昨夜の消灯に間に合うぎりぎりでみおつくし最終巻を読了。 泣いた。 私にとっては最良の結末だったよ。すっきり感ありまくりです。
小説現代は読み切りとエッセイだけ読んで、あとは夢枕獏の連載物をつい読んでしまった。猟奇的なものの書き方美味いなと思うけど、どこかで読んだような内容だった。
ところで外は暑そうだなぁ…。 あとひと月入院するんだと言っていた隣のベッドの子が急展開で退院していった。きっとあの子暑さに驚いているだろうなぁ。
外に出たらあれもしたいこれもしたい、あれこれ食べたいと言っていた。そりゃそうだ、これまでも1月入院していたんだもの。 たった2日だったけど、話すネタはすべて市内のグルメ情報につながっていた。 良く話し合っていた相手で、ほかの同室者は結構静か目なのでさみしいと言えばさみしい。
旦那さんが午後来ると分かっていたので、昼ごろに風呂の予約をしてシャワーを浴びる。 2坪くらいの風呂に、2坪くらいの更衣室兼シャンプー台が置いてある風呂で、お湯をためて入れるバスタブもあるけれど、入浴時間は30分と決まっているので、溜めるとしたら入ったと同時に始めなくちゃいけない。 今はまだ暑いくらいだから、シャワーだけで出ても少し肌寒い程度で済むのでそうしている。が、生まれるころにはしっかり肩までつかりたくなるだろうな。
同室の二人は洗髪もシャワーもダメ、という生活だったみたいだけど、今日はシャワーの許可が出たらしく、すっきりして帰ってきた。
風呂の事を考えるだに、ああ、日本人で良かったなと思う。 飲める位の清潔な水に毎日入ろうとする文化なんてほかにないよね。
旦那は面会時間中ずっといてくれて、担当医から手術についての説明を一緒に聞いた。 副作用が、とか麻酔の後遺症が、とか、帝王切開の場合の危険性だとか、いろいろと説明されましたが、怖いと思ったとしても後に引ける状態ではないので、書類にサインするしかない。
・ヘルニアの場合の麻酔について ・臍帯血について ・自己輸血?について
の三点を疑問に思っていたので追加で聞いて、臍帯血については例がないので後で調べてきますと回答を貰った。 むしろ、身の回りに臍帯血の寄付?をしたことがある人がいるんですか? と聞かれた。 そんな人は一人もいないけど、ポスターを見て、母子ともに何の不利益もないなら2人分もあるし喜んでどうぞと思っていたのですが、病院でも前例がないみたいで、ポスターで見るほど推奨しているわけでもないんだなーと感じた。
私たち夫婦も、臍帯血に付いての知識はさっぱりで、今はネットできる状態にないから調べようがない 白血病の人にいいらしいなー。という程度。 そのうち先生が説明してくれると思われる。
入院二日目。 病院にパソコンを持ち込んだものの、モーターのあるものは一日100円かかるということで、使う日は朝から使おう、なんて思っていたけど結局夕方に。
というのも、午前中に診察があり、その後子供の心拍を取り、とやっていたらすぐお昼。その後少し本を読む内友人がやってきて、二時間以上しゃべって帰って行った。
・みおつくし料理帳最終巻 ・小説現代 8月号 を借りる。
するとあらまぁもうこんな時間。お風呂だわ。ということでシャワーを浴びて。 もうここから居眠りでもしたら夜眠れないのが分かっているので、今漸くパソコンを出したところ。 日記はできるだけ付けられるといいなと思う。 子供は32週で、一人が1880g、もう一人は1550g。一人の成長が少し遅れていて心配はあるけれど、大丈夫とのこと。 ちゃんと診察があるとやっぱり安心。 でも、談話室に2時間もいる私はきっと、不良患者なんだろうなと思う。
朝は卵焼きと焼き魚とのりとご飯。 昼はうどんと天ぷらと花豆の煮もの。 夜は何かな?
あんまりお腹は減らないけど、やっぱり食べるのが楽しみ。
管理入院一日目。
危険なほどお腹が張ったり、子宮経管が短くなったりしているわけじゃないけど、今日から入院してくださいと言われれば、入院するしかないですわ。 だた、確かに、本人にはつらいとかキツイとかないから、ついつい油断してしまいそうになる自宅安静より、確かに病院にいたほうがいいのかもしれない。 里帰りしたときと同じように、自分より家族のほうが安心している。 医者は近いほうがいいし、入院したほうがなおいいし、という感じ。
10時に手続きをして、心拍を2人分(一人20分ずつ)確認して、と諸々やっていたらお昼になった。 おいしくないと聞いていたご飯を旦那さんと一緒に食べてみる。(旦那は眺めているだけ) ナスの入ったカレーの野菜和え、カリカリ梅干しとしそのご飯、みそ汁なし、という感じ。 味付けが薄いかも、とは思うけどガマンできないほどじゃないかな。もともとそんなに濃い味じゃないので。 でも毎日こんな感じだったらさみしいなぁと、プレート全体を眺めてみる。プレートが大きいので隙間が目立つだけで、全部食べるとかなりお腹いっぱいになった。計算されているんだなぁ。
寝ているのが仕事の状態だったので、入院してもそれは変わらないけど、やっぱり暇。 旦那は一度家に帰り、私はその間図書館で借りた本を読む。次に借りたい人がいるらしいので大急ぎ。
・ママはぽよぽよザウルスがお好き 1〜4 少し古い漫画だけれど、それなりに面白い。3,4巻は1,2巻の焼き直しのようなストーリーが多くて残念。
・図書館戦争 前々から読んでみようと思っていた一冊。戦闘ものというより乙女ロマンスでした。これは確かにちょっときゅんとくる。 設定はこうだから、と言われて、はいそうですか、と受け入れられれば楽しく読めると思う。 あと2冊借りてあるので、シリーズを読み終わったら、ネット上の二次創作を読むんだーと楽しみにしている。
その間、4人部屋のほかの3人には旦那さんがやってきて、2〜3時間ゆっくりしていった。 カーテンを閉めて、結構ラブラブしてるぞ。いいのか? と思っていたら、この部屋の住人は、私以外は歩行も極限まで禁止ということで、談話室へ行くという選択がないからそうなるらしい。 廊下に出たら車いすでしか移動しちゃいけないとのこと。入院期間もすごく長いし、大変そうだ。 私にはそこまでの制限はないけど、私語がいいなら次から私も部屋でゆっくりできそう。
で、旦那戻ってこないかなと思ったら、どうやらまた姪っ子につかまったらしい。 夕飯の時間になって、自分の夕飯(カレー皿)を籠に詰めてやってきた。 一緒に夕ご飯を食べたけど、居た時間は30分くらい。 今日の夜の花火大会、姪っ子と行くんだって。どんだけ好かれてるの。
夜になって、帰り際にほっぺにちゅーしてもらっちゃった、というメールが来たよ。 デレデレ顔が目に浮かぶわもう。
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