夕べやってきた友人は、本当は朝早く帰る予定だったのだけれど、都合がついて今日一日家に居る事になった。 私は学校へ行っている間に朝しっかり起きられる癖がついていて、友人はパン屋に勤めているので普段からとても早起きだ。ずいぶんゆっくり寝ていた気がするけれど、外のまぶしさに耐え切れず起きだすと、8時くらいになっていた。 友人がバレーボールを持っているというので、朝食を軽く摂った後、散歩兼花見兼バレーをやりに出かける事にした。 雨の後の外の空気は最高に澄んでいて、気持ちよい。川べりはずっと菜の花で覆われていて対岸には桜が咲いてる。 今年の春は、春を満喫しているなぁ……。 春と名のつく、もしくは春に関係する歌を、歌えるところだけ大声で歌いながら(一般の人が通勤中だが、気にしないのだ)行く。「春よ来い」などスタンダードなところから「桃色吐息」まで。 公園につくと、まだ足元に水溜りは残るものの、風もさほど強くなく、空は薄水色、一面桜が満開で、鳥は桜の枝の間を追いかけっこなんかしてました。 そして、高校以来やっていなかったバレーボールは。 トス。思った方向へ飛ばない。突き指をしそうになる。 アンダートス。痛い。 一番長く続いて5回が限度だったので、あっさりあきらめた。 私も下手だが、友人下手だった。彼女も、そのバレーボールをバレー目的ではなく、フットサルの練習用に買ったんだから、仕方が無いと思ってほしい。 ボールを抱えてまた歌を歌いながら帰り、風呂に入っている間に、友人が、彼女の勤めるパン屋の他支店に勤務している女性を誘い、その方と一緒に花見に行く事になった。今回は本格的に、ちょっと遠めの場所にある、とある山まで。 そこは、厚焼き玉子がとても美味い所として有名で、関東平野が一望でき、桜の季節はワンサと人が集まる場所だ。だが、幸いにも今日は平日。昼間の花見には最高の集中エー所ンである。実際、山は人もさほど多くなく、両サイドに桜満開の花のトンネルも、毎年のように渋滞に巻き込まれる事も無く通り過ぎ、ちょっとあっさりしすぎていたくらいだ。そういえば、去年だったかおととしだったかの今ごろも、ここに花見に来ていたはずだ。日記を後で読み返してみよう。
同行した、友人のそのまた知人という女性とは初対面だったのだけれど、なんだかとっても付き合いやすい人で、あっという間に仲良しになった。会う前には深刻な悩みを抱えている人だとか言う噂を聞いちまったもんでちょっとだけビクビクしていたが、そんな事も無く、団子を食べ。ところてんを食べ。桜餅を食べ。フランクフルトを食べ。麦茶を飲み。とりそぼろ弁当を食べきれずに残し……。うえっぷ。
ところで、出かける前に友人が、今日はせっかくの花見なんだから思い切り春らしい、かわいい格好をしようと言い出して、昨日買ったばかりのカットソーに袖を通し、お化粧した。そこで友人が美味い事、この間切りすぎて短くなってしまった髪を整えてくれたもので、なんだかとっても、なるほどカワイラシクなった。 これは、部長に見せてあげたいなぁ……などとオトメらしい事を考えてしまったのは無理も無い。でも同時に、見せたからってウンともスンとも言わない姿がありあり思い浮かぶのだけれども。 花見の山は、神様を祭っている山で、頂上に神社がある。お参りして、おみくじが安ければ引いてくっか。と、山道の階段を上りはじめた時に、 メール来た。何気なく取ってみたら、部長じゃん!! 『明日、釣りにいこうか?(原文ママ)』 いきなり「ヤッター!」と叫んだので、友人と、パン屋の人はかなり驚いていた。 速攻で電話をして確かめると、例の釣り仲間も一緒でも構わないなら。という話でしたけれど、もしその仲間とやらがNGなら、もしかして二人っきりですか。 ……とか思ってましたら、S君からメールきましたよ。どーやら彼も誘われたようで。(ぬか喜びばっかりしてるな〜) でもS君は明日来られるかどうか分からないと言う事ですわ。
来るな。 ……いや、やっぱり間が持たないから来てほしい。 ………やっぱ来てほしくない。…かも。
では、また明日。
2004年03月30日(火) |
面接 / 蟹食べ放題 / 恋愛ごとのお話とは |
前から気になっていた会社に、面接を受けに行った。 やり手の女社長が経営するシステム開発会社で、実務経験など不問と言う所がとても珍しくて、更に、仕事の関係で和歌山県に住めるかも! というのがまた面白そうで良いな〜と思っていたのです。 面接の前に、一般常識と適性検査があり、実際の面接で会った女性社長はとても雰囲気の良い、さっぱりしたカンジの人だった。 もし雇ってもらえたら、システム開発者兼初心者向けPCインストラクターとなるですよ。 勉強しなおそうと思いました。
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姉の彼氏さんのご両親が、どこか北のほうへ行ったとか言う話で、蟹を一杯お土産に盛ってきてくれました。 「蟹だ」 「蟹だね」 「ゆでてあるからもう茹でなくていいんだね。解凍して食べればいいんだね」 「そーだねー」 蟹か……。何年ぶりかな〜。 ていうか、二人でいっぴきの蟹を食べられるなんて、生まれて初めてじゃないのもしかして。 とすると、それは一体どれくらいの量を食べられる事になるのか。よく分からないまま、我々は蟹に手をつけた。 「…うま」 「……ウマ。」 「いてて。トゲが刺さる」 「うまく身が出てこない」 「………美味い」 よく、蟹が出ると言葉少なくなるといいますが、ウチはすごい喋りながら食べていたような気がします。興奮してたんでしょうか。 途中で彼氏さんからの電話がきたので、ウマイッス。とだけコメントしておいた。
