兎に角日記
三日に一度は兎に角と書いてしまう。

2014年09月02日(火) 恐怖の診察日

この診察で悪いことを言われると、点滴がUPするので、すごく緊張する。

けど、先週と違い、胃薬様のお陰で昨夜はそれなりに眠れたし、お腹の張りの検査も居眠りしながら録れたので、波が弱く。
無事、点滴は据え置きとなりました。
子宮経管って、結局その日の体調に左右される気がする。

子供たちの体重も片方ずつ大体2000g前後になり、一安心。もし産まれてしまっても、ちょっと小さいけど何とかなるという状態です。
でも、37週までしっかりお腹に入れておくつもりなので、安静は続けます。

隣のベッドも双子ママですが、入院が私より1週間遅かったにも関わらず点滴レベル5Aで、しかも活発な人なので、外に出たくてたまらず、もう産んでしまいたい、と言っております。
子供のサイズも確かに私より大きくて、先生も、もし万が一もっと張るようになったら産んじゃうか、という雰囲気です。

そういう事もあるのねー、と思いながら、最近は病室内で良く話をします。

入院してから2週間。
最初に隣だった子が退院して、双子のお母さんが入ってきて1回
正面にいた子が緊急帝王切開で別室へ行き、2回
大部屋に一人だった子が合流してきて 3回
その子が退院して、新しい子が入ってきて 4回。

固定メンバーだったら楽なのかもしれないけど、4回も人が入れ替わるとちょっと疲れてくる。
話すのは体調の事だったり、入院生活や、家に残してきた子供の事だったりと、おなじことなんだけど。

新しい人が来たら、一緒に話したほうが楽しいし雰囲気がいい、とおもうと、同じ質問を繰り返すことになって……もう、しばらく変わってほしくないな……。

あと、一晩でいいから隣のベッドが空いてくれて、なんとなく使っている気を使わないで寝たいなと、思う日もぽつぽつ出てきた。



2014年09月01日(月) プロポーズか

とうとう9月。
新しい記録シートを貰って、日付を記入して行ったら、14日までしか書けず、あ、この紙全部書いてもまだ入院中なのか、と実感したらものすごく長く感じてしまった。

まだ入院の折り返し地点にも到達していないのでありました……。

それでもシャワーの許可が出たので、午後を楽しみにして支度を整え、さっぱりして病室に帰ってきたら、先日も見舞いに(?)来てくれた友人が、ひょいと顔を出したので驚いた。

「あれ? 来るってメールありましたっけ?」
「いえ、しませんでした」

どうやら話したいことがあったらしく。シャワーも30分で終わるのを知っていて待っていたらしい。

で。

プロポーズ。

してもらった、って。(*^。^*)


そら、話しに来たくなりますわね。
なれそめから一通り知ってますけど、先週から、今週中にプロポーズされるって予告があったことは知ってましたけど、実際聞くとニヤつくものですね。

いいですね。
一番楽しい時期ですね!

家がどうとか、結婚指輪がどうとか婚約指輪がどうとか、そういう金銭的な事で誤魔化そうとしてましたが、あれは単純に嬉しかったんでしょうね。

まあ、あの調子だとまた来週来るだろうな、と思っています。


***

「別冊 図書館戦争2」を読む

やっぱり手塚と柴崎の話でしたね。柴崎…可愛かった…「大事にして」ってあんた…殺し文句……。なんという破壊力。

少しネタバレになっちゃいますが、柴崎をさらったストーカーの手口が妙にツボっちゃった私ってちょっと変態。
でも無事に救出されるところがいいわけですけど。あのままだったら嫌ですけど。

