2004年08月08日(日) |
ベッド付き漫画喫茶 / 『アイ・ラブ・ビース』 |
8月7日の日記をここに書いとったわ。寝ぼけてたんだね。
夕べ、ネオロマが終わったあと、おいしい中華料理屋さんで、自分にしては珍しく金に糸目をつけず美味しいものを食べまくり、満腹になって外に出たら、当然終電は無くなっていたので、どこかに泊まって帰ろうと思った。 常ならば、女性も泊まれる浅草のカプセルホテルが大好きなのだが(あの狭い空間やら、やさぐれた雰囲気や、受付のおっちゃん’Sの親切さがGOODである)、今回は別の方法で夜を明かしてみようと思った。 漫画喫茶である。
はるか昔、長崎旅行へ出かけた帰り、台風の直撃に遭ってしまい、東京駅からの新幹線が出なくなり、動けなくなったことがあった。そこで私はかろうじて動いている山手線に乗って、御徒町の漫画喫茶で夜明かししたのである。その頃は漫画喫茶はめずらしくて、山手線に乗るたびに窓の外に見えていたあの喫茶店、いつか機会があったら行ってみようなんて思ってたのである。
しかし、その漫画喫茶、行って見たらやってなかった。店舗自体はあり、24時間営業と書かれているにもかかわらず、シャッターが下りていた。つぶれたのかな。 仕方ないので浅草へ向かい、向かう途中で看板を見つけた。 「24時間営業スーパー銭湯 浅草ROX○階 朝9時まで2300円」 お。カプセルに泊まるより安い。しかも、ゆったりたっぷりの〜んびりだ。 そう考え、着替えもないがROXへ向かった。多分仮眠室とかあるだろう。
なんといいますか。 普通に喫茶店に入って朝まで居たっていいとは思うんですよ。でもね、その時間が勿体無い。文庫本でも持っていれば別ですが、何もなかったし、それなら新しいことを体験したいでしょう。
しかし。 ROX前に発見。漫画喫茶。 しかも特別ルームでベッドもある、シャワーも浴びられるときたもんだ。 流石浅草。家に帰れなくなった人が利用するのかしらと思いながら入ってみる。入り口には力尽きたように寝ている人と、怖げな兄ちゃんと、真夜中なのにフットサルでもやりそうな兄ちゃんたちがいた。 (そういえば、東武浅草線の地下からどこへ出るんだったか、怪しい地下通路があるんだよね。一杯人が寝てるところ。でも浅草は最近、路上や店舗先で寝てちゃいけない事になったらしく、昔よりずっとそういう人が少なくなった)
特別ルームは、漫画喫茶の中に3ルームのみでした。最後に空いてた一つを借りて、入ってみると、一応個室にはなっているものの、鍵とドアの隙間が結構大きくて、寝ているところが通路から丸見えになってしまう。 冬ならコートを掛けられるけれど、今は夏。何もないので、持っていたバックから財布と携帯だけ抜いて、ハンガーなど利用しかけておいた。 敷布は薄いマットレスがあるが、掛け布団はなし。テレビ付き。 他の部屋には何があるかというと、定番のネット環境などらしいけれど、驚いたのは。 シャワー室を探しにうろうろしていたら、仮眠用ルームというのが別に設けられていたこと。ベッドはないが、部屋全体が暗く、『仮眠用ですのでお静かに願います』という張り紙が。 これ、親切だよねぇ。何もベッドルームじゃなくても良かったかなと思った。 シャワーは、使うことを断念。なんつーか普通のユニットバスなんだけれど、個室のすぐそばにあり、誰でもその前を通れるので、ちょっと気が引ける。 脱衣所みたいなのが、あったかなかったか……どうだったかな。
ベッドルーム、和室、他2種類の部屋が、朝までは1890円だったかな。普通の席は、1280円だったと思います。ホント、カプセルよりずっと安いよね。漫画はもちろん読み放題だし、ドリンクフリーだし。
読みたかった漫画「NARUTO」「バトルロワイヤル」「ワンピース」「味いちもんめ」「アイシールド21」の新刊を読んでから、敷布をかぶって寝た。
*** 朝方、帰るや否や、学校へ提出物を届けに出る。それから友人と映画に。 『アイ・ラブ・ピース』という映画で、地雷で足を無くした少女と、日本の義足技術者の話。 忍足さんという女優さんが出ていて、これは昔見た『アイ・ラブ・ユー』という映画に主演で出ていた、聾唖の女性である(聾唖、は使ってもいい言葉でしたっけか……大丈夫か?)『〜ピース』は、その作品から続く3部作のひとつなんだってさ。
うーん、感想としては。微妙かなぁ。頑張って作ってるし、忍足さんの演技も上手いんだけれど、唇が読めるようにでもしてあるのか、役者さんたちの言葉が棒読みでな。 ストーリーもちょっとアレでな。 でも泣いたんだけど。
