enpitu


或阿呆の人生
kimko



 雑学王になりたい、とにかく その5

5時50分、床を出る。それまでにも何度か目が覚めたりしてたが。そして、着てたものをしまって、まとめて、またマンガを読む。やるまでは面倒だが、やりはじめたらどうってことはない。

6時45分出発。ゆっくり2泊して、お世話になりました。次いつこられるかわからないけど、また来たいな。なるべくなら、相方を連れて。そして、その相方があの人だったらいうことはないんだけど。そうしたらフェリーが沈没して海の藻屑となってもいいかもしれない。さて、なぜか寒い。南九州の南なんだがやっぱり本土だからか。ただ、コートなくてはどうしようもない、というほどではない。6時50分のバスに乗り、今度は垂水港へ直行。駐車場の「ありがとさげもした」という鹿児島弁がなんともいい味だ。

1時間ほどで到着し、フェリーに乗る。結構通勤に使う人もいるようだ。乗ったらすぐにうどんコーナーで朝食。ありがたい。席に着くとまんてんがはじまった。この連続テレビ小説は舞台が鹿児島なだけあって街中にかなりポスターが貼られてたり。何気にその気はなくとも結構見てたりするが。

8時35分鴨池港着。とりあえず止まってるバスに乗るが、どうも来たときとルートが違う。少々いやな予感がするもとりあえず乗りつづける。で、何時の間にか終点。山形屋バスセンターってどこ!?天文館からはあまり遠くないことは想像できたけども、駅から2キロくらい離れてるようだ。まあいい。適当に歩いて9時40分西駅着。焼酎を適当に見繕って買う。そして、10時25分のつばめに乗るべく並ぶ。

ここで、長崎に泊まろうと思ったので電話をしてみるがなんと満員…。オフとはいえ市街地は人気か。とりあえず、長崎か熊本かまで絞った状態でつばめに乗る。発車30分前に並べば楽勝で席が選べる。やっぱりいいとこだ。とりあえず海が見える進行方向左側を確保したのだが、とにかく疲れてしまって寝てる時間が多かった。3時間50分のうち2時間くらい寝ていた気がする。途中、サービスコーナーへ行ったときに女子高生が普通に乗っていたのには驚く。九州は定期券で特急に乗れるのかな。メールのやりとりをしてて、「長崎と熊本と、どっちがいい?」って聞いたら「熊本!」って言われたので熊本に泊まる事にした。熊本くらいまではだいたい席は埋まっていたものの隣に誰も来なかったし、立っている人もいなかったと思う。熊本から先は結構人の出入りが激しかったようだがあまり記憶にない。14時15分博多着。

とりあえず、ラーメン屋を探す。このために博多まで来たといっても過言ではない。適当にうろついてると地下にラーメン屋を発見。とにかく安い。チャーシューでも500円くらいだ。なんか、クッキングパパにも出てきたらしく、そのコピーが店内にあった。豚まんっていうのがおいしそうだったので2つ購入。おやつになるだろう。にしてもさ、なんでここって同じ駅ビル内に同じのが2つあるんだろうな。本社の出店計画おかしくないか?まあいいや。

今度は折尾へ行こうと思う。折尾といえばかしわめし。かしわめしといえば全国でも有数のメジャーな駅弁だ。せっかく来たのだから食さない手はない。ちょうどいい具合に特急が来たので乗る。直前に来たからどこもいっぱい並んでて、仕方ないのでいちばん人が少なかった喫煙席に入る。席はがらあきでよかった。九州の特急っていうのは喫煙席は端の1両だけで自由席と指定席が半分ずつ。このやり方ってうまいと思う。まあ、折尾まで30分くらい。大丈夫でしょう。

豚まんを早速食う。そのままもうまいけど、付属の酢醤油が絶品!これにつけて食うとマジうまい。なんかやずやの香酢を思い出してしまったり。さて、折尾に着いて早速かしわめしを購入。そして、時刻表を見ると10分くらいで特急が来るのでちょうどいい。

やってきたのは「白いソニック」。とりあえず、奇抜さと豪華さで有名な九州の特急でも最新鋭に入るものだ。とにかく外見がかっこいい。そして、中に入ってさらにびっくり!床はフローリング、そして、シートは本革!!グリーン車ならまだわかるのだが自由席にである。そして、車内をちょっとうろついてみるとBSテレビまであった。車両の端にはフリースペースがあったりするが、それもまたかっこいい。はじめて新幹線に乗ったとき以来か、それ以上の感動があった。なんか小学生に戻ってしまったというか(笑)30分少々しか乗れなくて残念だった。16時くらいに博多着。ここで宿の予約を取る。OK。よかったよかった。

16時25分発の特急に乗って出発。2日ほどまったくフリー切符にも関わらず使ってないのと同じだったのでとにかく特急に乗りまくる。余裕があれば快速の試乗なんかもしてみたいが。全ての列車をイベント列車みたいにする、っていうのが九州のコンセプトらしいがそういうのって好き。首都圏なんてホント走るんですばっかだからね。今、「有明」と「つばめ」は同じ形式の車両なんだけども、この車両っていうのは登場当時はすごいセンセーショナルだったな。でも、10年経ってくるとちょっとくたびれてくる。ソニック乗った後だとちょっと物足りない。すごい贅沢な事だとおもうけどね。

