木陰の本棚<書庫>
絵本と読み物のあれこれ

2007年03月03日(土) 「むしのあいうえお」

写真家「今森光彦」氏の
切り絵と文章による昆虫図鑑です。

この方、とても手先の器用な方だったのですね!
この昆虫の切り絵、
あまりに精密で美しいので、
ぼれぼれとしてしまいます。

七五調のリズミカルな文章も心地良いです。(^-^)



2007年02月23日(金) 「木」

6年生に読み聞かせる本を探していたときに見つけたのが
この本です。

彫刻家である佐藤忠良氏による力強い木のデッサン。
描かれた木々からは、その木の息づかいが聞こえてくるようです。

娘は鉛筆で描かれた木の絵に
思うところがあったのでしょう。
読み終わった後、私から本を受け取って
1ページ、1ページの絵を
じっくりと味わって見ていました。

木島始氏の文章も素敵です。
読み終わった後、
木にだきついてのぼってみたくなりました。(^-^)



そうそう、佐藤忠良氏は「おおきなかぶ」の絵を
描いていらっしゃいます。(^-^)




2007年02月21日(水) 「ノラネコの研究」

ふだん、配本で来た新しい本を
目立つところにおいてあっても、
「ふ〜ん」という雰囲気の娘。

今日は見つけた途端、「何?この本」と
手に取ってしげしげとながめていました。
おやつを食べた後、宿題をする前に読み出した娘…。
物語の本はめったに手に取らないのに
こういう本は好きなんだよね…。

…と思っていたら、帰って来たパパ。
やっぱり手に取ってみていました、笑。
興味が一緒、似たもの親子。


で、「ノラネコの研究」。
研究者って、やっぱり物好きよねーというのが
私の感想。(←身近にいます…(^^;)
でなきゃ、一日ノラネコにつき合うなんて
出来ませんです、はい。

ノラネコの研究」(たくさんのふしぎ傑作集)
伊澤雅子/文 平出衛/絵 福音館書店

ネコ社会のルールって、おもしろいですね。

この本読んだら、
なんだか「綿の国星」を急に読みたくなりました。(^-^)



2007年02月18日(日) 「くものすおやぶん ほとけのさばき」(こどものとも2007年3月号)

秋山あゆ子さんの「くものすおやぶん とりものちょう
が好きだったので、
今月号(2007年3月)こどものとも
「くものすおやぶん ほとけのさばき」を手に入れようと
書店に出向きました。

ところが、もう2月も半ばすぎ。
いつもならまだ売っている書店に在庫無し。
本屋さんを4件めぐって、やっと手に入れました。
(このシリーズ心待ちにしている人、多いかもしれません。)

時代劇風「虫たちの絵巻物」。
3月号ですが、内容的には夏向きです。
(本当は夏に出る予定だったのかな?)
蝉の声を聞きながら、暑い季節に読みたい本です。

パパが読むと、舞台の時代劇さながらで
面白さ倍増でした。
語り手は男性の方が、親分の迫力が出ますね。(^-^)

そうそう、今回、秋山さんの作品をググっていたら、
こんちゅう稼業」というコミックスがあることを
知りました。読んでみたい…。


こちらは、とりものちょうの方。
これからの季節にぴったりです。(^-^)


あ、もしかして、お話が春・夏ときているから、
次作は秋のお話かも…。(気の早い話、笑)



2007年02月09日(金) 「ことばあそびえほん」

今日立ち寄った書店で見つけました。
今、国語で言葉遊びをしている娘にぴったり!

さかさま(回文)、文字のならべかえ、早口言葉の
言葉遊びが載っています。
文字の並べ替えなどは、思わずクスッと
笑ってしまいます。

飯野さんの絵が、いい味出してるわ〜。(笑)




2007年01月26日(金) 「にほんごにこにこ」

今、娘たちは国語の授業で
言葉遊びをやっていて、
やれ、だじゃれだの、回文など
日夜考えておりますが(笑)、
きのうは、まどさんのこの本を持って行きました。

まどさんの楽しい言葉遊びの世界。
なかなか皆さん、はまってくれたそうです。

にほんご にこにこ
まどみちお/詩 長新太/絵 理論社



2007年01月20日(土) 「百まいのドレス」

今年百歳になられるという石井桃子さんが、
50年ぶりに改訳された「百まいのきもの」の新版です。

娘に読む時期をずっと考えながら
なかなか読み出すことが出来なかったのですが、
新版になったのを機に、読みはじめました。

途中で「続きは明日」と言うと、
気になったのか、その後は自分で
一気に読んでしまったようです。
(私は力つき果てて、寝てました…(^^;)

マデラインの心の葛藤、
娘はどのように受け取ったのでしょうか。
娘はこれから高学年になって、
こうした問題に直面することもあるかもしれません。
マデラインのように思い悩むこともあるでしょう。
また、ワンダのように孤立してしまうこともあるかもしれません。
(私自身は実際に孤立し、そして転校した経験があります。)
もし、同じような状況に自分が陥った時、
この本を心の糧として、娘が思い出してくれたら…
そんなふうにハハは思うのでした。






2007年01月15日(月) 「シャーロットのおくりもの」

映画化されたのを機会に
ずっと本棚に置いておいたこの本を取り出して、
娘に読みました。
(冬休み中かかって、のんびりと。。。)

映画の予告編を見ていると、わかりやすそうな英語。
今度は、(私が)英語版を読んでみようかと
思っています。

映画は…DVDになるのを待っている我が家です…(^^;

  



2007年01月11日(木) 「ラチとらいおん」

今日はお知り合いの用事につきあって、
お買い物に行くついでに
ひさしぶりに一乗寺の「恵文社」
立ち寄りました。
(自転車でキコキコと…。寒かったです〜)

彼女が商品を選んでいる間に、
私もいろいろと商品を見て目の保養…(^^;
ラチとらいおんの絵合わせキューブがあったり、
新体操の選手がモチーフになったノートが売ってたり…。
やっぱりここはなかなか楽しい。

帰りがけ、彼女が年少のお子さんへの本を何か…と
おっしゃっていたので、
思わず「ラチとらいおん」をおすすめしました♪




2006年12月25日(月) 「どうぶつたちのクリスマス」

以前、他の出版社から出ていて
欲しいと思った時に手に入らなくて。
でも、どうしてもこのクーニーのクリスマスの本が欲しかったので、
我が家には小さなサイズの洋書版があります。

今日、本屋さんで、
新しく日本キリスト教団出版局から出ているのを
見つけました。

「どうぶつたちのクリスマス」
冬眠していた動物たちも星に導かれ
それぞれの巣穴から出てきて、
イエス様の誕生を祝いに馬小屋へと向かいます。
原題は「HOW THE HIBERNATORS CAME TO BETHLEHEM」。


みなさま、どうぞよいクリスマスを♪


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スズ [木陰でひと休み]

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