兎も角シリーズ完結で、しっかり楽しませてもらいました。
退院したら、子供の手が少しかからなくなったらでいいから、ネットで二次創作見るんだー。


***

ところで。
胃痛ですが。

昨夜夜中に、隣のベッドの方が、「胃が痛い、背中も痛い」と看護婦さんに訴えて、薬を貰うことになったのを小耳にはさんで。

「! なんと! 妊娠中でも使える胃薬、あるんじゃないですか!!」

とびっくり。
後から人まねで言いだしたように思われても何だなと思いましたけど、私にも下さいませとお願いしました。

ほんと……今までなんでガマンしてきたんだろ。
そう思うほど、胃が楽になりました。

この日はほんのり翌日まで胃痛を引きずりましたが、翌日以降はもう快適。

むしろ、胃のみならず腸まで快適になり、酸化マグネシウムという軽い軽い便秘薬の量をぐっと減らすことになりました。
今まで胃で消化できておらずに、腸に負担がかかってたのでしょうか。

ああ……
なーんだ……

入院前からもらいたかった…。頭を高くして寝てくださいとかいろいろ言われてたのに。

タケプロンという薬です。同じお悩みの妊婦さんにおすすめいたします……。



2014年08月31日(日) 病院の一日

今月は31日迄あったか…と思いながら、セルフチェックシートの最終欄を記入する。

入院中の一日のスケジュールはこんな感じ。

7時 病室の電灯がつく。
   体温を自分で測ってシートに記入。これは朝、昼、夕の3回。
   シートには3食の食事量と尿と便の回数の記入欄もあるので、これも自分で記録。
   看護婦さんがやってきて、体温を聞いていく、血圧を測る。
   さらに看護婦さんが来て、子供の心音を測っていく。

8時 清拭のタオルが配られる
   朝食用の熱いお茶が配られる(自分のコップに入れてもらう)
   タオル回収される
   先生の回診がある。体調に不具合があればいう。
   食事が運ばれてくる。(この時点でお茶は冷めている)

9時 食事が終わる。
   (毎週3回納豆が出て、2回パンが出る。パンがおいしくて仕方ない。もっとパンの日があればいいのに)
   お腹の張りの検査がある
   (腹囲にベルトを巻いて、一方は子供の心音と動き、一方はお腹の張りを測定する。双子の場合は片方20分。合計40分の間の張りの回数を見る。張りはつまり陣痛のようなものなので、強かったり回数が多いと、点滴UPに繋がる)

10時 週1回は診察。
    (診察室まで車いすで連れていかれて、内診と超音波。この内診で子宮頸管が短くなっていても、これまた点滴UPに繋がる)
    診察のない日はこの後延々と暇が続く。

11時 部屋の清掃やごみの回収がある。

12時 お昼のお茶が来る。
13時 お昼を食べ終わる。

14時 午前中の張りの検査で、張りが弱く回数が少なければ、シャワーもしくは洗髪の許可が出る。何時になるかはその日次第。

15時 シャワーの許可が出た場合、点滴を途中から抜いて、血液が固まらない薬を入れ蓋をする。
    管を腕周りに巻きつけ、その上からラップとテーピング。
    しかしシャワーを浴びるとめっちゃびしょびしょ。

    洗髪の場合は、助手さんがやってくれるけど、美容師さんでも何でもないので、非常に不満が残る。

16時 シャワー時間は着替えも入れて30分。体力が落ちているので、その後夕食まで寝てしまうことが多い。

17時 暇か寝ているか。
18時 夜のお茶が来る。
19時 夕食を食べ終える
20時 暇か本か映画か。

21時 消灯。暗闇の中でパソコンで映画か、ラジオや音楽をきくか……とにかく苦痛な時間。

24時 ようやく眠くなる。妊婦さん全体に言えるのは、睡眠時間が短く細切れな事。大部屋だからだけではなく、皆熟睡できないみたい。


***

今日も旦那さんが来ていたが、ベッドテーブルで仕事をして帰って行った。
ああいうのを見ると、私も仕事したいなーと思う。

ケーキの残りを食べる。
今日は夕食前に食べたので、胃もたれもまあまだマシな方だった。


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