熊本から豊肥線に乗り入れて18時くらいに水前寺着。宿の最寄だったのでうれしい。少々遭難しそうになるも無事到着。同室人は1人いるようだが布団しいてどっかに行ってしまった模様。とりあえずかしわめし食って布団しいて、CATVで音楽番組見つつ時間を潰す。途中から週間チャート20曲のPVをノーカットで流す、っていうのがはじまって、これ安かったら入れてもいいななんて思ったり。そしたら同室人が来たので雑談。久々に夜しゃべった、って感じで。17歳のライダーだってさ。すごいね。自分の17歳の時、なにしてただろ?女子を視姦に近い形で見てたとか?今以上にひどかったからね。とにかく実のない青春だったわ。志望校決めてたから勉強もがむしゃらにしなかったし。ああ、鬱鬱…

さて、そんなこんなでもう1人。就職前の卒業旅行ってヤツだそうで。で、早速今朝鹿児島で買ってきた芋焼酎をお湯割りで飲んでみる。うまいね!で、適当にテレビ見つつダラダラ過ごし、風呂に入る。

結局移動の1日だったな。23時半くらいに消灯?

2003年03月10日(月)



 人生の楽園(byいかりや) その4

7時、いい天気だ。まだ言ってないけど自分の中では連泊を決め込んでるので別に荷物整理はせず。佐多岬までいってから北上するとなると結構しんどいし、ここが気に入ったのでもう1泊しようと思ったわけで。そんなところが無計画な1人旅のいいところであると思う。7時半飯。ちとこれであの値段は高い気がしないでもないが…。まあいいや。とりあえず連泊することを伝えて、バスが9時過ぎまでないのでまたマンガを読む。9時くらいに身近な荷物だけ持って出る。

ここは、隣に運動施設があるのだが、その横を通っているとテニス部の女子中学生が何人かいて「おはようございま〜す」と挨拶される。うーん、東京はおろか、うちの地元だって知らないのには挨拶しないぞ。おまけにオレ男だし。ましてや笑ってこらえてのダーツの旅のディレクターでもない。挨拶する習慣、っていうのが根付いているのかな。とりあえず自分も中学時代やってたので懐かしい。「がんばってね」と言ってバス停へ。律儀に「ありがとうございます」って返してくれるのがいい子達だねえ…。そのままで大きくなってほしいもんだ。なんかじじいくさいなあ(笑)

さて、バスに乗る。が、2つ目くらいで2人が降り、1人きりとなってしまう。その後も乗り降りないまま海岸線をひた走る。天気はすごくいいし、景色はやっぱりきれいだ。9時45分くらいに突然バス停止。運転手が降りようとするのであわてる。で、席を立つと「弁当買ってくるから待ってて」と言ってスーパーに入っていってしまった。うーむ…。確かに誰も乗ってないから早着だろうけど運転手の弁当購入っていうのはダイヤに組み込まれているのだろうか?恐ろしくのどかだ。

10時15分、大泊着。一応ここでバスを乗り換えることになってるからちゃんとしたターミナルみたくなってるのかなと思っていたがベンチが1つあるだけ!結局同じバスが直通するのだが一旦金を払う。なんか分離する意図がわからないですけども。有料道路に入ってひたすら山道を走る。なんか思いっきり亜熱帯植物がいっぱいあって驚く。途中に集落もあって驚く。ここが本土最南端の集落だろう。1人も乗ってくる。

10時45分、佐多岬着。バス代は合わせて1230円。1500円くらいはかかると思ったので意外と安い。ここは確か電波少年の箱男の出発点だったので見たことはある。トイレは何故か水洗。そして100円払ってトンネルに入り、しばらく歩く。10分15分坂道を歩いていくと展望台がある。途中にレストランがあるのだが、閉まってた。お土産屋もないようなとこだ。ここほど人が少ない観光地化された岬もない気がする。夏場に野宿する人もあまりいないんじゃないんだろうか。とりあえず、らくがきボードみたいなのがあったので書いておく。ああ、マジック持ってくりゃよかったよ。

11時展望台へ。中に入るとおばちゃんが「いらっしゃいませ〜」とりあえず売店になっている。少し気持ち悪くなるくらいの螺旋階段を上り、展望台へ。すごいいい景色。種子屋久もはっきり見える。空の青と海の青、すごくさわやか。どうやって下に降りたのかわからないような岩の上で釣りしてる人達が。本当にどうやってそこいったんだろう。岬の灯台の白がいい感じで映えている。例によって色んな人達がメッセージを書いている。日本縦断とかね。そこに自分もちょっと書いておいた。叶う望みのないような願いとか、まあね。その3,40分くらいの間に10人くらい来たのだが勿体無いことにみんな5分くらいで降りていく。とりあえずバスは11時45分というのがあるのだが、あまり早く戻ってもやることないのでゆっくりすることにする。14時くらいまでバスはない。あと、途中バスに乗ってきた人も昇ってきて、ちょっと会話。関東から来た事を言うとびっくりしてた。

