兎に角日記
三日に一度は兎に角と書いてしまう。

2013年03月09日(土) 千葉の旅 一日目 / 鴨川シーワールド

意外と近いはずなのに、あんまりいかない県、千葉県。
それは、下道で行くとものすごく時間がかかる為。首都高は怖いから、避けてきました。

でも今日はもうお宿もとっちゃったし、行くぞ! というわけで。
というわけで、本日首都高デビューしました!
人生初の首都高。
ハンドルを握る手ががちがちですよ。
隣に座る旦那は余裕のふりしてかなり緊張してますよ。
と思ったらトイレに行きたいのを我慢していただけだったみたい。
まんまとディズニーランド渋滞にハマり、首都高ってSAほとんどないんだねぇなんて言いながら、脂汗をかいていたようです。

ICの多さと、左右から交差する合流を初めて体験して、こんな道作るから渋滞するんじゃないかよ! と思いました。
でも意外とあっさりクリアできました。地元の国道の合流みたいなもんでした。

そして千葉!
館山道に入りずいぶんスムーズになったところで君津で降りる。
ここから鴨川に抜けるつもりでいるのですが、途中、道の駅きみつに寄りました。

道の駅きみつは、案外標高の高いところにあって、周りをスギの木で囲まれており、花粉症の人にはつらそうなところでしたが、千葉2日目に回った道の駅のどれと比べても一番野菜が新鮮で大きくて、安くておいしそうな道の駅でした。
一日目じゃなかったらここで買って帰ったのになあ。
代わりにお花は少な目でした。
外では干物やさんと、地元の手作り漬物など売っていました。

スタンプ押して。
鴨川有料道路(200円)を通って鴨川へ。家を出たのは6時半くらいで、この時点で11時半ちょい前。
ディズニーランドのためにめっちゃ渋滞しましたから……。

お腹が減ったのでパンフレットに載っていた海鮮丼屋さんへ。
「あわじや」さんです。

旦那さんが注文したのが、しそがほんのり薫るすし飯の海鮮丼で、1000円と1500円とありました。頼んだのは1500円のもの。しその風味のほんのり感がちょうどよく、美味しかったんですが。
ご飯大盛りでしたが足りなかったみたいです。
私は1800円の金目の煮つけ定食。こっちも量が足りなくて……味付けはおいしかったんですけど。金目はちょっと小さ目のが半身でした。

お店の方の対応がイマイチで……それから隣に座ったお客さんが、悪口ばかり言っていて、気分が悪く、残念。分かるけど……口に出して言わないで。
一度の旅行でココだ! っていうお店を見つけるのは難しいなぁと毎回思います。


ご飯を食べたらもう12時半。
でも私たちの旅行としては、ちゃんとお昼時にお昼を食べるということのほうが珍しいので、上出来です。


そして移動。
1時には日蓮上人の「誕生寺」に参拝し(ずいぶん豪華なお寺でしたが山門にしか興味ありませんでした)、1時半には誕生寺のお隣にある、「鯛の浦」にいました。
鯛の浦は、遊覧船からタイに餌をやると、タイがわんさか寄ってくるのが見えるという場所です。
鯛は深海にすむ魚なので、船から見える場所に生息していることがすごく珍しいらしいです。

950円で乗るかどうか、ちょっと迷ったものの、せっかく観光に来たのだから観光らしいことをしよう! と乗船。
なぜか「今日は850円で運行しています」と言われる。
そっかーと思いながら乗りこみ出発。すると波が高い高い。
なので今日はコース短縮とのこと。だから100円安いのかー。
船尾にいたらあっという間にうぇってなった。
15分でよかった……と思っているうちにタイポイントへ。
船頭さんが餌をまく。
左舷にどっと魚が寄ってくる。
「タイだ! タイだよ!」と叫ぶお客さん。
けど。
「あれ、クエだよ。タイじゃないよ。タイ一匹もいないよ」という旦那。
「ええっ!?」
驚いているうちに、右舷にまかれた餌に惹かれて魚がどっと移動する。
「クエなの? 鯛じゃないの?」
「鯛じゃないよ。背中黒い。たぶんクエががつがつ食べてるちょっと下の海にいてこぼれたのを食べてるんじゃない? ああ! あれ!」
と、旦那が指差した方向を見るとすごいでっかい、背中が黄色の魚が。
「ワラサだ! 泳いでるの初めて見た!」
と、旦那大興奮。
そっち?