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さて、ところで姉の就職が昨日突然決まった。今日は初出勤だったのだが、どうやら着ていく服に困っている様子。夜も遅いしすぐお店は閉まってしまうかもしれないが買いに行こうかという話になった。私もまだ一着も春の服を買っていないし、よく考えてみれば秋の服も冬の服も、買わずに一年過ごしてきたのだから、そろそろ何か自分のために買ってもいいだろ。 夜のアウトレットモールに足を運ぶと、人影まばら。雨も降ってる。そこで一着、ピンク色のカットソーを買った。今までの自分では買わなかったような感じの服だけれど、ちょっと痩せたのと、今週末ちょっとした用事があるので。 その折、友人から電話がかかってきて、酒を飲みたいんだという。 「いいよ。ウチで飲んでウチに泊まっていけばいいよ」 もうちょっと早く電話してくれば、蟹が酒のつまみだったのにね。勿体無い。 だが、その時私は忘れていたのだ。 明日、もし晴れたら福島まで行ってサイクリングの予定だった事を。朝6時半には家を出なければいかんかったんだけれど。 思い切り雨がふっていたので、てっきり明日も雨だと思って友人を連れ込んでしまった。結局、断ってしまった……。まぁいいや。金曜日でもいいらしいし。 友人は、8ヶ月前に分かれた彼氏の事が忘れられないらしく、最近いきなりカラオケに生きたいと言い出して、歌いながら泣いたりだとかしており、青春だなーとか思いつつも心配だったので、うん、放っておけない。 午前1時くらいまで飲んで寝た。
では、また明日。
2004年03月29日(月) |
待たされた / 夜桜見物 /お誘い |
姉が私の車に乗って仕事の面接に行ってしまったため、、昨日に引き続き死ぬほど部屋を掃除して(汚れっぷりに耐えられなかった)、午後から自分もハローワークへ出かけることにした。 ところが、どういう具合か私のカードが他のカードの下になってしまったらしく、小一時間近く待たされて、そんで、流石におかしいな〜と思って声をかけてから漸く、あ、すみませんここにありました。という風になった。 いや、暇っちゃー暇だからいいんだけれど、でも、何もせずに待つ時間というのは勿体無ぇなー。 明日面接行ってきます。
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夜桜見物に行ってきました。夜になって、友人から電話が来たからです。昼のうちに 『暇になったからあそんでくれろ』とメールしておいたせいでしょう。 おりしも、ウチの裏手の桜は満開。白い花がしっかりふっさりもっさりした感じで咲き乱れ、今日を逃すと明日は雨だというし、どーにかして花見に行きたいな、と思っていたところでした。 一人で行くには、花見というのは寂しいもので、本当は夕食を食べ終わったら、姉でも誘って近所を一回りしてくるつもりだったのですが、姉は私よりも彼氏さんの方が(当たり前ですが)大事なようで、ご飯を食べたらどこかへ行ってしまいました。 見物場所は、隣の市の中心にある小山です。友人の嫁さんに言わせると、あんなものは山じゃないとかで(黒磯出身だから、山のスケールが違うみたいだ/笑)小山と書くのももしかしたらNGかもしれない。山じゃなくて丘だと言ってたっけ……。 平日という事で、まだあまり客も居ない。何年ぶりかに行ったので、駐車場が有料になっていたり、何か催し物をするためらしい建物が増えていたり、ちょっとした池ができていたり、道が整備されていたりして、結構びっくりした。 この小山(丘か?)は、この辺に住んでいる子供ならほぼ誰もが遊びに来た事のある場所で、整備される前のままであれば、崖のぼりやかくれんぼなんかが楽しめる、ちょっとした冒険の地だったんである。 少し寂しいけれども、新しくきれいに開発されなおした、駅前からの眺めやら、なにやらも町の新しい姿なんだなと思えば、わくわくする感じもある。
桜は、満開のものもあれば、8分咲き位のものもあった。まだ夜店も出ておらず、裸電球と、デフォルトの外灯が並ぶだけの公園は、桜を楽しむというよりは、思い出とか雰囲気を楽しむような、そういうものだった。
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明後日、もし晴れたらサイクリングに行こうと。 ……S君からメールが来た。 部長だったら良かったのに〜〜〜。とは思いつつも、福島まで行って会津の町をふらり散策なんて、そんな面白げな事を言われたら、もちろん行きますともさ! でも、明後日は木曜日? 私の誕生日…? なんか、Hさんちで桃鉄リベンジって予定ではなかったでしたっけか。その予定でいたんだけれども、そういやHさんから連絡ねーなー。 と、確認を取ってみた所、ちょっとまずい事がおきていた。Hさんちの愛犬が、病気なんだそうだ。Hさんはその子を目の中に入れても痛くないほどにかわいがっているのです。こればっかりは、なんとも言葉のかけようがなく。こまめにメールしよう、と思いました。 が、結果、私の木曜日の予定は空いてしまった。 んが、桃鉄リベンジには、確か部長も参加するはずだった。部長に確認を取らねば。 そしたら 「木曜日は、釣り友達と釣りに行くんで」 という返事が。 あー……。(遠い目) ハナから来る気なかったんか……? そうなんか? がーん……。、
では、また明日。
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