11時45分、とりあえず下にいってイカ焼きを注文し、ポストカードを買って書く。とはいっても、30分も経つとやることなくなるわけで。なんか人も増えてきたので展望台を出る。ちょっと下にある佐多岬の碑のところで海を見てぼけーっと。とにかく日がまぶしい。サングラス持ってくりゃよかったよこりゃ。12時半、時計のインチキ温度計で25℃。うーん、ここまでは怪しいけど20℃以上はある感じだ。風がさわやかで気持ちいい。この時期の海風が気持ちいい、っていうのはここと沖縄くらいなもんだと思う。とにかく天気がいい。

場所柄か、団体ツアーもこなくて静か。まあ、今は時期を外れてるけど、ピークになるとライダーやチャリダーはくるのかな。でも、入るだけでも有料道路の金を払わなくてはいけないし、チャリは走行禁止だ。おそらく静かだと思う。それに、あまりに大きな所から離れすぎてるし、宿泊施設もほとんどない。あとは夜、どうなるか興味があるな。とにかくいいところだ。1日潰して、高いバス代払ってきても十分いいとこだ。セルフタイマーで何枚か写真撮ったりしたが、上の展望台から丸みえだという事をしり、とっても恥ずかしかったり。あと、おみくじがあったので引いたりして時間を潰した。ちなみに吉。

そんなこんなで13時半にトンネル前に戻ってくる。車は多いがほとんど鹿児島ナンバーだ。それからネコと遊んだりして14時、バスに乗り出発。客は自分だけ。14時20分、大泊に着いて降ろされる。他に乗る気配はまったくなく、40分発というのでそれまで近くの川で遊ぶ。おたまじゃくしがやたらと多くて不気味だった。

誰も客がいなかったのだが、運転手が話しかけてきてずっと雑談。まあ、どこからきたとかそういうものから北朝鮮の話題まで幅広く。こういうのも田舎ならではと言おうか…。15時45分宿に戻る。散歩へ。のんびり歩くのにちょうどいいとこだ。近くにコンビニがあることがわかったのでお菓子買って防波堤で食う。バイト募集してたが605円から。うちの地元だと最低賃金に引っかかるぞ。あまりこなそうだから楽そうだけど、どうもこの町で唯一っぽいからな、どうだろ。なんか不良ねーちゃんたちがぼけーっとしてた。

そのあとふらふらしてたら町立図書館へ。九州で最初の図書館らしいが、規模的には高校の図書室並みだ。もちろんパソコンで管理はされておらず、貸し出しカードに名前を書いて借りるようだ。まるで耳をすませばの世界。アナログだね。でも、意外と新しいのが揃ってた。海辺のカフカとか。うーん、これがわかってたら早く帰ってもよかったなあとちょっと思う。カフカ読んで時間潰せたじゃん。職員は1人だけ。閉館時間がわからなかったが17時近いので退出。日曜なのに誰もいなかった。

17時くらいに戻ってちょっとだけF1見てマンガ。18時飯。今日は老夫婦が泊まっているがどうやらこの3人だけっぽい。19時にまた風呂に入りにいく。ここに泊まってる人は半額で入れるのだ。まあ、定価でも300円なんだけどねえ。地元だとこの規模は600円くらいしそうだ。40分くらいで出て防波堤を散歩して涼む。空は晴れてるし、海風は気持ちいいし、すごくいいシチュエーションだ。まあ、相方がいないけどな。いちばんほしいんだけどいちばん調達が難しいのが玉に傷。でも、3月上旬で普通に外で涼めるというのがすごいところだ。地元だともち風邪を引く。ある意味すごい贅沢。

20時くらいに帰ってきてまたマンガを読む。そしたらお茶を持ってきてくれた。どうも昨日から飲みまくってるかららしい。ホットウーロンなのでちょうどいい。21時半、そろそろ明日どこに泊まるかを考えねばならぬ。頭が痛いところだ。明日は7時前にここを出るから、宿を取るまでいかなくてもどこに行くかは決めておかねばいけない。とりあえず、あさって長崎から夜行に乗っていくから長崎でどうかなと思って、あとはまたマンガを読む。それまでのルートは全然考えてないが。肥薩線のループに乗りたかったが、どうもうまくいかないので白紙なのだ。

とりあえず0時、キリがいいところで寝る。

2003年03月09日(日)



 時代を感じたな その3

6時55分起床。かなりギリギリだ。危ない危ない。急いで準備する。向こうの人はオレが知覧に行くと思ってるのでバスに合わせて少々朝食が早いのだ。7時40分頃出発。駅に着いて、ホームに出て待つ。すまぬ。車両は新型がきて快適だった。9時くらいに西駅着。列車の中では晴れていたのだが、外に出たら小雨が降ってきて寒くなった。垂水行きのフェリーが出る鴨池港行きのバスの時間を見ると9時45分。まだ時間がある。とりあえずケン○ッキーでビスケットとナゲットを買っておやつにする。そのあとは雑貨屋をのぞいて時間つぶし。どうも若い女子ばかりで男、しかも旅行者はこないようなとこだ…。やっぱり浮いてるが、結構ここ半年くらい女社会にいることがあったので、あまり気にしなくなった。いいものはいいじゃんか!

