木陰の本棚<書庫>
絵本と読み物のあれこれ

2008年04月07日(月) 「自然とかがくの絵本総解説」

果ては7万もするファーブルの「きのこ」から、
とりのなん子さんの「とりぱん」まで、バラエティに富んだ品揃え。
こんな(品揃えの)図書館が近くにあったらいいなぁ…。



2008年04月04日(金) 「プー横丁にたった家 Anniversary Edition」

一昨日、石井桃子さんがお亡くなりになったそうです。
今までたくさんの児童書を届けてくださってありがとうございました。
心よりご冥福をお祈り申し上げます。

折しも、岩波書店から「プー横丁にたった家 Anniversary Edition」が出ました。
まだ現物を見ていないんですが、コレクションに加えたい1冊です。

 



2008年04月03日(木) 「赤毛のアン (集英社文庫)」

で、結局、松本侑子さん訳の本も本棚から引っぱりだして来て、
こちらを読んでます、笑。



2008年04月02日(水) Anne of Green Gables (Anne of Green Gables)

久しぶりに本棚から引っ張りだしました。
今度こそ、読める?!(^^;



2008年03月30日(日) 物語が生きる力を育てる

前作「読む力は生きる力」は、ムスメへの本の橋渡し方に
どこかおかしなところがあったのではないか?と、
悶々と考えさせられるところもあったのですが、
今回、この「物語が生きる力を育てる」はすとんと腑に落ちて
納得がいったという感じです。

今回の本では「はじめに」や「おわりに」にあるように、
”子どもたちがちゃんと育つことこそが大切なのであって、
本が読まれること自体が大切なのではない”
”本当に大切なのは「本」ではなく、「本」が作られるようになるよりもはるか昔から語られてきた「物語」であり、「物語」は本来、人間がまわりの世界と折り合いをつけながら生きていくために語られたもの”
であることを、いろんな物語の紹介を通して、詳しく述べられています。

そして、その手段として必ずしも子ども自身が本を読むことに
こだわらなくてもよい、大人がちゃんと読んで、
物語を橋渡ししてやればよいのだということでいいんだ、
私がやってきたことは、そういうことだったんだって思ったのです。

ムスメは自分ではなかなか本を読みません(読めませんが正しいか)が
こちらが知ってほしいと思う本は、今まで通り、
読んでいってあげようと思います。

巻末に本に紹介された書目が載っていますが、
まだまだ未読のものがあり、ぼちぼちと読んで行きたいと思います。



2008年03月29日(土) 「ぼくの鳥の巣絵日記」

そろそろ巣作りの季節♪



2008年03月22日(土) 「テルミン」(大人の科学)

パパが買ってきた♪



2008年03月18日(火) 「読む力は生きる力」

脇明子さんの「物語が生きる力を育てる」を読むにあたって、
まずはその前に出た本「読む力は生きる力」を読んでみることにしました。
(「物語が生きる力を育てる」はまだ図書館順番待ちで、手元に来ていません。)

ムスメが本をあまり読まない(正確には読めない…)のは
絵本から児童書に切り替わるに際し、
どこか私の橋渡し方が悪かったのか…?と、ずっと自問自答を続けています。
確かに我が家には、この本が問うように絵が雄弁に語る絵本も多いです。
けれども、そんな本ばかりを選んで来た訳ではありません。
「もりのなか」や「かもさんおとおり 」や「ラチとらいおん」をはじめ、
この本に書かれてある本のほとんどは、
(絵本も児童書も含めて)我が家の本棚にはちゃんと納めてあり、
ムスメも存分に楽しんだはずです。
「かしこいビル」や「海べのあさ」のような
(一見地味な)絵本がお気に入り本として、よく読まされた時期もありました。
昔話もぼちぼちと読んだし、
ちゃんとその辺りは手順を踏んだはずだ…という思いは私の中にはあります。
そして現在、彼女が愛する児童書はこの本ですすめるところの
リンドグレーンのピッピであり、やかまし村であったりする訳です。
また、今、女の子に流行のフェアリーものや魔法ものなんかは読むかと言うと、
「あれらの本はパターンが同じでつまらん」らしいので、
所謂”はやりもの”に惑わされない力も
持ち合わせてはいるのかなと思ったりもします。
でも…でもなんです。
先日も「たのしい川べ 」を途中まで読んでやって手渡したけれども、
自分では読もうとしないで、そのへんにポォ〜ンとほってあるまま…。(--;
(読んでやると、ちゃんと喜んで聞くんですけれどね。
だからムスメにしたら、決してその話が面白くない訳ではないのです。
ただ自分で読めないのです…(--;
そんな本が我が家には一体何冊あることか…)
ムスメを読書へ導くにあたって、まだまだトンネルを抜けられてない…
そんな感じで、(私の中で)ジタバタした状態が続いています。

ところで、今日、校長先生から、
今年1年間の子ども達の読書のご報告がありました。
年間100冊以上を読んだ子ども達が三百何人かいて、
昨年度より倍以上増えたとのことでした。
相変わらず、学校での読書活動の基準は読んだ本の冊数を競うことにあり、
ここでもまた、私は自分の思いとのギャップに
出口が見えないトンネルへと入って行く思いにとらわれてしまうのです。

この本にもあるように、確かに子どもが手に取りやすいよう、
図書室に入れる本も安易にシリーズ物が多くなってしまう傾向にあります。
そしてその本を多読して、読書活動をしたと言うことになっている構図。
でも、ちゃんと読んでほしい本も、私なりには入れてはいるつもりです。
(これはほとんど私一人のあがきのようになっていますが。)
でも本があまりにも地味なので、長期休暇の貸し出しの時にすすめても、
手に取ってもらえないことの方が多いのですが…。
(ごくたまに手に取ってくれることもある、嬉♪)
地味な本はそれこそ、
年に1回貸し出されるかどうかという憂き目にあっていて、
(なので、図書室に入れにくいというジレンマに陥る…)
とりあえず今は背表紙だけ、題名だけでも覚えておいてくれ〜と
切に念じている状態です。

とりあえず、「地味な本」普及活動を、
今後も地味に続けていこうと思うのでした。




2008年03月12日(水) 「みずたまレンズ」

待望のハードカバー化♪雨上がりが楽しみになる1冊。



2008年02月28日(木) 「おおはくちょうのそら」

最近、ムスメに読んだ本。白鳥の鳴き交わす声が版画からきこえてくるようです。


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スズ [木陰でひと休み]

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