……850円でワラサ見ました。
帰ってから親に聞いたところ、今年はクエが大発生しているらしいです。
「あー、あれ観に行ったの〜。一回でいいでしょ」と言われた。
先に言ってよ。



その後旅館に荷物を預けて、鴨川シーワールドへ。
旅館は「鴨川館」でした。
鴨川シーワールドの目の前! だったので駐車場はタダで済んだし、割引券は2000円のをもらえるしうれしい限り。
これで鯛の浦の分は取り戻したよ。


楽しみにしていた鴨川シーワールドですが、行って良かった!
シーワールドはショーがすごい、というイメージだったのですが、シャチのショーすごかったです。ホント、感動しました。

シャチは親子3匹ですが、実際にショーをするのは親二匹。
スタッフが背びれに乗って泳ぐのはもちろん、体の上に立ったり正座したり、鼻先に足を乗せてジャンプしたり、もう、優雅で壮大で。
シャチがあんなふうにできるということもすごいのですが、スタッフさんの身のこなしにうっとり。
子供のころあれを観たら、絶対シャチの飼育したくなりますね。

シャチがあのでっかい体でジャンプした時、観客席は7席目まで濡れますよと事前告知があり、300円でカッパを売っているのですが、みんな本気にしない。
でも実際ショーが始まると、信じられない位大量の水がどしゃん!と降ってくる感じです。
いいやカッパじゃ無理。
みんなショーの途中で後ろに避難です。
それを見て観客が爆笑する。それがまた楽しい。

私達は最上段の真ん中で立ち見してました。
立ち見で十分です。シャチはすっごく大きいし、プール全体を見渡せるほうが断然楽しいです。

また見たいです、シャチのショー。ショー自体の時間も長いし(15〜20分ほどあると思います)これだけで2000円の価値あります。

イルカとオルカのショーも見ましたがこれは大洗の勝ちかな!(贔屓目)
ベルーガは工事中で観れなかった…残念。


***

さて。シーワールドは開館が17時までと意外と短いので、午後についた場合、駆け足でショーを巡ると大体時間になってしまいます。

お土産を買って、旅館に戻りました。

鴨川館。
お湯がよく、兎に角お食事がとんでもなく美味くて、正直今まで泊まった中でごはんNO.1です。

屋上に熱めの足湯を作ってあり、17時からの夕日が目の前の海をゆっくり染めていくのが見ていられます。男女で行った場合、お風呂に入ったら話せませんから、ここでゆっくりするのがおすすめ。

それから部屋に戻って今度は大浴場へ。
ゆっくり入ってポッカポカです。4時間経っても体が暖かい、これがホントの温泉ですよね。
18時半から夕食にしてもらいましたが、19時からでもよかったかも。
というのも。
実家の父親がやってきて(一緒に旅行に来ている訳ではなく、あちらはあちらの用事があって、同じ宿に泊まっていた。だからこの宿をとったのですが。)、結局父親を待ちながら21時までゆっくりご飯を食べることになったから。

でもそのご飯がおいしくて美味しくて。
遠慮せずゆっくりできたのでむしろ良かったです。
料理は会席やフルコースのように、一品ずつテーブルに運ばれてきます。
私たちはHPにあるより安いプランなので、アワビの生け作りだのイセエビのなんちゃらはありませんでしたが、それでも一品ずつの旨味が素晴らしい。
今思い出してもよだれが……。さらに給仕のタイミングが、よく見てサーブしてくれてるなぁと感心することしきり。
私、料理の味が美味しいことも大事ですが、サービスのタイミングや態度がもっと料理をおいしくすると考えているので、ほんとよかった。
聞けば2年位前に料理長が変わったとのこと。
この料理長ならずっとお世話になりたいわー。

その後部屋に帰って、これでけはどうしても見たかった「泣くなはらちゃん」を……いやほんと、普段の旅行だったら絶対テレビなんか見ないのですがこれは気になって…っ。

そしたら父親が部屋を訪ねてきてまた飲んでしゃべって帰っていきました。
偶然ですけど、一緒に旅行ができた感じがほんの少しして、良かったかなと思います。

いつものような合宿風の旅行はもうやめようね……今度からこういうゆっくりした旅行をしようね……と言いながら11時ごろには寝ましたよ。

では、また!












