兎に角日記
三日に一度は兎に角と書いてしまう。

2003年09月20日(土) 太極拳/最近読んだ本

ああ、9月は殆ど日記を書かずに終わってしまったなぁ。8月も書かなかったけど(遠い目)

予告(?)通りに太極拳の見学に行ってきました。
見学だけではなく入会してしまいました。家から練習場はちょっと遠いし、他のサークルに比べて割高でもあったんだけれど、つい、勢いに圧されて。まぁ、今月分の講習費は要らないって言うし、通いきれなくなりそうだったり、曜日の都合が合わなくなったら、お願いして地元の他のサークルさん紹介していただければいいな、位に思ってますが。

さて、朝9時。武道場を訪れるとどなたもいらっしゃいませんでした。電話で本部に問い合わせた所では、9時から練習開始という事だったんだけど…。
武道場の管理人さんに聞くと、大体毎週10時からだって。ガセネタだったんか……。
暇をつぶしに図書館へ。武道場とはほぼ隣あわせという所は◎。どうせ毎週行くんだしさ。
借りていた本はまだ一冊読み終わっておらず、CDも満足に聞いていなかったので、適当な薄い本を読んで暇をつぶす事にする。


***
最近読んだ本の内訳
・嫁洗い池  芦原すなお  :推理ものとして読まなければ。あまり好みではないな△
・神の守り人 来訪編・帰還編  上橋菜穂子 :前作に比べてしまうとまぁまぁ。○
・ふしぎなくつ      ポランチェスカ:小人の扱いが結構面白い…そこだけかな。△
・四季のピアニストたち[上] サマータイム 佐藤多佳子 :切なくて爽やか。私がこの手の↓
・四季のピアニストたち[下] 九月の雨   佐藤多佳子 :やつを読むとは珍しい。○
・ぼくは きみの ミスター  トーマス・ヴィンディング :なんかこの犬腹が立つ(笑)○
・アンブラと四人の王子    ?? :かなり面白かった。王女様ものがお好きな方に。◎
・バドの扉がひらくとき  クリストファー・ポール・カーティス:気持ちよく終わった。○
・人魚の島で    シンシア・ライラント:静かに心地いい。◎
・天国に近い村   シンシア・ライラント:ふと手に取ったら上と同じ人の本だ。○
・ベンとふしぎな青いびん〜ぼくはアスペルガー症候群 キャシー・フープマン
  :「ふしぎ」が明るくて、さらっと面白く読める。◎
・エルマーとりゅう ルース・スタイルス・ガネット
  :初めて読んだ。エルマーが格好いいと聞いたんだが、飄々としたカンジだね。○


殆ど子供向けの本ばかり。で、今日読んだのは「砂のゲーム 僕と弟のホロコースト」という本。ウーリー・オルレブ作。
この人はナチスドイツのユダヤ人虐殺を、凄く運よく切り抜けた人で、児童書としてその時のことを書き、何冊か出版している。大体が、知恵を絞って生き残った少年の冒険モノとして読めるから、小さかった頃にはドキドキしながら読んだ。
小難しく書かれたナチ時代の考証ではなく、僕はその時どこそこに居て、こうしました、周りはこんな状況でしたと書かれる方が、ずっと頭に残る。そして想像もできるから、今は小さかった頃よりも色々と考えさせられつつ読んでいる。
アンネの日記の、アンネとは棟が隣同士だった(面識は無く、後から判明)のだが、彼は裕福な家庭の息子だったこともあり、パレスチナへの移住権を取っていたことから移送され、寸でのところで助かった様子。
こんな風に、何冊か読むうちに、あの本とこの本が繋がってんだなと分かっていくのも、歴史系の本を読む楽しみかもしれない。
でもこの本は普通くらいに面白かっただけでした。

***
10時、道場に行くと柔軟が始まっていた。どこの国のか分からない(中国語?)まったりとした音楽に合わせてストレッチ。見学していると、どうやら以前習ったやつと同じ系統らしい。助かった。これなら途中参入でもなんとか付いていけるかも〜と思っていたら、おばちゃんの一人に勧誘された。
結局、上記のように入会する事になったんですが、なんか来週の大会にも出ることになってしまった。……ああ、トホホ。そういうの大嫌いなのに断れなかった(参加費はタダだからとか何とか)。大会ねぇ……なんで人前でやらなあかんのやろ…。そういうテンションがものすごく苦手なので、やりきれないですが、皆と仲良くなるためと思って頑張ってきます。

後半の練習には参加して、思っていた以上に体が覚えていた事が分かりましたが、やはり方向転換や体重移動は思い出せなかったし、なんせそれでも入門〜初級編。
最近やる気がでなくて出なくて困ったもんだったんですが、こっちが本命。マイペースで行こうと思います。

