実家に大変、大変な事が起きて。 もうなんといったらいいか‥‥。
裏サイトURL申請へのお返事終わりました。 計274人 今日一通着たので275人だけどお返事はまだですすんませんです。 トータルしたら、リターンメールは20%くらいでした。近年のはほぼ100%相手方に届いたようなので。 あとは、名前も知ってる、連絡したい、なのに届けられていません、というような方が数人います。 お心あたりありましたらご一報くださいませ。
っかー‥‥! 色々、あったんすよもぅぅぅ‥‥。 どないせいと言うんでしょう。
思いきり愚痴って誰かに甘えたい気分ですよこっちだって。
では、また明日。
2004年11月27日(土) |
凄く久しぶりの日記なりね。 |
裏URL申請は、2003年の半ば位まではなんとか送信済みです。 改めてメールくださった方、有難うございます。 新しく申請してくださった方も、有難うございます。
2001年頃のメールは流石に50%位は、相手に届かず返ってきてしまいますねぇ。今回は、ちゃんと表を作ってあて先不明とか、メルアド変更とか、書いて頑張ってますが、これ、最初からやっとけて感じですね。 2003年になって、戻ってきてしまう率が30%をきりました。 hotmailを使っている人たちは、ずっと同じメルアドかもしれませんが、他の人たちはきっと、流石に何年も同じってわけにはいかないんでしょうね。
思い起こせば2002年の秋に、裏サイトの申請してくださった人が、50名を超えました! と、はっちゃけ企画なるものを催させていただきました。 裏的作品を広く募集したのですが、その折には、沢山の方にお世話になりました。 今は連絡先なども分からない方が、いらっしゃったりするのですが‥‥改めて有難うございます。 今も作品は残させていただいていますが、なんだかいい思い出です。
200名を越えたら、また企画として短期間募集しましょうか、という話もありましたが、今はもうだいぶ前に、200名というラインも過ぎまして‥‥や、過ぎたはずですが‥‥イベント、しないできてしまいました‥‥。や、その‥‥すみませんです。
今回のことで正確な数字が(私が紛失してしまった、2002年9月半ばから、2003年五月頭までのメールを除いて)出ると思うので、そしたら、ココに書いても‥‥あんまり意味はないかもしれませんが、書いておこうかなと思います。
だいぶ日記も放置してしまったので。 これから思い出せる限り書きたいと思うのですが〜〜。 色々楽しいことも面白い事もあったのに、もったいないなぁと思います。何年ぶりですかね、こんなに長い期間、日記を放置してしまったのは‥‥。
では、また明日。
2004年10月30日(土) |
劇団☆新感線 「髑髏城の七人」 |
10月16日に観にいった、劇団新感線の「髑髏城の七人」の感想をモロネタバレになるか、伏字諸々入りつつなのか、劇には触れずに感じた事だけ言うか分からないが、今更書いてみようと思う。 ちなみに今は、劇団新感線。☆のマークはどこに入っていたか悩んでいる。 劇団☆新感線。だったか、劇団新☆感☆線だったか‥‥ここまでしつこくは無いはずだ。
兎に角もう、二週間近く前のことになってしまった。必死で思い出せ自分。パンフレット(3000円。かなり出来がいい。衣装など見所もあるし、解説や出演者達のコメントなども読み応えアリ)買ったんだからそれもみながら思い出せ。
当日、会場は有楽町の日生劇場でした。隣の宝塚劇場にはいつだったか来た様な気がしていたのに、なんだか記憶が曖昧で、本当にここだったかしら。と帰り道思ったのは内緒。 高速バスに乗っかって二時間。バスが遅れてしまって少し焦ったけれどなんとかちゃんと待ち合わせには間に合って、昼ごはんは美味しいパスタやさんで。二時間近く喋り続けて席を占領したけれど、ゆっくり出来てよかった。昔と違って体力がないので、こういう風に動かないともう辛い今日この頃。