バスに乗る。で、この運転士だがとにかくしゃべる!止まる時、発車する時、カーブ曲がる時、橋渡る時など、とにかく注意放送をしまくるしまくる!絶対この人車内事故でお客が死んでるよ…、とか思った。最初は鹿児島交通の方針かとも思ったけど、まさかね…。

10時10分港に着く。で、切符を買おうとするが何故か買えずに乗り遅れ。社員の人に色々言われる。鹿児島弁で。乗り遅れてとはいっても1時間に2本はあるのでたいした問題じゃない。これが1日5本とかだったら死活問題だが。フェリーが着くとアホみたいに人が降りてくる。土曜日だし、向こう岸から35分、360円。車だとアホみたいにかかるがこれだと毎週垂水市に住んでる学生は天文館に遊びに来れるな。バス代入れても片道500円ちょっと。下手に薩摩半島に住むよりいいかも。

10時40分出航。天気はまた晴れ。移り変わりが激しい。気温は結構あると思うが風がとにかく強かったり。船はでかいんだけど、どうもバスみたいだ。落ちつかない。30分くらいしか乗らないのに売店とうどんコーナーがあるっていうのがフェリーならではか。11時10分垂水港着。

鉄道が通ってないので、ここが玄関のはずだけど、駐車場以外何もない!コンビニもない!一応市なんだけどねえ…。中心はもうちとちゃんとしてるのかな?ここから直接根占に行くバスは4時間後なのでそれまで待とうかとも思っていたがこれではどうしようもない。てなわけで、すぐ接続するバスで鹿屋に行くことに。鹿児島県第2の都市だからどうにかなると思う。

バスは誰も乗り降りせず快調に海岸を飛ばす。途中で何度か脇にそれて時間調整をしなければいけないほどで。で、すさまじい看板を見た。写真に撮っておけばよかったなと今更後悔してるが。うなぎ骨カルシウムなるものの看板だったのだが、なんとカルシウムの量が牛乳の252倍もあるらしい…。果たしてそんなに摂取して大丈夫なのか?舐めるくらいで1日分の必要量が摂れそうだ。

さて、12時15分、鹿屋着。バスに乗ってたのは年寄りと小学生だけだった。バスセンターは恐ろしく薄暗い。一応中心のはずだが全然活気がない。商店街には「このまま経ったら10年後どうなる!?」みたいな意味のことが書いてあった。確かに。とりあえず、自衛隊の基地に資料館があるということはわかったので行くことに。途中で降りとけばよかったと思ったが後の祭だ。5分くらいで航空隊前に着く。

入っていっていいものかとちょっと思ったが、どうぞ、って書いてあるのでとぼとぼ歩いて敷地へ。突き当りまで歩くと右には基地入口、左には資料館。ちょっとゲートまでいってみようとも思ったが怖いのですんなり入る。やってないかと思うほど人がいなかったが、そりゃそうだろうなあ。恐る恐る入ると受付の自衛隊の制服着たおじさんにいらっしゃいませと言われて記帳する。一応国の施設だからね。でも、無料は嬉しい。知覧にも特攻隊関連のがあるがそこは金を取られる。まあいいや。とりあえず上から。

ここについて語り始めるとキリがなくなるので端折るけど、来て良かったと本当に思ったね。東郷元帥の肉声テープから復元した零戦から全特攻隊員の顔写真までとにかくよくあれだけ揃えたもんだ。あと、オレと同じ年の時に特攻隊員で、あと終戦が2日遅れてたら出撃していたという案内の人に色々教えてもらった。江田島にも同じようなのあったけど、あれは完全に敷地内だったので時間制限があってゆっくり見れなかった。鹿屋航空基地史料館、すごい。結局15時半くらいまで長居。これで鉄道記念館にはいけなくなってしまったが悔いはないね。受付で荷物預かってもらってたんだけど、返してもらう時に「ずいぶん長かったね〜」とかいわれてしまたし…

同じ敷地内にある観光物産館みたいなとこでゴマアイス買って食ってバス停まで歩く。確か30分くらい時間があったので歩くことに。まあ、大丈夫だろうってことで。結構早く歩いた結果余裕を持って到着。根占港寄らないので、近くにあるネッピー館っていうなんだかよくわからないとこまでの切符を買って待つ。16時20分くらいにバス発。のはずだが、のんびりしてて5分以上遅れる。おまけにラジオかけっぱなし。これはカルチャーショックだったね。鹿屋は台地にあるのだが、そこから海に出るとすごいいい景色。夕暮れの開聞岳なんかとくに。しかし、やっぱり彼らにとっては日常の風景なので見とれてたのはオレだけ。マンガを読んでたつわものもいた。かなり揺れがすごいんだけどなあ。

17時20分頃宿に着く。荷物を置いて広間へ。マンガがあったので読んでるとその家の子が出てくる。1つ下らしい。色々会話してこの辺の生活事情などを聞く。18時くらいに飯。自分の分しかなく、もしやと思うが…。食後またマンガを読んで19時くらいに風呂に入りに。ネッピー館っていうのは温泉施設の名前だった。なんか出かける時に人がいたりしたんだけど彼らは誰だろうと思いつつ。

徒歩2分くらいなのでゆっくり風呂に入っても19時45分くらいに帰る。湯がしょっぱくて、最初海水沸かしてるかと思ったくらいで。露天風呂はそのままのお湯を流してるっていってたがかなり土色してて不思議な温泉だった。内湯はやっぱりそのままだとメンテが面倒みたいで。

