兎に角日記
三日に一度は兎に角と書いてしまう。

2003年03月25日(火) ムニャムニャとつぶやいてみる。

さて。海外(アメリカ)に住む人たちの日記を読んでいると、どうやらあっちでは報道規制が激しくなってきているらしい。
大統領の意見に反対であるという意見を述べたミュージシャンは、大統領フリークな人々に槍玉に挙げられ、前言を撤回したらしいし、デモなんかは道路封鎖で報道がなされないようにされたりであるとか。
そういう事ってなくならないものなんだなと思った。
というのも。
戦争が起こるなら、「やめよう」という声が必ず上がり、政治を動かせると思っていたから。
それが21世紀ってもんなんだろうと思っていた。

甘かったな…。

さて日本がアメリカ側につく理由は、そりゃ勿論、戦後の条約により、アメリカに守ってもらっているからだ。
本当ならもっと圧制をしかれていてもおかしくなかった日本が、今の状態でありえたのは、経済成長があったからこそなんだそうで。経済成長があったので、アメリカも日本に一目おかないわけには行かなかったんだって。
ひとえに戦後のおじさんおばさんたちが一生懸命働いてくれたからなんだね。
ありがとう。おっちゃん、おばちゃん。

というわけで。侵略こそされなかったものの、アメリカの支配の下(というと語弊があるんだけど)日本でのほほんと育った私たちの世代は、それを感じずに育ってきた。
日曜日、テレビで見た総理の言葉から、
「なぜ」日本はアメリカの肩を持つのか。
の答えを捕らえられた人はいるのか?

そういう意見の日記もとても多い。
そして答えを書いておいてくれる日記も多い。世の中博識な人たちはいっぱい居るので、私も助かる。
小泉さんは現時点ではマトモな行動をしたといえる。と言うことらしい。
とすると、マトモでないのは、彼に反対している他の党なんだけど。ところが。
気持ち的には、世の中の人はみんな戦争なぞしたくない。アメリカの肩ももちたくない。
珍しく政党の言う事が世論と一緒だから、すばらしく民意を反映した行動をしている。
はっ、はは〜ん。(笑)


でもたとえばもし。
日本はアメリカには肩入れしないぜ。
でも自衛隊の強化もしないぜ。
戦争だってもちろんしないさ。
武力的な助けも要らないよ。

といったら。どうなるんだべ。
どこかの国に吸収されるんだろうか。
それとも、世界が日本を狙って争うようになるんだろうか。
それとも、意地でも戦わないという姿勢が、互いを牽制させて日本が生き残ることができるだろうか。




コレでなかなか日本がすきなので。
いよいよ他の国と一緒になって、日本という国の名が無くなるとなったら、
それはちょっぴり嫌だなぁ。

SF映画や漫画のように、本当に国境が無くなって「地球人」が現れる時が来るとしても。
日本が無くなるとしたら、割り切れない寂しさが残るだろう。
こう考えてみると、国の名というのは、そのまま文化で。
残していこうとがんばりさえすれば文化が無くなるわけでもないのに、名前が無くなるだけで、薄れて、細かくなって、どこかに散ってしまう気がしてしまう。

まったく、「名」は「そのもの」

いつかは。
「私ですか? 私は地球出身です。」
と言ってみたい。

そういう日がいつかは、くるんかなぁ。

では、また明日。



2003年03月24日(月) 地雷を踏んだらサヨウナラ

♪ちゃらららっ ちゃらららっ だっだっ
♪ちゃらららっ ちゃらららっ だっだっ

浅野忠信が見たいばかりに東京まで行った映画「地雷を踏んだらサヨウナラ」のメインテーマサントラが上の曲。<わかんねえって。
映画自体は、「一ノ瀬泰造っていうか、浅野忠信が見れました、キャラ的には満足です」というカンジだったけれど、この曲は凄くいいなと印象にのこっていた。
その後特に戦争に関係ないドラマやバラエティや、ノンフィクションでも、よく使われるようになったので、私のセンスもまぁまぁじゃないかと思ったもんだ。

さて。
地雷を踏んだらサヨウナラというのは、戦場カメラマン一ノ瀬泰造を描いた作品。というか、「アンコールワットの写真を撮りに行く。上手く撮れたら東京に持って帰る。けど地雷を踏んだらサヨウナラ!」と戦下の彼が日記に残した言葉。
実際に彼はアンコールワットを目指し、行方不明になってしまうわけだが。(死後9年たって死亡が確認された)
戦場カメラマンといっても、若くして太く短い人生を過ごし、この言葉を残したからこそ、本が出されたり映画になったりもしたわけで、写真自体は、ドキっとするようなのはそこそこかもしんない。

やや、ちょっと前置きが長くなった。
今回の戦争で、どうやらカメラマンたちは一箇所にまとめられ、軍の護衛つきでしか撮影もできないらしいんだが、無許可のカメラマンというのは、今回まったくいないんだろうか。と思ったわけです。
危険と隣あわせなわけで、お奨めするもんではないのだけれど、報道規制がされていることといい、
「アメリカよりの画面ばかりで、われわれはどうしても中東戦争のときの情報操作を思い出してしまうのですが、それも戦略のうちとして流しているわけですか」
「勿論こういった場面を見て、私たちはアメリカならばアメリカばかりが優位な場面ばかりで、操作されていることを感じるわけですが、それでいて本来の映像は手に入らないわけですから、中東の時よりもずっと情報操作が発達してきているということですね」
(↑何時だったかのニュースで言っていた。上手いこと言うなと思った。)

あ〜イライラしますな〜。
アメリカの自己正当化発言といい、見え透いた嘘だと分かりきっているのに、やっぱりニュースは見たい。それで
「本物のマグロ……のはずなんですけどねぇ? どうなんですかねぇ」
と板前さんが首をかしげるのを見ながらまずい寿司を食べさせられてるみたいで気持ち悪!!

だれかすっぱ抜いてくれないですかね、最前線の本との様子を。
でも、本当の映像が流れるのは、もっと未来になってから(たとえば次の戦争が始まってから)と相場が決まっているんですね。

最近鼻で笑うような思いばっかりだよ。


では、また明日。



2003年03月23日(日) OMC窓口について

OMC窓口
「あやかし荘奇譚」を3/26日(水)午後10時にOPENします。
定員は1〜4名です。
どうぞよろしくお願いいたします。

***
相当久しぶりのOMCですね。
クッハ−! 大緊張!!
本当にどうぞよろしくお願いいたします。


***
土曜・日曜と人様の日記を読んだり、ニュースを見たりでいろいろ考えたり情報を集めたりしていた。
戦争が始まったんだなぁと思うと同時に、平和についてとか世界情勢について語り合うなら今が旬! とばかりにいたるところに意見が書かれていることと、19.20をピークにして、やっぱりもうみんな日常に戻って居ることを実感した。
そういうものなんだろうな、と思った。

では、また明日。


 < 過去  INDEX  未来 >


ご感想をどうぞ。




そうた [MAIL] [HOMEPAGE]

My追加