Deckard's Movie Diary index|past|will
今日は待ちに待った『歳忘れ?大X‘masパーチー』の日でした。総勢16名(女性9名男性7名)が銀座シネスイッチ横の『オールド・ムービー』に集合。その後場所を移して4時間。声が枯れました(苦笑)本来はクリスマス会ですから、プレゼント交換がまた楽しいですなぁ。皆さん、今年も楽しい時間を有難う御座いましたm(_ _)m。来年も宜しくです〜♪ 次回は新年会ですよー♪
『春の日が過ぎ行く』がどうにもこうにも居心地が悪かった(ように思えた)イ・ヨンエの新作は『ラスト・プレゼント』。ベタ度満点夫婦(爆)。まぁ、予告編からわかってましたから、別に不思議ではありませんが、それにしても穴だらけのストーリーですなぁ(苦笑)。オイオイ…( ;・_・)ッ( ゚ー゚)ウキ…大丈夫かぁ?とツッコミ所満載!それでもこの映画は好き!イ・ヨンエは可愛いっすよ〜♪ ぼさぼさの髪にセンスのない衣装。泣かせてくれますなぁ・・・。相手役のイ・ジョンジェも今までで一番好感持てました。エンドロール後、席を立って後ろを振り返ったら、みんな、泣いてる!泣いてる!(爆)
忙しかった仕事もようやく先が見えてきました。っつーワケで、いつのまにやら公開していて、いつのまにやら終っちゃいそうな『ブラッド・ワーク』です。う〜ん、悪くない映画ですけど・・・特に脚本は良く出来てます。心臓移植という題材を上手く使った脱帽もののアイデア。だけんでもしかし!クリントの演出はどうよ?前半部のテンポの悪さはちょっといただけないですねぇ。追っ駆けっこも迫力ないし、ラストの銃撃戦も雑な感じだし、タメのある演出って風には見えないし・・・。先発したけど球のキレが悪い、技術だけでのらりくらりとかわしていたら、いつのまにやら完投かいー!みたいな映画でした。ちょっと残念。
大人も子供も犯罪者も修道女も一緒になって、と〜っても楽しいUSJで何故か早朝から働き捲くっていた月曜、火曜でした。で、本日は久々の映画鑑賞デイ!と勝手に決めました(笑)
ジャッキー・チェンが制作に名を連ねる『パープルストーム』。香港電影金像奨5部門、台湾金馬奨4部門受賞した映画だそうで、3年の月日を経ての公開です。ストーリーの着眼点は興味深く、とても良い話です。腐敗した世の中を正そうとしてテロ行為に及んでいる人間はある意味、並の人間より純粋に正義感が強い!というコトが言えます。彼らにとって『テロ』は大きな悪を憎むあまりの間違った行為なワケですから、その正義感を正しい方向へ導いてやれさえすれば!話は面白い!さて、映画はどうだろう?これがねぇ、何でこんな映画になってるんだぁ?まずテンポが悪いです。もったいぶってる感じなんですねぇ。さらにストーリーを語るのに重要な要素になっているフラッシュバックがわかり辛い上に、映画の題名になっているテロ作戦もわかり辛い!まぁ、良くも悪くも香港映画らしい雑さ!っつーコトなんでしょうけど・・・♪〜( ̄ε ̄;)精神科医のキャラも中途半端でした。彼女は一体何をしようとしてたんですかねぇ?映画自体、このタイトルじゃないほうがいいんじゃないかなぁ・・・・ボソ。
アカデミー賞をやっとこさ受賞したデンゼル・ワシントンの新作『ジョン・Q』。実に由緒正しい予告編通りの映画(そんなのあるのか!)でした。全てがセオリー&ステレオタイプ!これ以上書く事ないなぁ・・・う〜ん、デンゼル・ファンは必見です!とか?あ、そうだ!トップシーンの空撮上手かったですねぇ。ただ、演出は下手だったけど(苦笑)ワザと事故るように走っているようにしか見えないもん!
『ムーラン・ルージュ』『アザーズ』と立て続けに話題作へ出演しているニコール・キッドマン最新作『バースディ・ガール』。場内は平日の昼間にも関わらず老若男女を問わず、けっこう入ってました。もちろん!ニコール人気でしょう!考えてみれば、脇を固める役者はベン・チャップリン、ヴァンサン・カッセル、マチュー・カソヴィッツと揃ってますし、上り調子のニコールの映画が何故に単館なんでしょう。それは、映画を観ればわかります。すっげぇ、中途半端(苦笑)。予告編で感じた危険な雰囲気はチビっとだけでした。最初の発想は面白いのに、ストーリー展開がデタラメです。つまり、この手の映画は観客(っつーか、オイラだけですけど(>_<)アチャ!)に「そんな事はしねーよ!」って思われたらダメだと思うんですよねぇ。結局、この監督はどんな映画にしたかったのかなぁ・・・全く意味不明!
『スパイ・ゲーム』はショーもない映画だったなぁ・・・ボソ。そのロバート・レッドフォード最新作『ラスト・キャッスル』。これは面白かったぁ!中盤ちょっとダレたのが残念でしたけど、映画全編が古き良きアメリカのワッカリやす〜い正義感で満たされています。久しぶりに痛快な娯楽映画。この「痛快」って部分が大事なんです。男の子が心揺さぶられるツボが満載!憎たらしい奴がドッカーン!とやられちゃうシーンでは手を叩きたくなりましたよ。人種も宗教もバラバラな上に教育水準もピンキリのアメリカでは、国旗や国歌というのはある意味、宗教における神よりも大きな力を持っているということでしょう。しっかしアメリカという国はこういうアっという間に一致団結!ってのが似合いますなぁ・・・。まぁ、それがアメリカの良いところでもあり、悪いところでもあるんですけどねぇ。監督は『ザ・コンテンダー』でアラン・J・パクラ賞を受賞したロッド・ルーニー。この映画もまさにアメリカの正義を描こうとしていましたね。
『リング』に続き、『女優霊』も米でリメイクが決まった中田秀夫監督が初めて撮った一般映画?『ラスト・シーン』。小生はこの監督とは相性が悪くて『リング』『カオス』『仄暗い水の底から』のどれも、別段なんとも思わなかったんです。もちろん怖がらせるのは上手いですけどね。それだけです。いつも見終わった後に「だから、何?」と言いたくなってしまうのです。毎回、人物描写が平板で深みが感じられないのが不満でした。そのホラーばっかり撮っている中田監督が『映画』に想いを捧げた作品がこの『ラスト・シーン』ってワケです。で、やっぱりねぇ〜。薄っぺらいんですよ!良いシークエンスもあるんですけど、如何せんキャラに深みがありません。TVドラマの映画化や売れっ子タレントを描いている部分が、あまりにワザとらしくコミカルなので、いくら「『映画』は素晴らしい!」と叫んでみても、ちっとも輝いて見えてこないのです。逆に言いたいのですが、そんな相手がいないと「映画の素晴らしさ」が描けないのでしょうか?TV界を揶揄していながら、平凡な2時間ドラマ程度の出来にしかなれなかった寂しい映画でした。トリュフォーの『アメリカの夜』が懐かしい・・・・ボソ
『REM』です。渋谷でレイト!ってのが足枷になって、パスするつもりでいたら、美貌の友人から「早く観てきて!そしたら○○ましょ!」と言われ、○○に勝手な妄想を思い浮かべながら早速行って来ました。すみません、バカで!(ホっといて下さい)
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