宿に帰ると若いものが4人でお菓子食ってた。ここの子の同級生らしい。一緒になって会話ちょこちょこしてたら適当に彼らは遊びに行ってしまった。宿泊人は結局オレ1人だけだ。で、そのあとはそこの人と色々会話。焼酎があったのでお湯割りをもらう。やっぱりイモはお湯割だね。結構長い時間しゃべる。明日は佐多岬にいくけど、天気がどうだろうってこと。あまりこの時期はきれいには晴れないようだ。適当にお開きとなって、そのあとはひたすらマンガを読む。紺碧の艦隊おもろい。で、0時くらいに布団入る。でも、いつ寝たんだろう…?

2003年03月08日(土)



 効果が通常の温泉の4倍らしい その2

まだ外が暗いうちに目が覚める。横の時計を見ると5時だった。九州入ったあたりかなとふと思ったがすぐにまた意識不明。

次起きたら6時。博多駅に止まってた。確か博多5時半くらいのはずだから遅れてるなあ、とちょっと思ったがまた眠る。そんなこんなで短い睡眠を繰り返しながら7時40分頃起きる。しかしぼけーっとしたまま。酸欠なのか、まだ降りるまで時間があるからなのか…

8時半、車窓に海が広がる。ようやく完全に目が覚めた。全然考えてなかったが進行方向右側だったので部屋からゆっくりと海を見る事ができた。きっぷ頼んだ時は2階がいいってことで、それしか考えてなかったけど、これは意外な収穫だ。まあ、来年の3月でこのあたりはJRじゃなくなるから最初で最後かもしれないが。

9時10分。水俣着。遅れに遅れている。どう考えてもあと1時間半で着くわけがない。今日1日どう行動するか決めてなかったので図書館から借りてきたガイドブックを読む。あんまり市内の観光スポットはなさげだ。そしてMDも聴き始める。最初からつまづいてしまったのでTMRを聴きつつテンションをあげようとする。途中で特急に追いつかれたりしたので乗客がそっちに移り余計に寂しい状態に。

10時、突如ドアが壊れる。ドアノブが取れやがった!一応形だけは戻しておいたが通常使用でああなるってことはかなりボロだ。

11時20分頃、1時間遅れでようやく西鹿児島着。どうして遅れたかは結局わからずじまいだった。天気は悪けれどそれなりに暖かいのはやっぱ南国か。どうも雨が降りそうな感じだ。

バスターミナルをうろついてると鹿児島シティービューっていう観光地を巡る路線バスがある事を知ったので止まってるのに乗る。とりあえず鹿児島といえば西郷どん、西郷どんといえば城山と思ったので城山へ。東郷元帥も鹿児島なのだが、この人に関するのってないのよね。1日乗車券を買う。市電も乗れるし。ここのは日付を削るスクラッチタイプだったので面白い。

とりあえず西郷洞窟で降りる。なんてことはない、入口しかないじゃん!雨は降ってくる、傘はない、バスは30分に1本。手なわけでしばらくぼけーっとしつつバスを待つ。今度は城山展望台へ。天気が天気なだけに桜島は半分雲だったが思っていたよりもでかい。あと、市街地は意外と広範囲になっている。うちの県庁所在地と人口はあまりかわらないはずだが、こっちの方が大都市に見える。郷土愛があまりないからそう感じるだけなのかは定かではないが。

次のバスに乗って南九州最大の繁華街、天文館へ。個人的に天文館、っていう名前が好きだ。規模的には結構でかい。ただ、駅から離れてるので旅行者からすると乗換え時間が半端な時にうろつこう、っていうのは厳しいかもしれない。あんまり長くないけどアーケードが続いている。そして、る○ぶにあったラーメン屋で飯。鹿児島ラーメンってやつ。にしても、九州のラーメンってみんなとんこつベースなんかね?

時刻表で時間調べる。今日の宿は指宿なんだが、そこまでいくのは1時間に1本くらい。だが、うろつきたくなくなってきたので、とりあえず途中の喜入までいくことにする。喜入といったら石油備蓄基地があるというくらいの知識しかないが。車両は新型のものだった。ディーゼルカーとはいえ地元のに比べればはるかに快適である。14時くらいに出発。20分くらい市街地走ってようやく畑っぽくなる。意外と広い。

喜入に着く。典型的な田舎の駅って感じだ。駅員さん1人。お菓子は売っているがキヨスクではなく、窓口の横にちょこっとあるだけ。駅前には店が1件もない。おまけに、少々寒い。マフラーをする。ぼんたんあめとさつまいもキャラメルを購入。こういうのは安くて記念にもなるし気に入っている。てなわけで、45分くらいホームに出たりうろちょろしたりで過ごす。そしてまた乗る。今度は旧型。というか、こっちのほうが未だに多い。

また海を見つつ走る。日頃海を見ないから何度見ても飽きない。そして指宿を過ぎ、16時半頃山川駅に着く。

本当は日本最南端の西大山までいきたいとこだが、恐ろしく電車が少なく、そこまで行ってると飯の時間に間に合わなくなるので泣く泣く断念。で、「駅員のいる駅では」日本最南端の駅というよくわからんうたい文句の山川まで来たという訳で…。今まで、飯を頼まないで失敗した事はあっても、飯頼んで失敗したのはこれがはじめてだったりする。

