娘に夜寝る前に読む本、 担当が私とパパとでは読む本がかわるのですが、 ここ最近、パパが担当している本は、 カレル・チャペックの「ダーシェンカ 」でした。 娘は「長い長いお医者さんの話 」で、 すっかりカレル・チャペックのお話が好きになりました。 この本は小犬のダーシェンカにお話を語るという 形式になっていて、8つのお話がおさめられています。 そして、随所にダーシェンカの愛らしいイラストが 描かれているので、ふだん、娘はそれだけを見ています…笑。 (漢字にほとんどルビがないので、そもそも読めない。) 後半はダーシャンカのアルバムになっていて、 これがまたかわいいのです♪
娘は今日、続きを本棚から取り出していましたから、 きっと明日からは「小犬の生活―ダーシェンカ〈2〉 」を パパは読まされるに違いありません…笑 そうそう(2)には、パラパラ漫画がこっそりついていて、 それがまた娘のお気に入りだったりします。
この2冊は、ちょうど「長い長い…」を読んでいた頃、 たまたま古本屋さんで見つけ、即、購入しました。 絶版になり、手に入らない本を古本屋さんで見つけた時って、 ちょっと興奮してしまいますね…笑。
ところで、この「ダーシェンカ」が 本の形が変わって、どうやら復刊していたようです。 「子犬の生活ダーシェニカ 」 微妙に「ダーシャニカ」と名前が変わっていますが。
あと、猫のバージョンもあるのですね…。 (こちらは、表紙を見るかぎりはダーシェンカほど かわいくないんだけど…笑)
2006年01月04日(水) |
「小さなトロールと大きな洪水」(追記あり) |
娘が学校の冬休みの貸し出しで 2冊本を借りて来ています。 そのうちの1冊が 「ムーミン童話全集〈別巻〉/小さなトロールと大きな洪水 」です。
この本は、ムーミンの記念すべき第一作目の作品。 ムーミンたちがムーミン谷に 住みつくまでのお話です。 ムーミンとムーミンママが不安をかかえながら 行方不明のパパを捜しつつ住む場所を求める姿には やはりこのお話がかかれた時代が映し出されている気がします。 読んでいて、漠然とした不安と暗さを全体に感じます。 それでもムーミンママは希望を失いません。 女性は強し! 娘はまだ読んでいないのですが、 どんな印象を持つのでしょうか。 一人で読むには途中でこわがって、最後までいかないかな? ↑(1/5追記) 今日になって、娘はこわがることもなく 一気に読んでしまいました。 ハハの心配は杞憂に終わりました。(^^;
この本を借りて来たので、 夏休みに読みそびれていた「たのしいムーミン一家 」を夜寝る前に 娘に読んでいます。 「小さなトロールと大きな洪水」を読んでみて、 「楽しいムーミン一家」は灰色の世界からあかるい場所へ 移動しての物語なのだな…と。 いろんな事件が起こっても、 どこか安堵感があるように思います。
2005年12月22日(木) |
「ペッテルとロッタのクリスマス」 |
久しぶりにペスコフの3人のおばさんシリーズを 読みました。 ペッテルとロッタの気持ちが 暖かくて、いとおしくなります。
「ペッテルとロッタのクリスマス 」
2005年12月21日(水) |
「黒ねこのおきゃくさま」 |
雪が降る夜に、 ルース・エインズワースの 「黒ねこのおきゃくさま」を 読んでみる。
黒猫の問いかけに対する おじいさんの答にじわりと あたたかいものがこみあげてくる。
「黒ねこのおきゃくさま 」
2005年12月20日(火) |
「ぴちぴちカイサとクリスマスのひみつ」 |
今日もリンドグレーンです。 ちょっと元気のない日には、 カイサを読んで、元気をもらおう。。。
心がほかほかあったかくなる クリスマスのお話。
ヴィークランドの絵も素敵です。
「ぴちぴちカイサとクリスマスのひみつ 」
2005年12月13日(火) |
「ロッタのひみつのおくりもの」 |
リンドクレーンのロッタちゃんシリーズ。 ながらく手に入らなかったのだけれど、 やっと再刊になったので、我が家にやってきました。 時期的にはイースターのお話なんだけど、 その時期には季節外れの雪だるまやサンタさんも登場するので、 今読んでもたのしいです。 でも、ヨナスやミア・マリアのように イースターのうさぎさんがだれなのか 何となくわかっているわ…という前提で読んでくださいね。 娘はさて!?(笑)
「ロッタのひみつのおくりもの 」
2005年12月12日(月) |
「アルフはひとりぼっち」 |
自分だけ大切にされていないと思い込んだロバのアルフ。 ある日、家出を決行しますが…。
自分のことだけでなく 周りの人たちのことを ちゃんと見る目というのは、 とても大切。
「アルフはひとりぼっち 」
2005年12月06日(火) |
「クリスマスまであと九日ーセシのポサダの日」 |
12月になるとクリスマスの本を読みたくなります。 きのう、娘が読んでほしいともってきたのは、この本。 ちょうど私も読みたかったので、二人の気持ちが一致して なんだか嬉しいひとときでした。(^-^) ポサダの説明とか、ピニャタの説明とか、 私ももうひとつわからないままに説明していますが…(^^; メキシコのクリスマスってこんなふうに行われるんだなぁ…と 思いながら読んでいます。
「クリスマスまであと九日―セシのポサダの日 」
2005年12月05日(月) |
「沖釣り漁師のバート・ダウじいさん」 |
ずっと以前(5年程前?)に ビデオ絵本で娘は見ているはずなんですが、 まったく覚えていないようで(笑)、 新鮮な気持ちで、本を楽しんでくれました。
マックロスキーはやっぱり絵がいいなぁ。 うみのうねり加減なんか、迫真にせまるわ。
「沖釣り漁師のバート・ダウじいさん―昔話ふうの海の物語 」
2005年11月28日(月) |
ロジャー•デュボアザンの本 |
ここ最近 夜寝る前に娘に読んであげていたのは、 ロジャー•デュボアザンの本です。
一冊目は19世紀のイギリスの詩人ロバート•ブラウニングが書いた 「ハーメルンの笛ふき男 」の物語にデュボアザンが絵をつけたもの。 ハーメルンの話をこのようにまともに読んだのは、 わたしもはじめてだったかもしれません。 足が悪くてほらあなに入れなかった男の子の話と トランシルヴァニア地方に住む その土地生まれでない人たちの一族の話とを結びつけるには 娘はまだ幼すぎて、このあたりの深いところは汲み取れなかったと思うけど、 もっと成長した時に、そこはある日突然わかるようになるのかもしれないと 本をそっとそのまま本棚に置いておくことにします。
もう一冊は「ペチューニアのたからもの 」 読んでいて、やはり、デュボアザンの本は質が高いなぁと思います。 大事なことを語っているけれど、決して教訓臭くない。 ペチューニアの話なんかは、大人には身につまされる話かも…(^^; めんどりのアイダのように 本当に大事なものは何かを見つめる目を養ってほしいと 読みながら感じました。
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