では、また明日。



2003年09月19日(金) ルールについて思ってみる。

夕べの映画(キス・オブ・ザ・ドラゴン)は、後半ちょっと恐ろしかったなぁ。人殺ししまくりで、日記に書いたことを後悔しそうになりました。
殺してしまった後に、なんとも言えない切なそうな顔をするシーンが、一コマ入っているか居ないかだけで、主役の印象というのは随分変わるものです。そういった意味では、やはり殺しを良しとはしていないんだなと分かるのですが、あの役が刑事であることを考えると、やっぱりちょっと殺しすぎ。刑事よりは殺し屋みたいに思えてしまいました。

***

ところで、私が好きなスポーツは、一部(フィギュアスケートとか)を除けば、殴り合って流血しそうだったり、一瞬間違ったら命取りみたいな、格闘技やレースです。ところが、私には別に、血を見るとか、喧嘩を見る事が好きな訳ではない。人が死んでしまうのを喜ぶような趣味も無い。
あえて言えば、見ているときのドキドキ感が癖になっているんだとおもいます。
それは、バスケでもテニスでも、見ていれば同じようにドキドキするわけですが、それは、格闘技を見ている時とはまたちょっと違うドキドキ感。手に汗握る……もちょっと違いますね。息を呑む…も、どのスポーツにもあるしね…なんだろう。

最近思うのは、スポーツの中のルールについての事。
というか、まずルールがあってそれからスポーツなんですよね。どんなスポーツでも、ルールが無ければ面白くないし楽しめない。
何も知らずに突然殴りあう所を見せられたら、ただの喧嘩だし、人が突然跳ねだしたり、前に進めばいいところを後退してみたり、トップを走ってたのに車庫に車入れちゃったり(笑)されたら。ええ!? みたいに思う。
あれがルール、これがルール。ルール違反をしたら点を取られる、負ける、失格になる。
私が、命がけの格闘技やレースを、凄くドキドキしながらも、どこか心の隅っこではすっかり安心してみていられるのは、ルールのお陰なのだなー。と。
なのに、安心しながらも、やっぱりドキドキワクワクしてしまうのも、ルールのお陰なんだなーと。
そりゃ、どんなスポーツも、がちがちにルールを固められて、ちょっとしたお目こぼしもお茶目な悪戯も無い様ではつまらないんだけれども。

んでね。何が言いたいのかって言うとね。
スポーツにはルールがないと面白くないというのは、皆分かってる事なのに、どうして交通ルールとか、生活のルールとなると、途端に嫌がるのかなって事なのね。

や、別に何かいやな事があったって事ではなく。たまにはまじめに頭を動かそうと思っただけ(笑)

「ルールに縛られるなんて格好わるいし」とか。
「ルールなんて糞食らえ(死語?)」とかでルールを無視するならば。
そっちの方が格好悪いと思う。

やるならね、
人に迷惑ではなく、人を傷つけないで、人を時には喜ばせる事が出来るルール違反をしてみましょう。
あくまでも試合を壊さずに楽しんでいける範囲でね。
そういう事が出来る選手は時々居るねぇ。きっとルール違反のモラル(変な言葉……)を持っているんだろうね。

選手と観客と審判に共通したルール違反のボーダーライン。


では、また明日。



2003年09月18日(木) キス・オブ・ザ・ドラゴン

「キス・オブ・ザ・ドラゴン」
地上波初登場? 楽しみにしてたんだー♪ わーい(*^_^*)
今半分見たところですが、凄く好みのストーリーですわい。悪は悪。もうこれ以上ないほど悪。同情する余地なし。そして主人公はなるべく人を殺さない。これって気持ちよくアクション映画を見るには結構大切だと思うですよ。
シリアスに、悪の心理もどうして悪になったかも描き込まれている映画も好きですが、たとえば今回みたいに、ジェットリーのアクションを思う存分見て、格好いいところ全て頂き! というのを見たい時には、悪は悪で居てもらった方が助かるのでございます。
ジェット・リー。顔も好きですが、なんでこんなに好きなのかな、と考えてみたところ、いい加減何年も見てるのに一向に歳を取らないとっつあんボーヤな所? なんとなく母性本能をくすぐられるんですが。それって私だけでしょうか。(心配しなくったって十分強いしね)
今一番好きな俳優さんだと思います…今更だけど。

むっ!? なんかいきなりヘッドフォン(近所があるのでいつもつけてるわけですが、耳悪くなるかも)の調子が直った??
もう2年も片方からしか聞こえてこなかったのに、突然両方から聞こえるように。
キス・オブ・ザ・ドラゴン効果?

あ、来週プラトーンか。戦争モノで苦手だけどいい映画なんだよね。
ウィレムデフォー見られるし。
見てみようかなという人には、彼の脇毛が無いっつー所に注目よ☆

では、また明日。


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