さて、この駅であるが、「駅の存続自体が危ぶまれるので切符はこの駅で買ってください」みたいな地元では考えられないようなものが…。そして、女子中学生が6人ほどいて色々しゃべってた。元気なものだ。普通に携帯も持ってるし。どこでもだいたい若い子っていうのは変わらない気がするが、違う点といえば言葉がなまりすぎてるのと、おっちゃんとよくしゃべること。駅員ともタクシーのおっちゃんとも結構しゃべってた。

そんなこんなで3,40分過ごし、1駅だけ折り返す。指宿駅に観光案内があったので聞いてみたが、やはり根占へのフェリーはないようだ。フェリーがあれば40分くらいなのに、フェリーがないので明日は丸1日に近い移動となる。

駅から15〜20分ほど歩いて宿へ。部屋にはもう布団が敷いてあるので先客がいるようだ。他には誰もいないが、どうも居場所に困ったので布団を敷いて本を読む。しばらく読んでたら先客が来る。第一声からダメだ。はずれだ。こういう人間は付き合いにくい。態度がでかすぎる。まあ、またさっさとどこかへ行ってしまったので飯まで本を読む。飯を食って、指宿名物砂蒸しに行くことに。チャリ借りて道聞いて出発。ロンTにフリース1枚だけだが寒くない。地元でこんな格好してたら自殺行為に近いのに…。19時半頃出る。10分くらいでさっさと到着。意外と指宿の町はちゃんとしていた。

金払って浴衣に着替えて海岸へ。暇そうにしてたおじさんおばさん達が砂を掘って案内してくれる。横になって砂をかけてもらってガイドブックで見たよな砂蒸しスタイルに。標準は10〜15分らしいので最初はそれくらいで出るつもりだった。が、どうもまだまだいける、ってことで延び延びになり、あとから来た人達よりも粘って、結局30分入ってた。本当はもっと行けると思ったが、きりがなくなるので。そのあとは、風呂へ入ってサウナに入ってMステちょい見て出る。かなりふらふらした。お湯じゃないので入ってるうちはのぼせないのだが、思いっきりのぼせる…。カルピス飲んでちょっとぼけーっとして帰る。夜風が気持ちいい。天気はまだ微妙に悪い。

帰ってくると21時くらい。同室人と管理人がしゃべってた。オレはあまり会話に加わらずに、でも暖房がついてたので同じ部屋で本読んだり明日のルートを考えたり。向こうの人は知覧に行ってみれば?、と言ってたし、最初そうするつもりだったが段々それでは明日の日程がきついことがわかり、さっさと鹿児島に戻る方向で頭は決まった。が、もちろんそのことは言わず。朝イチで西大山にいこうとも考えたがあまりに現実的じゃないことがわかったので断念。まあ、あと何度かは九州に来るだろうから焦る事はないか。

23時くらいにお暇して布団に入る。しかし、2連続夜行で疲れてるはずだがなかなか眠れず。0時頃就寝。



2003年03月07日(金)



 ああ密室の夜は更けて その1

途中、3回ほど運転手は休憩を取ったようだ。そのたびに目が覚めた。走ってるほうが眠れるみたいだ。だいたい1.5時間〜2時間くらいの間隔で休憩してたような気がする。

5時半。いきなり明かりがつく。何かと思えば「あと10分ほどで京都駅に到着します」

なんですと〜!!予定より30分以上も早い!とりあえず5時にタイマーセットして起きていつでも降りられるようにぼけーっとしてたので不意打ち、ってほどでもないが、やはり不意打ち。

とりあえず冷蔵庫のコーヒーを1本パクる。乗務員は何も言ってなかったが、このルートのバスは飲み物の無料提供があるから持って行っても一向に問題はあるまい。誰かが入れた形跡もない。ほかにカルピスだのお茶だのあったので何本か持って行こうかと思ったが、別に誰かと逢う予定もないし、荷物が増えるだけなのでコーヒーだけにしておく。っていうか、あんな小さいんじゃ気付く人いないんじゃないのかな?あ、あとおしぼりサービスもあったはずなんだけども…。座席のとこにあったパンフにも書いてあるやん!このインチキ乗務員が!!

そして5時40分、夜も明けていない京都駅におろされるのであった。いくら京都といえどもこんな時間に見学できる場所なんてあるわきゃない。見える範囲にゆっくりできそうなとこもない。仕方ないので駅に入る事にする。少なくとも19時くらいまでは京都で粘らなきゃいけない。京都は1日2日で見尽くせるところではないけれども、さすがにこの時間では考え物なのだ。

とりあえずコンビニを確認。そしておもむろに冷たいコーヒーを一気飲み。あとは適当にうろつく。こんな時間から歩きまわることになるとは思わなかったが。

そしたら、急におなかの具合が悪くなってきた。やはり、空腹状態で冷たいのを流し込んだのがきいたのか?トイレにいくが紙がない…、仕方ないのでおなじみの自販機で紙を買う。何を血迷ったか100円もしやがった。あー、こんなじかんに武○士やア○フルのティッシュ配ってるおねーちゃんはいないしなあ…。

