北海道在住。20代半ば、家族構成は存在感の薄い祖父、自転車屋を営むやさしい父、おっとりした母、どうしょうもうない叔父、自分、年の離れた弟、妹で、福祉施設勤務。女性。 北海道弁(イントネーションはでも沖縄ぽい)を操り、「兵ちゃん」という名前の元走り屋・現交番勤務の熱い男(父親も交番勤務で、熱い)が幼馴染で彼氏。
問題の叔父さんはちょっとズレている50代、メガネにくたびれたスーツに、ちょっと後ろ頭がはげていて無職。最近経営難に陥った居候中の自転車屋を守り立てるべく、つい昨日、「貸し自転車と自転車置き場を経営してはどうか」と線路内に進入し、黒ペンキで、「○○自転車店、自転車置き場貸します」と駅舎に大きく書いてしまった。
問題になって、幼馴染が出てきて怒られて、でものほほんと「叔父さん、しょうがないね」にっこり。とすると幼馴染もしかたねぇな、という顔をする。
……の、ような夢を見た。 幼馴染の男性と、主人公の女性はかなりラブラブしてました。 面白かったので、続きが見たいです。
では、また明日。
2005年03月29日(火) |
ローレライ / 史上最低のレガッタ |
31日までのタダ券を一枚貰ったので、一人で観に行ってきました。「ローレライ」 や、なんていいますか。 「役者はいいのに」「観るんじゃなかった」でした。
ネタバレあらすじ。 戦艦イ507は、ローレライと呼ばれるナゾの敵探査システムを搭載したドイツからの最終兵器として日本に持ち込まれた。艦を任されたのが、特攻に反対する意向から「弱虫」と呼ばれている絹見(役所さん)だった。そして船員たちは寄せ集めのはみ出し者ばかり。 広島に原爆が落とされ、次の原子爆弾投下を阻止することを目的に、彼らはテニアン沖へと潜行する。 そして潜行途中に敵船に発見され、やむなく使用した最終兵器とは、敵艦隊・地形を寸分の狂いも無く表示立体化させる、現システムよりはるかに性能の高い「Nシステム」というものだった。しかしその実体は。 水を媒介にした精神感応能力を持つ一人の少女を媒介にした、人体兵器だったのだ。
前情報なしで行ったので、期待していたのは、もうちょっと、こう…ギリギリの圧迫感というか。 水圧にきしむ船体、ギリギリでかわす魚雷、狭い船内の息苦しさ、破損部から漏れ出す水との格闘・閉まる防水壁に滑り込めるか! そして終戦迫る日本の状況を知らず、孤立する一機の潜水艦に残された乗員達の人間模様! みたいな。 いや…それは一応あったんですけど。
なんちゅーか、SF(ファンタジー?)だったんだー…へー…。みたいな。
原作を読んでいないのでなんともいえませんが、映画よりは漫画向けだったと思います。 フジテレビと東映が合作したそうで、出てきた俳優さんは、いつものメンバー。 役所さん以外にもいい役者さんは出ていて、国村準さんとか、キレた演技がうまい堤真一さんとか。 ウォーターボーイズから流れて、妻夫木くんと佐藤君。ヤナギバさんも泣かせどころで出てきた。重要な役どころなのに、現代風が抜けきらない妻夫木くんと、そうそう重要な役どころじゃないのに、最後に向けていっぱい出させられて、ひいきされてしまってむしろかわいそうな佐藤君。
CGはいまいち。別々に見ればかなりいいんだろうけど、合成のところで何か間違ってる。 ストーリーは多分、自分と同じ期待をして観に来たらしい人にはガックリだ。初老の男性がいたが、さぞかし驚いていたことだろう。
…タダで観たのにここまで言うのもどうか…。でも、これでも手加減したつもりですすみません。
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「史上最低のレガッタ」を読みました。私がスポ根漫画(そしてソレを取り巻く人間模様)にハマったきっかけともいえる塀内夏子さんが最近書かれた、青年漫画全3巻ですな。 最近マラソン漫画「ROAD」でやっぱり感動させていただいてましたが、更にマイナーなスポーツ「レガッタ」で来るとはお流石でございます。 レガッタといえばラグビーで有名な早慶戦ですけど、王道には走りませんよ。舞台は少年院。
あらすじ。
さまざまな問題を抱えた少年たちが、寄せ集められてきた山間の施設では、9人一チームになり、レガッタをこぐ。スタートから1500メートル離れた水門が開いているうちに潜り抜けることができれば、罪状を問わず社会に出ることができる。 ただし、水門があいている時間はスタートの合図からたった6分間。日本記録とほぼ同じスピードでこぐことができなければ、脱出は不可能である。
まず、「あいているうちに通り抜けられたら社会に」っていうところが漫画だっと言うのは分かってるんですが、そこは兎も角、まずバラバラだった9人がレガッタに乗ろう、漕ごうという風にまとまるまでがドラマ。 神経性の万引き常習、子供虐待などなど、一人一人に過去があって、それをサイドストーリーとしながら、自分と自分がしたことを見つめなおし社会にもう一度出て行こうとする勇気が今。みたいな。 施設には、レガッタに乗ることをあきらめてしまう少年たちも居るし、記録が6秒に近づくほどに、臆病になってしまう子もいる。
なんていうか、「ROAD」も落ちこぼれたチームが努力によって羽ばたく様を、一人一人のストーリーを追いながらつづっていく、というものだったので、つくりはまるきり一緒なんですが、塀内さんは「できない子」を描くのが凄く上手く、彼等がまっすぐ前を見詰めたときの視線とか、ところどころにある独白の台詞がたまらなく心に響く。 狙ってるのかもしれないが、狙い撃ちされている読者がここに。
最近三国志をあの絵柄で描かれているのを本屋で見つけましたが、塀内さん独特のキャラクターで描かれていましたね。賛否両論色々あるみたいです。
ちなみに今年のレガッタ早慶戦は4月17日テレ東で放映される模様。
早慶レガッタ公式サイト
私もその年毎に、運が良ければ観てますが、レースを放映するだけではなく、チームメイトたちのドラマが観られるので、そこがいいですよ。 コックスの人が激痩せしていく様とか‥‥キャプテンがプレッシャーと戦う様とか、レギュラー争いとか‥‥見所たっぷり。
是非。
では、また明日。
終了式でしたね。一年間が(生徒にとっては)終了です。 後は部活を見守ったり、備品集めしたり、こまごましたことを終えればおしまいです。むしろやることがないので、丸一日勤務などしても仕方ないので、これから3月31日までは、半日勤務も多くなります。ま、自分で決められるんですけどね。
終了式と同時に離任式が行われました。 私たち非常勤、もしくは特殊な講師の離任の式です。 てっきり31日にやるもんだと思っていました。 スーツで来ること、壇上でスピーチをすることは連絡されていたのですが、それが25日の式であることを、同僚さんが……はは……っ。 察せ無かった自分も悪いですが、式にカジュアルな服で出ることになってしまいましたよ。……恥しくて、悔やまれます。
スピーチのほうは、壇上に上がる前までに一生懸命考えはしたものの、何を話してるか良く分からなくなってしまいましたね。多分それは、心の準備をしていたとしても変わらないでしょうが、心臓がばっくばく跳ねてました。
それにしても、さまざまな式があるもんです。謝恩の気持ちなんて個人で示せばいいものを。 面倒で、中学生には戻りたくないな。
では、また明日。
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