兎に角日記
三日に一度は兎に角と書いてしまう。

2004年05月31日(月) テレホーダイ

光ファイバーの空き待ちをして、そろそろ一年が経とうとしているわけですが、引越しシーズンの3月4月を過ぎても、さっぱり音沙汰なしなので、はぁ……無駄な時間を過ごしたなぁと思いつつも、ようやくテレホに加入しました。

何年ぶりだろ、テレホなんて……。
というわけで、久しぶりに日記をリアルタイムで書けるようになります。
(と、いっても。この時点でPCがウイルスにやられていたので、今日は実は6月13日)


やっぱり、日記はその日の内に書かないとだめだね〜。

では、また明日。



2004年05月30日(日) オイル交換

車のオイルは定期的に交換しないと、エンジンの調子が悪くなったり長持ちしなくなったりするわけですが、「定期」をとっくに過ぎているにもかかわらず、その事実に目を瞑っていたわけです。

たいしたこと無い金額とはいえ、出費は出費。とか言って。

でも、いい加減目を瞑りきれないくらいオーバーしてしまったので、ようやく行ってきましたイエローハットに。
店員さんの態度がとても迅速かつ丁寧で満足。


見た目は、ホコリだらけの愛車だけれども、中身だけはスッキリリだ。
ごめんね、辛抱させて。とエンジンをかけてみる。
気のせいか、エンジン音が軽く聞こえた。

では、また明日。





2004年05月15日(土) 旧友に会う/「ペイ・フォワード」

本を返しに図書館へ出かけた。
最近はどうも集中力が無くて、ほんの数冊の本も、ヒマがあるくせに読みきれずに返す事が多くなっていて、今日はもう、読みかけのシリーズものの続きを一冊だけ借りればいいやと思ったのだけれども。
ふと、先日書いた、「竜太と青い薔薇」という本を読み直してみようと思い立ち、児童書の書架のほうへいってみた。
けれども、書架には無かった。
一体どういう話だったか。思い出そうと思っても思い出せない。気になる。
ちょっと手間は掛かるけれど、検索して書庫にないかどうか確かめた。
あった。じゃあ、司書さんに頼んで出してきてもらうか……。
カウンターに行き、分類を書いた紙を提出し、一旦そこを立ち去ろうとして顔を上げた瞬間に、司書さんの顔が見えて、あれ、と見直す。
高校時代の友人であった。
よく図書館で好きな本について話し合ったり、映画を見に行ったりした友人である。
といっても、心底親しかったわけではなく、本の趣味も微妙に違い、映画の感想もいつも当り障り無く、でも嫌いじゃなく、好きなタイプの子。
ああそうか、司書になったんだなぁと、会話を交わしながら不思議な気持ちになった。
そうか。ここで会うなんてなぁ……。

もしかしたら、自分も図書館司書になっていたかもしれない。と思うだけに、なんだか少し羨ましくて、でも変わってないなぁとか、こっち(自分)は思い切り気の抜けた格好でいたりしたもんで、照れくさいのもあったりして、それに、こっちに戻ってきてからこうしてちゃんと顔を覚えている同級生に会ったのは初めてで、どういった態度を取っていいのか良く分からなくてぎこちなかった。

二人きりでまた食事でも。とメール交換をしたけれども、またこれが微妙で。
二人きりよりも、もっと沢山人数が居ないと、本当に駄目(どうして駄目なのか、どう駄目なのかは、うまく言えない)かもしんないが、とてもまた会いたいと思った。

***
いまさらながらに「ペイ・フォワード」を見る。
最近CD/DVDが一本99円という素敵なレンタル屋を見つけたので、借り放題だ。
といっても、上記の通りなぜだか集中力がないので、ここ最近は音楽CDばかり借りていたんで、久しぶりの、お金を出してみた映画。

なぜいまさら見てるんだといわれると、「シックス・センス」がブームになって、あの時の主役の男の子がまたすぐ主役に抜擢された、と言う事で、あの子には本当に演技力があるのか、それともブームだから監督が採用したのか……なんて、この映画は面白いんだろうかと斜に構えていたもんで、ずっと手をだしていなかったんである。
つまり、流行モノには手を出したくないという、良くある話。

で、さっき見終わった。泣いたよ。
いや、お涙頂戴のラストシーンでも確かに泣いたんだけれども、それよりも最初の頃でジンと来たね。ペイ・フォワードが地道に実行されていると言う事に対して感動した。

ペイ・フォワードとは、自分が受けた親切を、他の誰か3人を助けることによってその輪を広げて行こうという、主人公が発案した案である。
どっかで聞いた事がある、どころの話じゃない。
この映画ができるよりずっと前に、私自身が他の人からしてもらった事と、言われた台詞そのものだ。
別に、3人の人に親切に、なんて人数の指定までは無かったけれども。

この映画のCMを見たときからその事は頭にちらついていたが、実際に見てみて、寸分たがわぬものがあり、さらに捻りも無かったので、ははぁ、なるほど、で終わってしもた。この、ミミ・レダーという人が監督した映画は、人を感動させるのがうまいとは思うが、どうもいつもインパクトに欠けていて、大どんでん返しですら、今までにどこかで見たようなものが多い。
その割に、いつもそれなりにウットリしてしまうのは、女性監督であるせいか、恋愛重視であったり、人と人との係わり合いの描写重視だからかもしれない。

まぁ、5点満点だったとしたら3点くらいの出来栄えであった。

では、また明日。


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