に書かれたようなものに変わってしまった。枠線は黒々とハッキリしており、寺子屋へ行った気分だった。
(折角買ってくれたのに、あんまり読まずに終わるかもしれないなぁ…)
夢の中でそんな事を思っていた。

夢と言うのは海馬から大脳皮質にその日の記憶を送る際に、掠め取るように見るものならしい。だからつじつまが合わないし、その日のことが出て来る事が多い。
たまに違う夢を見るときは、整理整頓の最中に、随分空けていなかった記憶の引き出しを、頭の中に居る小人が引き開けて、うっかり散らかしてしまったんだろう、とそう思う。

人の記憶に関する映画が最近いくつか出てきた。
例の、「脳に障害を持ち、30分あるいは一日前の記憶が、端からどんどん無くなっていく」というやつだ。悲しい話だよな。
でも映画になる前、何年まえだったかなぁ。NHKの「人体」ちう番組で、人の心と脳の関係みたいな特番をやっていて、実際その病にかかっている人のドキュメンタリーをやっていた。
泣いたね。
映画で見るのでさえ、辛いというのに、実際に生きている人間のことを見せられたらもう…。
一日の出来事は全てテープレコーダーに取る。新しい友人が出来ても自分はその事を忘れてしまう。騙されても、逆に親切を受けても忘れてしまう。
ただし、その人の場合は記憶障害に掛かる前日の記憶までは明らかで、故に朝起きると、前夜やっていたはずのワールドシリーズか何かの結果が気になってしまうんだわ。
もう何年も前に終わった試合の結果が。

その回をビデオで持ってるんだが、見たいんだけれど、切なくて見られない。

夢を見ることが出来るということは、記憶を蓄積しているということだねぇ。
夢を見るのは好きだし、これって幸せな事なんだなぁと思う。

今日もバイトでした。
ちょっと寝てから昨日の分の日記を書こうと思うッス。
さて。何か夢を見るだろうか。

では、また明日。



2002年09月22日(日) ベルボーイと私の憂鬱

ワシ、自分の母親のこと「おかあさまっ!」って呼ぶ人種に初めて出くわしました……(遠い目)
居るんだな。本当に。この世の中にハハをお母様と呼ぶ人が。
蒼太さんは思いました。
怒っちゃいけない。…と。
この数日、なぜ腹が立つのか良く分らなかったのですが、やっぱりプリンスでゴルフやる人は、お上品ではあるのだが、なんだか…なんだか…ズリィんですよ。
生まれる前からお金持ち〜な生活をしてるんだろな。という感じ。
別にお金持ちになりたいわけじゃありませんが(負け惜しみか!? そうなのか!?)…と思うんだけれど、なんか自分と比べてムッとしているらしいんですわ。

寒い中、じっとしていたら、ベルポーイさんが話しかけてきました。プリンスの中ではコテージが一杯あるので、底に行き着くまでに長い距離があります。ので園内を走る電気自動車(煩く無いように電気なのよ)の運転手は、兼案内役であるベルボーイさんなのです。
その車が通りかかって私に話しかけてきたわけです。
ベルボーイさんは言いました。
「子供を殴ってやろうと思ったことが一度ならずある」と。
生意気〜なガキンチョが居るわけです。つまるところは。
うーん。そうか…。
蒼太さんは納得しました。多分大きくなるにつれてその生意気な所は教育により柔らかくなっていくのでありましょう。しかしなんとなーく生意気な所は大人になってもどこかに残っているのでありましょう。
なんか、ストレスのたまりそうな職場である。
喧嘩ごとがあるわけでもなく、給料的にも満たされ、身奇麗なものだというのに。
と、言ったら。
「ヤクザ来るよ。そんな事無いよ」
そう言った。
そういえば…ゴルフ場にも、明らかに夫婦でなさそうな2人連れが来てるなぁ。なんつって。
…微妙に憂鬱。
主人に恵まれなかった執事さんが、辞表を書いてやめるときの気持ちがちょと分った。
尊敬できる相手ならずっとお仕えしたいものだが、なんかヤな奴だったらそんなのは御免だ。…ということ。
ちょっと眠いんで、なんともいえない言い回しだけれど、すみません、ニュアンスでわかってください。

では、寝ます。
また、明日!



2002年09月21日(土) 人種が違うに違いない。

引き続き軽プリでお仕事です。

いや。今日はお客さん多かった。やっぱり3連休だし、そんな甘い分けないなと思っていたが。でも100人以上来た割には余りチャレンジしてくれる人は居なくて残念。
いろんなお客さんが居ますよ。
胸元をはだけさせた赤いシャツを着た若者がふらふらとやってきて暢気にゴルフやってるのを見たときにゃ、僕ァ真空飛び膝蹴りをかましてやろうかと思いました。
でも、なんかナイスショットだったので褒めたら、可愛らしく照れていたので(外見に似合わず良い子供だ)と思いなおし、やめておきました。
若者…やっぱり親御さんのマネーで来てラッシャルのだろうか。大変お育ち良く見え、なんかすげぇ。違いを感じる。
壮年〜老年の方は大抵社長とか呼ばれ、ちょっとお話などしてみると
「○○(軽井沢の隅っこのほうにあるリゾートスポット)のオーナーなの。三越から買い取ったから…うーん二ヶ月くらい?夏に空けるだけにしてあるんだけれど、私のだから、どうしたていいわよね」
とおっしゃってみたり
「そうだなぁ。『一番古い会社が』45年経ちましたよ。あのときの新卒が定年退職する時の言葉を聞くと切なくなってくるが、いつまでも働かせておくわけにも行かないしねぇ。はは…」
などと…ウフフ。
後者の老人はひ孫までおり、18年続けてプリンスへきてくださっていたそうだが、今年で最後との事。
このコースは簡単というか、身体に優しくできているらしく、本当にリゾートだ。

大概が良い人。言葉も丁寧だし、上品で物腰優しく。
うー……ん。
ここで蒼太も何か見習わんとね。見て覚えるべし。そして何か使うべし。
それは実生活で使うのではなくて、何か書くときに使うってことだけれども。

と、言うわけでこの4日間の日記を一気に書いて見ましたが。
実はこの数字は疲れて家に帰るとパタンキューでしたよ。その代わり朝ちょっと早く起きて別の事は少しずつすすめています。

今もネムイッス。今日はちゃんとご飯を食べてネマス。

では、また明日!


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