2013年03月08日(金) わくわくしています

明日から旅行に出かけるのですよ。

房総と伊豆と迷った末に、伊豆は夏に友人たちと行く約束をしているから房総にしよう! ということになりました。

それが先週の話ですが、旅のお宿はどこも満杯。
本当は民宿に泊まりたいのですが、実家の家業の面子を立ててどうしてもちゃんとした宿に泊まらなくてはいけない。
たまに内緒で民宿に泊まりますが。

それであれやこれやでなんとか取った宿が、いまだ名前はわかりませんが、いいお宿だということです。
だからいつもの旅行のように日がとっぷり暮れてから部屋に戻るというようなもったいないことはしない! という意気で旅程を考えています。
また、あっちはきっとあったかいに違いないとウキウキしたりしています。

鴨川シーワールドに行くんだー
9日から鴨川シーワールドは、神奈川県民の日で、神奈川県民は大幅値引きだそうです。いいなぁ神奈川県民。
でもどうやら、セブンイレブンやローソンチケットで前売り券を安く買えるようなのでそれで行こうかなと思ってます。駐車場も有料みたいだし、なるべく安いほうがありがたいですよね!

それから道の駅めぐりをするのです。
家のほうから千葉へは、ちょっと行きにくいのです。高速道路が充実していないので。
ですので、千葉制覇は一度には無理かもしれませんが、なるべくいけたらいいなと思ってます。
でもそれにこだわりすぎると、肝心の名所めぐりやらができなくなるから、無理はしないようにしたいところですね。

館山にもしいけたら、里見八犬伝の資料とか見てくるんだ!
あとお城と神社。

それから鋸山とアクアラインが楽しみです。
あんまり混んでないといいですね。

旅の前が一番楽しいというのは本当だなぁと思いますが調べているのが自分だけなのでそれが切ないです。

ではまた!






2013年03月06日(水) なんか笑える霊体験 / 葉留日野山荘

昨日と今日は暇すぎて、何をしていいかわからないという贅沢な二日間を過ごしています。
ロロナをやればいいんだけど、すぐ眠くなるんですよね。
ふたアトは、寝る前のご褒美。

なので、ネットサーフィンをしつつ、ピグをやっています。


ところで私は霊体験とかしたこと全くないです。
古い家や夜の学校が、意味もなく怖いと思うことはあります。
だからこそ、怖い話は避けたいところですが。

これは読んだほうがいい。
めっちゃ面白いです。

【全米が】なんか笑える霊体験【テラワロス】まとめ

始めの数話を読んだだけで爆笑しながら読んでいます。
時々本当に怖そうなのや、人と来るものも交じっていますが。
読みやすくまとめられているので、通勤時などにいかがでしょう。が、肩を震わせて声を殺さなければいけないですけど。


***

そういえば去年。
手術をする前に、と、群馬から新潟にかけて旅行に行ったのです。
それで宿を探すにあたって、ちょっと変わったところに行ってみようと、群馬県みなかみ町の奥のほうにある、

「廃校の宿 葉留日野山荘」

にお邪魔しました。
ちょうど紅葉がきれいな時期で、その紅葉を見ながら、手作りで質のいいお風呂にほぼ貸切状態ではいれました。
それに、ノスタルジックさがなんとも良くて。
こういう木造の校舎で学んだことは一度もないのに懐かしいような、不思議な感じがしました。

が。
なんせ、廃校の宿です。
トイレが共同トイレで、まさしく昔の学校のトイレなんです。
それが怖いもの嫌いな旦那には恐怖だったらしく、また、私がノスタルジック!と思っていた雰囲気は彼にとっては学校の怪談的なものだったらしく、朝までトイレに行くのを我慢していました。
私も実は、夜は確かに怖いかもって思いました。
夜中にトイレ行きましたけど。
よりによって合わせ鏡だしさ……無意味に怖がってしまいました。

もちろん、トイレが共同なんていうこと自体は、民宿ならよくあることだし、お部屋も古くて寒かったけど清潔でよかったですよ。
お宿の方も親切で、色々と気を配ってくださいました。
なんか人手が足りない風でしたが、それでも長年のファンに支えられて何とかやっています、って書いてあって、応援したくなりました。

お客様は熟年夫婦かなって感じの方が多かったです。また、東京方面のナンバーの車が多かったな。
春〜秋の入り口にかけては周辺の山に登る方の宿になりそうです。

なくならないように、いろんな方に訪れてほしいものです。


あ、ちなみに各部屋にテレビはありません。
私は旅行中はそのほうがいいと思ってますけど……。
談話室(元理科室)に行けばありますが、元理科室だというだけでまた旦那が怖がっていました……。

ではまた。


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