50点。かな。手厳しいか。
忍足さんは、TV番組でも見たことがあったっけ。「人類の母を捜しに」とかいう企画で、世界中の人々は、9種類のDNAに大別されるそうで、その9種類をたどっていくと9人の女性に行き当たるのだそう。 この番組は面白かった。 サイエンスミステリー(フジテレビ) それで、忍足さん本人のDNAを分析し、彼女のルーツを探してカザフスタンまで行くんである。 知っ得情報(フジテレビ) ホームステイをさせてもらって、色々な体験をし、涙の別れ……となるわけですが、結構見てた人は多いんじゃないかな。
このサイエンスミステリーは、第三回が忍足さんで、第四回が早老症のアシュリーちゃんの話だった。泣けた。泣いたぞあの話は。 アシュリーちゃんは今も生きてるだろうか。 強い子だったなぁ。
お、話がずれた。ずれたがこのまま終わろうと思います。
では、また明日。
2004年08月07日(土) |
トランポリンミュージカル / ネオロマ夏ライブ |
ネオロマの夏ライブに急に行くことになって、朝早くから電車に乗って横浜へ出かけた。 そんなに早くなくてもよかったのだけれど、どうせ横浜まで行くんだからクイーンズスクエアでちょっと買い物など、と思ったわけです。
久しぶりに訪れた横浜は新しい路線などできていて、みなとみらい駅を降りたとたんにクイーンズスクエア付近地下3階。慣れなくて、案内所で店舗パンフをもらった。 とりあえずお昼をと思って上に上がると、いつも通りかかるたびに何かしらイベントをやっていて気になっていた、「クイーンズサークル」という場所で、3時から「トランポリンミュージカル」というのをやるという。無料だというので食事の時間を合わせ、大体30分くらい前に席について開演を待った。 トランポリンといえば中田選手。筋肉番付なんかに出てましたね。時々ニュースなんかでも見ていましたので、ポスターにある「プロの選手」の謳い文句に、出るかな? と期待したが、残念ながら、彼は出演せず。
さて。 司会のお姉さんがやってきて、今日の催し物はトランポリンと音楽をあわせて「海の冒険物語」をやりますという。
まず、二人の若者が現れる(Tシャツハーフパンツ姿)。海に出ていた彼らは嵐に遭う。 嵐の表現をトランポリン上でやるのだけれど、競技と違って両足をそろえたりせず、空中でじたばたしながら背中や腹で落ちたり跳ねたりする。 うわー。すげーなーと思っていると、どこぞの島へ流れ着いたらしい。すると原住民が現れる。こっちは若者(ハンサム)と生え際がちょっとヤバいけど若者のはず、な人。 まず二組はトランポリン上で追いかけっこを披露してみせてくれて、そのあとで「仲良くなったようです」とかいう無責任な司会の下ジャンプ勝負とやらに。 すごいね、男性のトランポリンは。二階席があったんですが、そこまで余裕で飛べる。トランポリンにもシンクロという種目があるようで、このうちの二人はたしかその世界大会出場選手だと言っていた。 そして、そのジャンプ勝負を見ていたのがもう一人の出演者、どことなく篠原涼子似のお嬢さん。彼女の演技もすごかったけれど、女性なのでジャンプはやっぱりさほど高くない。体重とかも影響するのかな。 そして4人の男性は、この女性に惚れてしまい、一人ずつ彼女にジャンプでアピールすることに。 一番すごかったのは原住民の男性の片割れで、若い方。個人的には生え際さんの方が好みなんだけれど、若い人は背も高く、身体の切れもよく、見ごたえがあった。特に屈伸から伸身に伸びるときのきれいさが抜群でしたね。 けど、女性に選ばれたのは海から来たほうの、ちょっとゴツイ感じのお兄さんでありました。 そして。島に暮らしてしばらく。海から船の汽笛の音が。 帰ろうとする若者と、帰るのをためらう若者、涙を流す(が、本職が演劇ではないのでちょっと笑ってしまっている)お嬢さんと、二人の行く末を気にかける島の二人。 が、若者は島に残る決意をし、大団円。
というお話でした。 分かった限りでは、原住民の役をやった若者二人の名前が、長島さんと加藤さんだってことだけだ。 トランポリンを生で見る機会なんてめったにないので、どうぞおひまでしたら。 知る限りの情報では今月15日までやってるみたいです。日に3回公演かな。平日と土日祝では時間が違いますので気をつけて。
