兎に角日記
三日に一度は兎に角と書いてしまう。

2003年03月07日(金) 恋の底ぢから

ってタイトルの本があったっけなぁ。恋「は」底ぢから、だったかな? 兎に角中島らものエッセイだったと思うけど、誰かと共筆してたかも。

好きな人に会える月曜日の職場が楽しい、と書いてある、そういう日記を読みました。
三角関係だとか四角関係だとかは嫌いだけど、その日記はドロドロしてなくて、クスっと笑えるほどで気分がよかった。片思いでもいいじゃないですか。素敵です。
恋愛中って、ものすごい力がわいてきますね。
分かりやすいところでいつもより身なりよくなるし、笑顔も良くなるし、なんか姿勢まで正しくなっちゃったり、何よりなにやってても楽しいんだなぁ。

疲れているときは心細くなるのか、誰かに傍に居てほしいと思い、自腹のパワーがるときは、恋愛したいと思っていたことを忘れて、そのときハマっていた諸々の趣味に没頭してしまいます。
趣味もハマればすごいパワーが出るんですが、でも恋愛とはやっぱり一味違いますが。

一目惚れ、というのをしたことがありますか?
私はあります。でもそれでたまたま上手くいったときは長続きしませんでした。
ドギマギして会話が上滑りして、緊張してそれで本当に仲良くなる前にぐったり疲れてしまった。
いつかは、自分も相手も気負わずに、時間と空間が共有できるような人と一緒に暮らそうと思っております。30になっても40になっても80歳になってからでもいいから、そういう人に会えるといいですな。
前は「とりあえず恋愛→結婚で、気が合わなければ別れればいいじゃん(子供が居ないことを前提に)」などと思っておりましたが、丸くなったというか、気が長くなったというか。
時々寂しくても、そういう人に会えるかな〜と思いつつ我慢します。
縁さえあれば、いつか会えるでしょ。多分。
そのときのために、自分を磨いておかないとね、と思えるのも(実行しているか否かは別として/汗)恋愛の一部で、いいところなのかもしれません。

……などと書いていたら、二年ぶりに知人から電話が!!
一体何事かと思って会話していたが、介護福祉関係の企業をやりたいとか何とか。で、「そういえば君(私のこと)はそういうのに興味があると言ってたよね。それを思い出してさ」との話。
二年ぶりの電話がそれ? ……胡散くさい。しかも福祉? あなたそういう人でしたっけ? まさか宗教とかにハマったんじゃないよね!?
そう言ったら返ってきた答えは、違うよ! だったけど、どうだろう。怪しいなぁ……。
話はサクっとお断りした。
かなり怪しいお誘いだったのもあるけど、たとえちゃんとした筋からの誘いだったとしても、介護関連の仕事は正直私には無理だと思うのでやらないと答えただろうと思う。自分のことで手一杯で、人をお世話するような懐の深さが私にはありません。もし肉親が倒れたとしても、私は世話ができるかどうか。
だけど、本当に怪しげな話だったなぁ。計画性もかなりズタボロだったし。
……大丈夫かよぅ……。借金から一家離散何とことにならないでね。

まぁ、電話的メインはコレでしたが、本題はここから。
その話に区切りが付いてから、(電話の相手に)彼女ができたんだ。という話になったのです。
へぇ! と思いました。
日記が呼び水になったのか、柄にも無く恋愛ごとを書いてみようと思ったのは何かの予感だったのか。二年ぶりの電話でそう伝えられるとは。驚き。
しかも一目惚れから始まったんだって。すっごいタイムリーですこと。
なんかはぐらかされちゃって、「一目惚れ→長続きの秘訣」は聞き出せなかった。

そんなわけでもう零時ですわ。長電話しちゃいましたな。
風呂入って寝ます。あ〜明日は朝寝坊しよう!!

では、また明日。



2003年03月06日(木) なんだかぐったり。

木曜日。
疲れた〜〜。
でも今週はあと一日。

***
せいぜい2週間集中して行けばすべての業務をひとさらいできると思っていたが、甘かった。
半月経過した今も、次から次へと覚えることがいっぱいだ。
この間までは喉の辺りまでいろいろと詰め込まれた気がしていたが、今は体いっぱいに詰め込まれ、それをぎゅうぎゅう圧縮しているのだが、隙間ができた瞬間にまた埋められていくという感じである。
まるで学校に通っているようで、給料泥棒をしているような気分だね、と同期の子と話していた。行ったことはないが予備校ってこんなカンジかな。

同期の子とは、仲良くなってきた。同じ派遣会社の先輩とも最近は話が弾む。
いきなり仲良くなるってのはやっぱり無理な話で、のんきに行こうと構えずにいたのが良かったと思う。友人からのアドバイスもあったし。
でもまだまだ。

仕事場の人間と、どう付き合ってる? と確かあれは正月の頃だったか、帰省した折に、久しぶりに会った友人に尋ねてみた。
「まああれだね、違う引き出しを使ってるよ」
違う引き出しってのは、会社用の自分と友人用の自分、見たいな事だそうで、じゃあ会社の人間とは友人になりえないのか。と聞いたら、それって普通でしょうと答えてきた。
まぁね、学校とは違うからね。
それは分かってるんだけどさ。
できれば気を許せる相手がほしいよね。そうすれば仕事が辛くても、休み時間に十分気が抜けるでしょう。

そんなわけでもっと仲良くなりたい今日この頃。
気負いせずに行きたいところ。

では、また明日。



2003年03月05日(水) 家賃は手渡し。

ここのところ人様の日記を読みに出歩いていないのです。本当に毎日見ないと気がすまない面白いおうち以外は。<って行ってるんじゃん!!
でも日記読み日記は地味そうというか、激動の毎日を送っていなくても居られるジャンル(エンピツのジャンルのこと)だし、もう何度かジャンルを変えているので動きたくないなと思う今日この頃。

***
家賃を払いに大家さんちへ行った。
大家さんは隣の母屋に住んでいる、元学校教師のおばあちゃんだ。
やっぱり元学校教師の旦那様と暮らしていたが、旦那さんは昨年お亡くなりになって、寂しそうだ。

大家さんの家は、広くも無い普通の家だが、庭やら玄関にすごく趣がある。
池に鯉が泳いでおり、稲荷の祠が奉ってあって蓮が浮いている。
季節ごとに必ず花が咲いていて、狭い庭なのにうまく作ってあるなと感心することしきり。しかも手入れが行き届いている。
玄関には花が生けてあるし、書なんかもかかっちゃって。
昔は良い家柄であったようで、初七日の日にお邪魔したときには、古いたんすやらなにやら。古文書とかもあるらしい。
重ねて言うが、まったく普通の家である。別に縁側が無くても渡り廊下や離れがなくても、趣ってのはかもし出せるものなんだなぁと思う。

大家さんに家賃を手渡しするのは、毎月の金額が決まっていないから。
どういうわけだか、ウチは上下水道やら電気代やらが共同だったりする。毎月のそれを頭数で割るので、自分だけが節約してもなんの解決にもならないどころか損をするかもしれないというシステム。
なんでだ。たまらん。

だけど大家さんは、尋ねていくときいつも、お土産に何かくれる。
今回も仏壇に上がっていたらしき果物をもらった。あと羊羹。
夏の終わり頃には食べきれないほどのそうめんを毎年。
別に貰いに行っているわけではないので、「ちょっとまっててね。持ってって」といわれて玄関先で待たされるのはちと居心地が悪い。
でもまぁ、そんなときにいろいろと、上のような情景を見ているわけなんですよ。

大家さんちの庭は本当に理想だなぁと思う。と、そんな話です。

では、また明日。


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