ゴッデンの「人形の家」。 いつのまにか、自分が人形の思いになって 願っているような錯覚に陥りました。 人形の思いは「クリスマス人形のねがい」でも出てきます。 どちらも人形を通じて 強い「願い」に対するメッセージが こめられているように思います。
それにしても、やはり、外国のおもちゃは このように親から子、そして孫へと継がれて行くのですね。 イギリスのドールハウス、 調度がすばらしくて、 プランタガネットさんじゃなくても、ため息が出ます…。
2006年06月15日(木) |
「車のいろは空のいろ 白いぼうし」 |
今日はあまんきみこさんのお話を 聴く機会がありました。
おだやかで素敵な方で いつのまにか、お話の中に 引き込まれてしまいました。
その作家さんの人となりにふれると、 またその方の作品が味わい深いものになります。
彼女の根底にある「空」へのイメージが この作品の中にも流れているのだな…と思いながら、 今日はこの本を取り出してきました。
折しも4年生は 「白いぼうし」を習います。
2006年06月08日(木) |
「おばあちゃんのはこぶね」 |
そっとそっと味わいたい本… それが「おばあちゃんのはこぶね」かも知れません。
「おばあちゃんのはこぶね」は いろんな思い出をいっぱいいっぱいのせています…。
2006年06月07日(水) |
「マンゴーとバナナ まめじかカンチルのおはなし」 |
アートンのアジア・アフリカ絵本シリーズの1冊 「マンゴーとバナナ」を読みました。 この絵本は、インド更紗で描かれており、 その技法はカラムカリと言われるものだそうです。 色はすべて、 植物を元にした天然染料の赤(どちらかというと、茶色に近い)、黄、青の 三色を重ねて作るそうですが、 エキゾチック、かつ、素朴な美しさを持っているように思います。
絵はインド更紗ですが、 お話の舞台は、インドネシアです。 インドネシアのまめじかカンチルのお話は あとがきによると、いろんなお話があるそうです。 ちなみに家にあった「子どもに聞かせる世界の民話 」を調べてみると、 「カンチルと巨人」というお話がのっていました。 カンチルはなかなか知恵のある動物のようです。
娘もどうなることかと、 ハラハラして聞いていましたよ、(^^;
2006年06月04日(日) |
「ダーウィンのミミズの研究」 |
このごろ、日曜日の夜にやっている 「ダーウィンが来た!」という番組がお気に入りです。(^-^) この番組を見るために、 なんとか夕食を7時半までに食べ終わろうと努力している娘でした。 ちなみに今日は、エゾモモンガが取り上げられていましたが、 このモモンガ、とても目がくりくりして愛嬌がありました。 子供の飛行訓練にがんばれ〜っと思わず声援をおくっていた我が家です、笑。
さて、そのダーウィン。 去年、ピーター・シスの「生命の樹」を手に入れて、 ダーウィンのビーグル号での航海の様子や 「種の起源」をだすにいたるまでのことなどが、 よくわかるようになったのですが、 ミミズの研究に関しては、ほとんど触れられていませんでした。
ダーウィンはミミズの研究を実に40年以上していたというのだから 驚きました。 気が遠くなるような長い時間をかけて実験を遂行しているところなどは、 すごい研究者魂だなぁ…と、感嘆させられます。
それにしても… 研究していることに夢中になると、 ほかのことは考えられなくなる…というのは、 どこかで聞いた話だなぁ…。 (身近にもそんな例が…笑。)
ツヴェルガーの「くるみ割り人形」が届きました。
ツヴェルガーの絵を見ているだけで満足なので、 洋書にしようか、日本語版にしようか…と、 最後まで悩んだのだけど、 娘はまだ「くるみ割り人形」の話は知らなかったはずなので、 今回は日本語版を手に入れました。 (私も昔読んだことがあったと思うけれど、話をちゃんと覚えていない…。)
ツヴェルガーの本は まるで外国製の高級チョコレートを手に入れたときのように、 大事に大事に味わいたくなります。
音楽と朗読のCDがついていますが、 オーボエとハープの音色はツヴェルガーによく似合います。 ただ、欲を言えば、自分が読むときのBGM用に 朗読の後に、音楽だけをまとめたものをつけてほしかったかも。
あ、でも、不思議なことに、ツヴェルガーの絵を見ているだけで、 音楽が聞こえてきそうな気がするのですが…。
それにしても、見返しのねずみたちが なんだか今にも動き出しそうでこわいです…(^^;
絵本ではどうしてもテキストが短くなっているようなので、 いつかこちらも手に取ってほしいな…と、思っています。
2006年05月28日(日) |
気になっている本 「ダ・ヴィンチのひみつをさぐれ!」 |
今日、新聞で「ダ・ヴィンチコード」の広告を見ていたパパと娘。
娘はレオナルド・ダ・ヴィンチに興味をもったようです。 早速、図書館で 「 世界の歴史 (6) ルネッサンス 」を借りてました、笑。 (この歴史漫画、手塚治虫監修なのですよね…)
さて、その「ダ・ヴィンチコード」と同じ訳者の方が 訳されている「ダ・ヴィンチのひみつをさぐれ!ねらわれた宝と7つの暗号 」
娘も楽しめそう。
きのうの夜から、娘には ゴフスタインの「ピアノ調律師 TWO PIANO TUNERS」を読んでいます。 (最近、夜寝るのが遅いので、ちょっとずつしか読み進めてません)
デビーはおじいちゃんのようなピアノ調律師になりたい。 しかし、おじいちゃんはデビーに ピアニストになってもらいたいと思っている。 …
その子が本当に好きだと思える仕事が見つかるというのは 幸せなこと。 そして、それを理解してくれる大人が現われることも…ね。 娘もいつかデビーのように、私は「これ」になりたいのと、 思える何かに出会ってほしいと思う。
ところで、娘はデビーが弾いていた メンデルスゾーンの「夢」を 「私も弾けるかなぁ?」と、デビーに対抗意識を持ってます、笑。 調べたところ、デビーが弾いていたのは、 たぶん「無言歌集 第7巻 1.ヘ長調「夢」op.85-1」。 家にメンデルスゾーンの無言歌集は、 パニー先生のがあるのだけど、op.85-1は未収録。 そんなわけで、また探してみて、聴いてみなくてはね。
あ、リップマン氏の弾いた曲もね。
<メモ>リップマン氏の曲目リスト
バッハ「幻想曲とフーガ」 ベートーベン「三楽章からなるソナタ」 ブラームス「ふたつのラプソディー」 シューマン「謝肉祭」 ショパンのワルツ(って、どれだろう…) そして、メンデルスゾーン「夢」
数日前の朝日小学生新聞に 「三つのお願い―いちばん大切なもの 」の訳者の金原瑞人さんが いろいろな「三つのお願い」のお話を ご紹介されていましたが、 実は「グリムの昔話」の中にも このパターンのお話があることを きのう「グリムの昔話〈2〉林の道編 」を 読んでいて発見しました。(おおげさ…(^^;)
「貧乏人と金持ち」というお話が、 この三つのお願いのパターンのお話です。 昔々、まだ神様が私たち人間世界を歩き回っていらっしゃったころのお話。 さて、貧乏人と金持ちの三つの願い…いかなることになりますやら。
2006年05月19日(金) |
「森のなかの海賊船」 |
娘に読み聞かせた本の記録。 今週はずっとこの本でした♪
そうしたら、学校では 続きを借りて読んでいるようです。
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