さて、日生劇場はJR有楽町駅から結構遠かった。同行者に道は全て任せきり。後をついていって。向かいの帝国ホテルでトイレを借りて(ゴージャストイレかと思って緊張してたら一般客も一杯居てそうでもなかった)さて、入場してみれば人人、さすが人気の劇団だけあって、繁盛してる匂いがする。 実際開幕した時に辺りを見回してみたけれど空いた席は殆ど無かった。
髑髏城の七人、については、せめてストーリーのあらすじだけでも見ておくかとネットで検索し、個人的な感想などは決して見ないようにして出かけたけれど、同行者が買ったパンフレットを覗き込んで「一体どんな劇なのよ」と思う。 あっさり時代劇(シリアス)なのかと思っていたら、隣の宝塚にも負けないじょ。という程の濃い化粧(ただしビジュアルバンド系)をした人々が、絢爛豪華かつ、格好よく、あでやかな着物やら甲冑やら身につけて、パッチリ映ってるじゃないですか。
この時点でのキャストのイメージ。 玉ころがしの捨之介・天魔王‥‥市川染之介 この時点で正体ばれてもいいのか。でもむしろ潔くて安心できるかな。どの役をするかは確かにもう、ネットで知っていることだし、みんなもそういう事なんだろう。現代劇とは言わないけれど、この人はどういう演技をするのかな? 沙霧(さぎり)‥‥鈴木杏 声が印象的。いつも走り回っているイメージだ。唇とか可愛いよね。出演してた映画「リターナー」は、観なくてもいいやと思った映画なり。 無界屋蘭兵衛‥‥池内博之 グループの中で、見た目によらず静かにしている人。そうか、舞台にも出てるとは聞いていたけれど。 極楽太夫‥‥高田聖子 同行者が言うにはこの人古株の良い女優さんらしい。生粋の舞台女優さんという事になるかな。どういう人なんだろう。 狢穴二郎衛門‥‥ラサール石井 他の俳優さんたちの名前はこの時点ではいまいち分かっていなかったので、目に付いていた。本物見るの初めてだなー。くらいか。
さて。劇が始まりまして。 いきなりですね。ハリボテの地蔵さんが目を光らせて、出てきたもんで。 笑っていいやら引いていいやら。新感線見慣れている会場の人たちは大笑いしてるんですが。 こんないい劇場で、このギャグ!? と思ったですホントのところ。学校演劇見たい〜とか思って。 でも、物語が進んでいくうちに、全然気にならなくなりましたけれど。 ま、地蔵さんが何で目を光らせてるかって、そのお供え物を取った百姓らしき男が出てきたからなんですけどね。 この男がストーリーテラーみたいな役目をするのかなぁと思いながら見ていた。 ここからの話をきっちり書くと、とても間に合わないのではしょりますが、話はどんどん進む。
国が豊臣の手で統一されつつある時代。 関東だけが、髑髏城を根城にした、天魔王率いる黒甲冑の武装集団「関東髑髏党」に支配されていた。
彼らに追われる沙霧(いうなれば「あずみ」のような格好をした少女)を狢穴(ぼんやりに鋭い刃を覗かせる浪人姿)、そこに通りかかってた捨之介(女は大事にしろや。な、着流し色男)が助け、無界と呼ばれる色町に連れて行き、極楽太夫他の女の中に隠してやろうとする。 そこに太夫たちを取り巻く面白チーム「関八州荒武者隊」があらわれ、若い頭のこぶしの忠馬(佐藤アツヒロ。金の蓬髪、パンフでは高下駄に反り刀。舞台では踵にローラーの付いてる靴‥ヒーリーズを履いて)を中心に、太夫たちに絡んで踊ったり歌ったり滑ったり、騒いだり。 捨之介を恋敵と思ったか、チャンバラ始めたところに、無界を取り仕切る蘭兵衛(青地の着物にかけた白の薄衣も色っぽく)が登場。捨之介と顔見知りと分かる。 さて、ならゆっくりするかねというところに、沙霧を追った髑髏党。 切った張ったが始まって。髑髏党の甲冑からはロケット発射。その辺に居た鳥が焼き鳥になり、香ばしい。
