兎に角日記
三日に一度は兎に角と書いてしまう。

2005年04月02日(土) 歯医者 / 携帯からの写真

数年ぶりに歯医者に行った。歯に詰めていた詰め物が、不二家のミルキーを貪っていたら取れてしまったから。

なんとなくヤバイ気がしていたのに、わざと思い切り噛んで食べてみたのがいけなかったんだと思う。

久しぶりに行こうとすると、いったいどの歯医者に行っていいものか分からなくなるが、今回は一番近所にある、「職人気質」で有名な医者に行くことに。
なぜ職人かといえば、兎に角自分が納得するまでじっくりゆっくり口の中を見て、歯石を取ったりなんだりかんだり‥‥して、患者がもういい! と思ってもまだ、気になるところは完全に気が済むまで治す、というポリシーを持っているらしいからだ。
その分治療の時間も凄く長いけれど、そのお医者で直してもらった患者の評判はすごぶるいい。
自分の家族も自分以外の全員が通っていたが(虫歯家族だ。格好悪い)、今日でとうとうすべての人間がお世話になることに。

完全予約制で、お医者さんは一人、助手無し。受付に座っているのは妹さんという、家内制手工業なシステム。
今回は急ぎだということで(つめてもらわなくちゃ食べにくいし)時間の隙間に入れてくれたみたいだけれど、実際その短い時間の間に、ものすごく手際よく、痛ませず、しっくり来るような詰め物をしてもらうことができた。

うわー‥‥上手だなぁ‥‥と感心することしきり。
今までのお医者はいつも神経にダイレクトに触るような削り方をしてきて、もしかして余計なところまで削ってない!? という具合だったのに、ほんのわずか、自分でも気になっていたところをかりり、と削る風で、無駄が無い。
勿論それは、応急処置でしかなくて、後でゆっくりまた穿る(嫌だな)んでしょうが、お医者さんが一人というシステムもなんだか信頼感があっていいなぁ‥‥と思って帰ってきました。


ま、でもとりあえず、抜けた歯以外に虫歯は無いって。
甘いもの大好きだし、歯並びもそんなによくは無いので、他にあったらいやだなぁと思いながらの通院でしたが、ほんと、よかった。

***

凄い梅の谷の写真を、今年は撮ってきました。
折角なのでアップロード。エンピツ日記も有料版ならアップロード簡単なんですが、無料版なので、HPの隅っこのデータスペースを借りて。





このように、手前から、山の向こうの先まで梅、梅、梅。
これは一番高い視点から取っているので、自分より後ろはありませんが、それでも、なかなかじゃあないですかね?
本来は梅の実を取る畑です。管理者さんのご厚意で、無料で見学(散歩)できます。

では、また明日。



2005年04月01日(金) 嘘をついてみよう / 髪を切る

日付が4月1日になるとほぼ同時に、とある嘘を一つ、ついてみました。2,3分後には嘘だと言ったんですが、後悔しました。
もっと軽い嘘にしとけばよかった。や、軽い嘘のつもりだったんですが、少し悲しい思いをさせてしまい、でもその時は他の嘘は思いつけてなかった。

明るい嘘を笑って楽しむのではなく、嘘ってやっぱりついちゃいけないのねと実感してしまう、戒めのようなエイプリルフールで。年度のしょっぱなから出だし不調。
ちなみに今日限定の、いろんなサイトのでたらめ広告やトップページなど、まだ見に行っていない。出来がいいのがあるのかな。

***

昼を過ぎてから髪を切りに行きました。
もう、重くて重くてたまらなかった、真っ黒い髪。
契約上のことで仕方ありませんが、9ヶ月間も染めなかったのは何年振りだという具合で、今ならキューティクルも整って綺麗に染め上がるだろうななどと思いながら明るい栗色にしてもらいました。
シルエットは丸く、前髪は短め、襟足さっぱり。
あ〜……気分も明るくなりました。しっかりと。

その折に、自動洗髪機を使って髪を洗ってもらったんですが、なんだか椅子と機械との相性が酷く悪く、角度が辛くて首が凝りました。
自動洗髪機自体は初めてではありませんでしたが、襟足と生え際まで綺麗に洗えてもらっていない気がして、あれはイマイチかなーと思いますです。


ああ、それから‥‥。
凄く凄く見たかった「オペラ座の怪人」は、もう今日でおしまいです(この周辺地域では)。今日は映画の日だったし、是非見に行きたかったんですが、上映スケジュールと自分の予定が合わずに断念。
ま、少し遠くて、少し金額が高くても、見にいける暇だけはありますから、できれば、見ておきたいですね。
ローレライじゃなくて‥‥オペラ座が見たかったな‥‥(遠い目)
どうもここの所映画でハズレを引いているようなので、調子を取り戻したいです。


あと、誕生日のお祝いしてくださったり、してもらって。
赤飯食べました。赤飯。
らしいことといったらそれくらいでしたけど。


では、また明日。



2005年03月31日(木) 最終日 / 宴会で腹を壊す

学校勤務最終日でした。名目上はもう離任したことになっているので(離任式をしてもらったので)今日の、職員たちの離任式に参加することもありませんでしたから、終わりという気分はあまり無かったのですが。

部活の活動時間の連絡が上手くいっていなかったらしく、最後の部活で会えたのが4人。しかも午後も来るのかな〜となんとなく送り出したら、ほぼそれが生徒と会って話をする最後になってしまいました。
実際そこのところが結構ショックで、後からあれが最後かと気づいてカナシイ気持ちに。
そういえば、部員にHTMLホームページ作成本を貸したけど、結局戻ってこなかったな。いや、まぁそれはいいとしても。

その後職員室での離任の式の時、退職される給食の配膳職員さんの挨拶を聞いて涙が出た。
ほぼ突然の通達での……リストラといったら言葉が悪いですが、市からの職員の大幅な整理があったことで、13年の勤務を終えることになり、第二の家のように慣れ親しんできたのに、明日から何をしたらいいか‥‥と涙ながらに。
後に催された飲み会で、お話ししましたけど……。なんだか、ショックで毎晩眠れない、とやつれた調子で泣いてましたよ。
キャリアとかこれまでの尽力とか、学校への愛着とか、そういうものは市の人事にはきっと関係ないんでしょう。顔の見えない人事でした。

***

結局私たちも、離任される先生方と合わせてあわただしく学校を追い出される形で、こう……なんというか余韻の無いままに送り出された午後。
会費5000円の送別会に出ました。
しかし……離任する先生25名、総勢50名弱の先生方が居るこの学校での飲み会というのは、ほとんど自席に居ることができず、ビール瓶とウーロン茶を持って、回っておしまいというようなもので。
お世話になった先生(その中には自分が中学校の頃に実際習っている先生も居るわけで、担任だって居るわけで)には勿論こちらからお酌に行くし、話しも長引くしで、多分1000円分も食べてない。勿体無い。悔しい。

それもあわただしくかっ込んで、飲み物ばかり飲んでいたところ。
腹を下してしまいましたがな。
帰る間際だったのでセーフですが、バイクで行ったので、帰りの寒さが腹に来ました。

まぁ……でも任期満了で退社(?)ですから、腹の調子は兎も角、すがすがしい終わり方でした。


もう学校にも行かないし生徒にも近い場所で教えたりというのは無くなる、というのは寂しいことですけどね。


では、また明日。


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