さて、ガイドブックもなく、どうしようもないのでコンビニに戻る。何冊かガイドなり地図なり読んだところでやっぱりガイドブックがほしいという事になり、いちばん安かったポケットまっぷるを購入。税抜き500円以下っていうのが気に入った。る○ぶあたりだとガセのくせに800円くらいはするからね。このときようやく6時半くらい。

とりあえず、西本願寺と東本願寺が6時半から開いてるという事なので行くことに。幸い、どっちも修学旅行ではいってない。っていうかさ、中高どっちも京都きてるんだよねえ…、まあ全然見てないからいいけどさ。

1日乗車券というものがあるはずなのでバス案内所みたいなところに6時くらいにいってみたのだが、どうもそこにはないっぽいし、窓口のおっちゃんの対応が気に入らなかったので、結局地下鉄の駅で自販機(っていうのか)で1200円の地下鉄バス共通1日乗車券みたいなのを買った。ちなみにバスだけだと500円だか600円。見つからない以上は仕方ないか。とりあえず東本願寺までは1駅。それを堂々と乗るのも乗り放題のいいとこだ。初乗り200円の由。

以下ちょっと端折る。地下鉄降りて目の前のコンビニでアミノサプリ買って飲んで飲んで、まず東へ。結構逆走したので歩いていったほうがよかったかも。なんか袈裟着た人、しかも一般人が大量にいた。そのあと歩いて西へ。こっちは世界遺産だが、本堂修復中でどうにもできず。あと何年もかかるようなのでどうしようもない。腹の具合が悪いのでトイレを借りて更に西に歩く。師匠が出た大学(京都地理に詳しい人ならわかっちゃうな)の横を通りとりあえずバス停に行き、バスに乗る。とりあえず哲学の道を歩きたいと思った。まあ、西から東なので非効率極まりないが。

何時の間にか1時間ほどバスに乗っており、ようやく銀閣寺の前についた。このとき9時くらい。3年半前にも歩いた銀閣寺への道を歩き、途中から南へそれて哲学の道を歩き出す。肌寒いくらいだが歩き出すとちょうどいいもんだ。

9時10分。法然院へ。とりあえず途中にある小さな寺院も見て見ることにしたのだ。何かの撮影をしていた。テレビくさい。いかにも京都、って感じの竹林があった。そのあとはのんびりと散歩。修学旅行生がいないわけじゃないが、やはりオフシーズンなので少ない。あまり人に邪魔されずにのんびり歩いて10時ちょっと過ぎに南禅寺へ。ここは修学旅行の時に来てなかった。とりあえずめぼしいとこをうろちょろして、非公開文化財特別公開とかいうので南禅院を見る。普段も庭には入れるが、中には入れないようだ。狩野派の有名な絵師達が襖絵を描きまくってるというすさまじい建物である。ネクタイ腕章の人達がいっぱいいてすごかった。近くにある地下鉄の蹴上駅から地下鉄に乗って11時半には京都の駅に戻った。

次は梅小路蒸気機関車館へ。京都にあることは知ってたが行く機会もなく。とりあえず、バスを調べていく。バス停を降りてJRの社宅の横を抜けていくと梅小路公園。平日らしく子ども連れの人が目立つ。そして機関車館へ。詳しく書くと長くなるので割愛するけど、幼稚園児が遠足に来てて騒がしかった。あと、1.7メートルあると言われるC62の動輪はやっぱりでかい。写真もいっぱい撮った。しばらく待てば機関車の運転があるとかいってたが、疲れてたし、子どもたちで占拠されそうなので1時間くらいで退出。バスに乗って西大路四条〜四条河原町というルートを辿る。要するに中心地へ。

だいたい14時。全く飯を食ってなかったが、腹減ってきたので某ファーストフードでチキンを食う。2階で堂々と女子高生が5人くらい煙草を吸ってたが店員は何も言わず。それってどうかねえ?

14時20分。今度は竜安寺へ。ここも修学旅行では行ってなかった。天気は悪いがまだ雨は降ってないっぽい。バスは死ぬほど人が乗ってたがほとんど降りてしまい、こっちが乗る時には5人くらいになってしまった。さすが中心部。

15時10分くらいに着。渋滞もしてたし、やっぱり京都は広い。雨が強くなってきた。傘がないが買う気はない。石庭は人がいっぱい座っててぼけーっと見ていた。南禅寺で見かけた女子高生グループ+タクシーのおじさんをまた見かけた。高校時代の同級生に似ている子がいて一瞬びびった。まさか本人じゃないとは思うが…
帰りは京福電鉄で四条大宮まで出ようと思ったが意外と最寄の駅が遠いことが判明。でも、京福に乗りたかったので木の下で雨宿りしつつ地図を見て色々考えた結果、北野白梅町までバスで行ってそこから乗る事に。