そこに、ものすごい効果とものすごい甲冑を被った天魔王の登場だ。 捨之介、蘭兵衛と、浅からぬ因縁があるらしきことを呟くだけ呟いて退場し。 一同、混乱の中、なぜ沙霧が追われていたのかというちょっとズレているけれど確かに気になるところに注目し。 沙霧が髑髏城を作った一族の生き残りであり髑髏城の設計図を持っていると知る。 彼女が言うに、髑髏城のカラクリを漏らさぬために天魔王に殺された一族の敵を討ちたい。との事。 実はウチらも、天魔王に一族殺されたの。という太夫たち。 ここで、天魔王はどうやら、関東のみならず全国を支配したいと思っているらしい。そしてここまでの悪者オーラそのものに、恐怖支配でやってきているらしい。という事が分かる。 この辺りだったか‥‥最初にお供え泥棒をしていた百姓がひょろりと出てきて、忠馬の兄の仁平だと名乗る。忠馬はホントは百姓の出で、村の女の子を守るためひと悶着して飛び出したらしい。今はそんな忠馬を慕った手下達と一緒に暮らしてるんだね。 ふんどし一丁に短着物の仁平を黙らせるため、思い切りカン○ョーした後の、仁平の悶えっぷりが見事である。
紆余曲折ありまして。みんなで天魔王を倒そう!ということになった。 捨之介は、あのゴツイ甲冑を切る事の出来る刀を探しに、鍛冶師カンテツの元へ。 このカンテツ、師匠ガンテツの技を受け継ぎ、濁点も受け継いで途中からガンテツと名乗る。人の名前を覚えず、捨之介を池田と呼び‥池田だったと思ったが‥斬鎧剣のことを田中と呼び続ける愛すべき男‥‥。 太夫たちは、無界を守るべく南蛮鉄砲を出してきたり、裾に針金が入ってSFなミニスカートを履いてみたり、そんな太夫たちに、忠馬たちは台所仕事を仰せつかって立ち働いたりで仲がいい。 しかし。 捨之介がカンテツの元へ行って居る間に、無界は襲われ太夫と忠馬のみが生き残り。忠馬の姿を見た兄仁平が味方し。 蘭兵衛は、いつのタイミングだったか、髑髏城に単身乗り込み、術をかけられ傀儡と化す。 重要人物かと思われていた狢穴は、徳川家康お忍びの姿と判明。活躍するかと思いきや、無界から拒絶され。
沙霧、太夫、忠馬、仁平、捨之介、カンテツは髑髏城に乗り込む。 え。あと一人は誰かって。だって髑髏城の「七人」ですものね。 いるんですよ。初めは忠馬の仲間。裏切って髑髏側、更に裏切ったり乗り換えたりで、なんとも申しがたいその名も「裏切り渡京」という、そろばんがお友達と言う男が。 狭霧は、髑髏城の図面が頭に入ってる、実は設計者本人である天才。 裏切り渡京は、沙霧に喝を入れられて、そろばん(大)を構えて応戦。 太夫は、唐鉄砲に勝気な美人。 忠馬は、拳の〜と付くだけあって、実は背負った刀は抜かずに素手で。 仁平は、先祖譲りの鍬を華麗に振り回し。 カンテツは、捨之介に寄り添って、切れの落ちた刀を、戦闘の中軽やかに研ぎ(とぐんだよ! そのために居るのだよ!) そして捨之介は、カンテツの助けを借りて、百人斬りの殺陣を。
や、長かった。 それぞれの見せ場あり、殺陣あり、ドラマありで。
捕らわれた蘭兵衛と、天魔王の会話により。 蘭兵衛が、実は、信長の側近森蘭丸であること。 天魔王と捨之介は、それぞれ信長の影武者であった事、が判明するのだけれども。 こっそり外国と手を組んで豊臣に対しようとしていた天魔王、その策ならず、外からは豊臣に命じられ、徳川の軍勢が迫る。 天魔王、これ策を練り直すべし! と逃げを決める。 全てを知る部下達を皆殺しにし、捨之介を捉え、自分に替わって死んでもらおうとするが。 沙霧たちに、なり代わりを見破られて。
捨之介と天魔王は、最後の勝負!