*** さて、それから海でぼんやりすること二時間近く。港ではでかい魚が跳ねていたがいったい何の魚だったのか。 会場の外にはあいかわらずコスプレ姿のお嬢ちゃんやら神子様たちがいましたが、怪しいおっさんが寝てる振りして足やら腰やら携帯で撮影してたぞ、気をつけろ! 露出があるのは神子さんだね。
んで、ボーとしてたら今回は遥か2のセフル(名前は違う?)の格好をした友人がやってきた。おお! なんか裁縫の腕が格段にあがっとる!! すでにきちんとした服のようだ。金のカツラまで買っちゃって!! もともと腰が細いから少年の姿でもばっちりだね。 写真とらせてもらって、会場入りして、久しぶりにグッズなどなど見て。 そうかぁ……世間は遥かとアンジェエトワールなんだなぁとしみじみ感じた。 一応、エトワールの衣装になったヴィクさまのシールなど買ってきたよ。他の人の衣装があんまり好きじゃないのもあったけれど、胸元の鎖? を除けばカッコウ良い姿でよかった……。ホッ。 そしてライブ。 残念ながらエトワールの曲がほとんど分からず。でも、いつぞやから始まったという、ブラディ・ルビーの生演奏がかなりノリとリズム良く、歌を聴きつつもそちらで楽しませていただきました。 上手くなったなーと思うのは岩田さんなどで、相変わらず上手いなーと思うのは高橋さん。森川さんも相変わらず抜群の歌唱力。 そして立木さんは。 ……ちょっとふざけすぎ。 もう、ネオロマイベントというよりは声優さんイベントになりつつあるのだから、仕方ないのかもしれないけれど、シリアスな歌までそんなふざけた調子で歌わないでほしいと。 そう、念願かなって「Mountain Road」を聞く事ができたんですよ。でも、一番すきな曲だけに、ちょっと手厳しい意見になっちゃった。
もう、アンジェ発売から10年がたつということで、声優さんたちの声質も、変わっていないようで意外と変わってきているようです。エトワールやトロアをやりこんでいない=聞きなれていない身としては、なんか、しっくりこないなーという事が多かったかもしれない、今回のライブ。 2001年のメモワールがいまだに忘れられないです。
でもその分、次のメモワールには期待しているんですけど……。
では、また明日。
2004年08月06日(金) |
八木節踊ってきましたぜ |
群馬県桐生市と、栃木県足利市が、八木節発祥の地と歌われているそうです。 今日は初対面ながら一応知人の分類になる方に誘われて桐生市の八木節祭りに行ってきました。 いやー。毎週毎週祭りですね。今年はアホのように祭りづくしですね。
群馬県民はどうやら八木節にただならぬ情熱を持っているらしくて、小学校では授業でもやるため、群馬県民はすべて八木節を踊れるそうな。本当かしら。 知人は八木節の連(のようなもの)に入っており、頭に乗せる白と紫の縞々の紐(のようなもの)と、背中に連の名前が入ったはっぴを貸してくれました。 連の会長が神田結びという帯の巻き方を教えてくれて、さあ、八木節初体験。
といっても、この桐生八木節祭りでは本来の正統派八木節(正調というらしいですが)と、アレンジされた八木節があるそうで、私が混ぜてもらうことになったのは後者です。 大通りにはやぐらが幾個所か建てられており、連はその周りに円を作って踊る。
♪おはらしょうすけさん 朝寝朝酒女が大好きで それで身所をつーぶした。 ハーァ もっともだ もっともだ ♪(ここに何か歌詞があったような) いーや違う いやそうだ あ・それ いーや違う いやそうだ ♪やんちきどっこいしょ まつりだ まつりだ 桐生のまつりだ ♪ハッ ハッ ハッ ハ ハッ ハッ ハッ ハァ! やんちきどっこいしょ
という感じ。踊りに夢中になっていたので、正確ではないと思います。 小原正助さんのことなんだろうと思いますが、連れて行ってくれた知人の話では、元は会津の小原正助さんの歌詞のはずだそうで、朝寝朝酒「朝湯が」大好きで、というのがそちらの歌詞らしいです。 そーいえばそんなの聞いたことがあったな。
とりあえずは足さばきから練習して、ついていけるようになったら、足さばきを派手にすれば自然に手も付いてくる。腕も身体も全体で踊れるようになったら、気持ちよくなってくるっすね。 雨ががんがん降ってましたが、大丈夫大丈夫。踊ってればなんともないし、むしろ汗がごまかせて丁度よろしかったです。 にわか八木節使いにさせていただきました。
祭りは今日から三日間です。どんどん盛り上がっていくと思いますので、お近くの方は……きっともちろん行かれるかとおもいますので、少々遠方の方でこういうお祭りがあることを、もしご存じなかったら是非遊びにいらしてください。 連によっては、輪の中心は無理ですが、外の輪の中でなら法被がなくても踊ってよいらしいです。
帰りにファミレスに寄って、いろいろ話し込みました。
では、また明日。
|