2004年07月12日(月) |
fall into a trap |
震えないようにきつく抱きしめて それから痛みをください 誰かと居た証である痛みを
声なんて出さなくても 突き刺さるから 一人で居るのが解らない
安堵する吐息とピアスのあとが痛む 気付けばそればかりの繰り返し リピーターなんて求めないのに
怯えた僕に気付かず その手を止めないでいてくれれば 見逃したままでいてくれれば(仮)の幸せは得れるのに
線香花火に笑ってた 無邪気で子供みたいで 僕も一緒に笑ってたの覚えてる
きっと鮮明なのはそれだけ あとは不鮮明になったままで いつも霧がかってるから
染み出す痛みは 置き去りにした一時的な感情 締め付けることしか出来ないんだね
移り変わる空に罪は無くて日々違う配置の雲や空色を眺める 折れた針を直そうとして 通れない穴を埋めようとして 結局何も出来ないままほったらかし
知らぬ間に増える痕 僕が望んで増える痕 どちらも何らかの証であって 証明するものにしかならなくて 深く深く残るものではないの
ゴミ箱に捨てたゴミ 戻ってくることのない 大切だったものを廃棄処分
すべては過去形であって現在形ではなくて 未来形のことを会話に出すのは少なくて 原点は過去に戻ってるじゃない 拒絶しても現実は現実でしかないの
どれだけ流れても消えなくて あの窓際の席が僕を思いださせて 同じ席に座ってたかと思うと震えそうだった
またあのときの音を奏でてる 真っ白な知らない部屋で 2人とも知らない未知の領域のこと 断片的ながら未だに残ってる
「初めまして」「ばいばい」 そんな言葉の繰り返しの中で生きてる 貴方は今 呼吸をしていますか
いつの間にか増えてたピアスの数 何か訴えてるようにしかみえなくて 包容するしかできなかった
偶にでもいいから僕の胸で泣いて? そうでもしてくれないと僕は不安で不安で 君のことのところからもっと離れられなくなるから
今日以外の日は晴れなくてもいい どれだけ蝕まれたっていい あのひとに逢いたいから
目に焼き付けて 感触を噛み締めて 忘れないようにする
いかに笑っていられるか いかに不自然にならないように接するか 崩れないか本当は不安で不安で
夜明けには別れが来る 次は何年後に逢えるんだろうね 涙は貴方の居ない日にしか流さない
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