そして旦那さん仕事の後に、夕方実家に帰ってきました。 今日はお泊り。 さあ、話ができるはず! と思ったら。
姉が子供連れできました。旦那大好きな姪っ子二人が! 嫌な予感。
あの、まだ生後10日なんですけどもー…。 ああ、あかちゃん、あかちゃんと、周りで歌を歌って踊ってる。この間まで無菌室に居たのに……。 旦那は姪っ子に連れていかれて自分の子を見る事が出来ない。
もう…いや……。
最初は良かったんですが、姪っ子たちが騒ぎ叫び、赤ちゃんを構う時間が長すぎて、海夫はその晩ぎゃん泣き。 眠れなくなってしまいました。 ちょっと刺激が強過ぎたね。
姉もね、自分の子たちを育ててた時には、ドアの開け閉めの音にさえ、やめてくれと怒鳴るほど神経質だったのに、なぜこんなに雑なのかな…。
途中で赤ちゃんを取り上げて、ベビーベッドがある部屋に避難。 ぐずる海人をお風呂に入れて、寝て。 旦那さんも多分寝て。
12時と3時と6時の授乳をしたことしか覚えてない。
育児生活たった一日目ですが。 案外すんなりと育児生活になじめそうです。 やはり姪っ子2人の赤ちゃん生活を身近に見てきたからでしょうか。
大体、赤ちゃんなので、泣いたらお腹が減ったか、おむつか、ということで。 しかも海夫はいい子らしく、飲んだらしっかりきっかり3時間も寝てくれて助かります。
とりあえず、寝ていても起きていても可愛いです。小さいです。軽いです。
その間に乳を搾り、病院の海子の所に冷凍母乳を持っていく、というスケジュールです。まだ切った腹が少しばかり痛いですが、術後3日目からぐんと楽になりました。母乳のほうは相変わらず絞りだしで、30分粘って20ml出るか出ないかですが、仕方ないです。
病院の海子は、とうとう保育器から出ました。 ああ、良かった。昨日でどうやら低血糖の為の点滴も取られ、手の甲は真っ青ですが、でも、それがないだけで痛々しさが減ります。それに、本人も動きやすそうで、ベッドの上でのびのびしてました。
海子の頭は宇宙人のようにのびのびです。確認してないけど、帝王切開でも頭を吸引したりするのかしら…? 体が細くて肉がついていないので、手足に皮が残っていて身がない感じです。 目もあまり開いておらず、片目がちらっと開いては閉じる感じ。でも、まあ、少ししっかりしてきましたし、看護婦さんが言うには海夫よりも元気一杯らしいです。
鼻筋も海夫より海子のほうがすらっとして見えるけど、頬や鼻の肉がないだけかも……。 ベッドになったので、だっこも初めてできました。 だっこすると、海夫よりも更に軽くて細いのが分かります。身長は同じく生まれてきたんですが。だから余計かな。
抱っこして哺乳瓶から授乳して。 あー…ようやくって感じ。ああ、ほんとに。
こういう場面もできれば旦那と共有したかったな…。仕事してるんだから無理ですけどもー。
予定通り退院することにしました。 煮え切らない旦那の態度にちょっと切れたせいもありますが、結局新生児室への行き帰りの距離が体に負担だったのです。 新生児室にいる赤ちゃんは、泣いても時間が来るまでミルクを貰えないし、眠くて飲みたくなくてもお腹いっぱいでも、規定量を詰め込まれて吐き出したりしているので、それも可哀そうに思ったし。
申し訳ないのは家族に負担をかけてしまう事。 そうです、退院したら、海子に毎日母乳を絞ってお届けするのです。 病院まで車で10分程度の距離ですが、自宅に海夫を置いていくということは、父か母に見ていてもらわなければいけないわけで、且つ、一か月検診までは車に乗ってはいけないので、父母のどちらかに車で毎日、海子ちゃんのところへ送ってもらわなければいけないからです。 退院を迷ったのはそのせいもあります。 実家は商売してますから、店を閉めて連れて行ってもらう訳にもいきませんから。
そういうこと、旦那さんは多分実感していないんだろうな……。
さて、助産師さんに手伝ってもらって、おっぱいケアをしていますが、見かけ倒しなのか母乳がちまちまとしか出ない。 これも心配……。 いつか出る様になるらしいですが。毎日必死で絞ってます。絞り出してます。
それでもこの数日、ちまちま母乳をちまちま溜めて、新生児室の海夫に哺乳瓶で飲ませたり、小児科の海子にお届けしたりしていました。その時間のかかることかかること。夫婦の会話がないのはこの母乳絞りの時間もあるからですね。
退院の日ですが旦那さんはやっぱり来ない。 うん、仕事大事ですけどね……。ちょっとさみしいね一人で退院するっていうのは。
海子と海夫の授乳時間に授乳しつつ、退院の手続きを進めると、入院時に支払った10万円の補償金は全部戻って来た。多分、出産一時金は充分足りたので、申請すれば戻ってくると思う。
その他、海夫の入院補償金2万円は戻らず、2000円弱の出費。
海子は低体重、未熟児ということで、市の助成制度を使えるっぽいので申請中。
帰りの車で初めてチャイルドシートに乗せた海夫はぎゃん泣き。病院的にちょうど夕方の授乳の時間だったからというのもあり。退院手続きしてしまったけど、できればもう一度おっぱい飲ませてから帰りたかった。
家に帰ると、哺乳瓶の吸い口(ゴム部分)が用意されていなかったことが分かる。 おっぱいがまだ出ないし、うまく吸わせてあげられないので、おしゃぶりで誤魔化しながら母が買ってきてくれるのを待つ。
なんという準備不足。 それ以外は全部そろっていたんですけど、なんだか盲点でした。
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ところで、9月1日から、ウォーターサーバーをレンタルしておいたです。 色々調べたうえ、アクアクララにしたのですが、ベビアクアプランというのがあって(大体どのメーカーにもベビープランはあるのですが)、ウォーターボトルが産前に5本、産後に5本、だったかな? あと里帰りが終って、自宅にサーバーを引っ越しするとき2本頂けるらしく、一番もらえる率が高かったのと、サーバーレンタル代にメンテナンス代が含まれている事、一年後にはサーバーごと新品に変えてもらえるらしいこと、などなどからチョイス。
家に帰るとサーバーが設置されていて、粉ミルクの調乳、最初はちょっと温度合わせに苦労しましたが(作る量が少ないので)、これはほんとにレンタルして良かった! と思いました。夜中の調乳も楽ちん。
無料券は一度に1本分しか使えないようですが、どうせ1年かそれ以上は使うので、どんどん飲んでどんどん無料券を使おうと思っています。 母乳を上げているとすごく喉が渇くらしいですし。
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ミルクを飲ませると海夫はしっかり寝ました。 爆睡です。
周りの状況が変わっても、あんまりわかんないのかな…と、思いましたけど。 私の父母が、ベッド周りで賑やかでも、誰に抱かれても大丈夫みたいなので。 まあ、良かったです。
しかし、動きつづけでくたびれた日でした。
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