勝負の末に、捨之介は傷を負い(色々すでに負ってたけど)、天魔王は高笑いしつつ 「外に迫り来る徳川の軍勢、このままでは納得すまい。させるためにはお前(捨之介)の首は必ず必要云々‥ざまーみろ」と言った。 「諦めない! そんな風には!」 みたいな狭霧の台詞の後。、髑髏城からの脱出を決めた七人の姿が舞台奥、スモークに包まれて背後からライトに照らされ。 スローモーションで、殺陣をしつつ、逃げの場面。
暗転。
色々ありまして。 狢穴こと徳川家康の前に、狭霧以下膝を付いて並ぶ。 狭霧:「ここに天魔王の首あり。豊臣からの報奨金、いただきたく」 服部半蔵:「殿、しかしあれは‥‥」 殿:「金を渡してやれ‥‥。これ以後、私の前に二度と姿を見せるな!」
殿、退場。狭霧達は、怪我を負ったものの無事な捨之介を囲んで、騙してやった 騙してやったと、喜び。 捨之介だけが、果たしてそうかな‥‥? とポツリ一言。
そして、それぞれ、報奨金から分け前を頂いて、それぞれの道へ‥‥ エンディング。
‥‥‥って、全部書いちゃったじゃないかー! 二時間もかかってるよ。(途中でテレビみたりしてるけどな!)
ん〜、書いていて、思い出せないことが沢山あって、そういうシーンは、つまりはインパクトが無かったんだなと。 全員で天魔王を倒そう! とするところのきっかけとかは‥‥沙霧と、太夫にははっきりした訳がある。一族殺されたし。それと助ける忠馬は、太夫に惚れてるからでしょ。忠馬兄は、忠馬とともに、一念発起。 でも、捨之介の気持ち、一人で先に行ってしまった蘭兵衛の気持ちは、今整理すればよく分かるけど、ちょっと描写が足りなかったかも。 飄々と、天魔王の事を見ぬふりをして生きてきたなら、捨之介にも蘭兵衛にも、今までを思い出し、気を入れ替えるシーンがあったら分かりやすかったかも。や、でも、それがないから捨之介なのかなぁ。 天魔王は、蘭兵衛と信長のつながりを羨んで彼をそばに置きたがったみたいだけど‥‥恋愛感情があったのかな。 なぜ、二人を殺さず手元に残そうと思ったか‥‥二人にサポートさせるつもりだったのかもしれないけど、いまいち、いまいち‥‥。
でも、全体的に面白かった。何せ笑えて。 カンテツが最高でしたね。次が二平で、その次忠馬。 忠馬が、佐藤アツヒロという名前で、つまりは光GENJIのあの人だと思い至ったのは、舞台を見てから数日後のことだった。同行者よ、言ってくれよ。 道理で、ヒーリーズなんか履いて滑るはずだ。道理で、花道を戻って走る時口ずさむ歌がガラスの十代だったはずだ。こんな風に舞台に出るようになってたとはね。 貰った役も生き生きとしていて良かったし、これからもちょっと見守ってみようかな。 カンテツは、もう、間の取り方が絶好調にすばらしい人で、兎に角この人の舞台はまた見に行って見たいと思った。
役者として、ドキっとしたのは池内さんかな。あんな色っぽいとは思っていなかった。仕草も静かでしなやかで、たまんなかったです。血を飲まされて舞台の上でのたうつシーンがあるんですが、あー、口元がにやけそうになりましたとさ。 鈴木杏の印象は変わらず。頑張ってんな! と言う感じ。 市川さんは、なるほど流石に立ち居振る舞いは素敵だなーという風で。こういう色男の砕けたようなのもちゃんとできるんだーとなぜか感心。鼓を打つシーンもあったよ。
新感線の舞台は、前々から面白い、面白いから絶対、と聞かされ続けてきて、今回こうやって、偶然にもチケット譲ってもらっていく事ができたんだけれど。 それだけ面白かったら、ハマったらヤバイなぁと思っていて。 で。 やっべーなー‥‥色々つぎ込んでしまいそうだなぁ‥‥と思いつつ。 お金が無いのと、今のところ舞台熱は前ほどではない事、東京は近いけどやっぱり出るのに少し面倒、などあって。 少しお金たまるまでは、傍観、注目、しておこうとおもいました。
以上! 感想でした。
では、また明日。
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