京福電鉄っていうのは非常に自分にとって興味深いとこだった。よくわからない。京都は路面電車は全廃したはずなんだけど、平気で道路を走る。普通、路面電車っていうのは専用のところをあけてるはずなんだけど、ここは電車の前も後ろも普通に車が通る。車は飛び出すし、クラクションは鳴らされるし。おまけにめちゃくちゃ長い時間それが続く。混雑時は車にとっては迷惑極まりないような気がしてならない。江ノ電の比ではない。おまけに複線。まあ、他にもあるけど、乗り換えしても20分少々で四条大宮につく。バスと同じか早いくらいだ。16時45分にはまた四条河原町に戻る。あと3時間。

とりあえず大丸を物色。そしてフジイダイマルっていう同じようなところへ。UAかビームスだか、どっちかがあったので結構長時間いた。大丸では札幌店開店記念なんたらの放送をしていたが、実際に行くのは自分くらいなもんだろう。しかもあと1週間後にはそこにいるという…。

そして阪急へ。ここの品揃えっていうのはちと変だ。一応百貨店に行くと女性もののコーナーもさーっと見るのだが、バンギャ向けの店っていうのははじめてみた。しかも2件。お子様くさいの、例えば3年2組とかは結構どこにでもあるのだが。しかもメンズとか書いてあるとこにも女性ものしかないという…。そんなに京都ってバンギャが多いのかしら。

バスで駅に戻る。これがひどい混み方でしかも前後が同じ年くらいの女の子だったので気を使う。急停車急発進でもよりかかれないからね。変な疑いかけられたりするのイヤだし。でも、女子っていうのは普通によりかかってくるんだな、これが。

17時56分、とりあえず京都脱出。2時間くらいあるが三ノ宮あたりまで往復して大阪に戻ろうという魂胆。疲れてて座りたかったのでわざわざ普通に乗る。にしても、前の席に座ってるおっさん、メガネのフレームが長方形でおかしかった。この間はずっと読書タイム。事故ると予定が狂うのだがいい時間つぶしにはなる。

新大阪に戻って弁当と飲み物買って、うどん食って20時くらいにはホームに出る。とりあえず淡麗生5001本、お茶1リットル、サラダ、カツ弁当を買っておいたが明日の10時半まで持つかどうか。14時間1人の世界になる。発車10分前を切ってようやく入線。最近の寝台列車っていうのはせわしない気がする。どうせホームが余ってるんだからもっと早くてもいいんじゃないかな、新大阪駅。とりあえず乗り込んで自分の部屋に。とにかく狭い!去年の夏北斗星に乗ったときの個室と区分は同じなのだが、アレより狭い。面積は畳1枚よりちょっと大きいくらい。高さは1メートルない。2階なので見晴らしはいいはずだが天気が悪い。閉所恐怖症の人にはおそらく耐えられないであろう空間だ。でも、1人きりになれるっていう意味ではやっぱりいいもんだ。乗車率は27室に対して12室くらい。平日のオフシーズンと考えれば結構いいかんじかな?姫路くらいまでは人が乗ってくるみたいだけど。

発車して車掌が検札に来るっていうからしばらく待っていたが全然こない。仕方ないので飯食って待ってると明石海峡大橋通過のときにアナウンスがあったので見てみる。すごくきれいだ。しかし、車掌は全然こない。姫路過ぎてようやく来た。そのあとはサラダ食いながらビールのんでのんびり。メーリスで旅行記を流してたりするのでそれに対する返事を打ったり、ちょっとメールで会話したり。なんと1人が岡山にいる事が判明。もちろんホームには見送りにこなかったけど。

試しに煙草を1本だけ火つけて吸ってみた。報知器は鳴らなかったけど、煙がこもりまくってすごい状態になった。しばし換気扇をフル回転させてドア開けて。換気扇は電源切っても完全には切れないようになっている。さすがにこの密室で完全に換気がなくなったら窒息するだろうしな。

岡山過ぎたあたりで意識不明。長かった1日もようやく終わった。

2003年03月06日(木)



 端っこ日本縦断記 エピソード0

さて、ようやくこれからこの旅行記を書くわけだけど、思い出して書くのって結構大変なんだよねえ。宮脇氏も言ってたけど1日分書くのに2日くらいかかるんだわ。とりあえず、毎日ちょこちょこと書いていこうと思う。1〜2日で1日分をあげられたらなあと思う。

個人的には2,3の作家の文体を混ぜたつもりで書くけれども、あとで読んでもちょっとわからないだろうなあ…。まあ、明らかにわかるのはいるか(笑

とりあえずこの期間に読んだ本。たぶんこのペースだとトータルで60冊くらいしか読めないと思う。読む時間は結構あったんだけど、本を持っていくのが重労働のため10冊が限界だった。
21〜32.子竜螢「不沈戦艦紀伊」5〜12
       「戦艦信濃」1〜2

番外編
「紺碧の艦隊」 1〜13
「沈黙の艦隊」 1〜12
何気にマンガ本を25冊も読んでいた…


注)とりあえず3月5日20時までさかのぼります。それではどうぞ!

翌日は公立高校の受験日である。もう2時間経たずにバスに乗るわけだが、前日だけあって勉強をやらないわけにはいかない。それに、今夜から旅に出る、なんてことは間違っても言えるものではない。とりあえず20時には終わりなのだが、翌日に対する心得とか、色々しゃべってたら20時半を過ぎた。だいたいこのあたりは計算済みだったので、荷物は全て持ってきている。帰る時に向こうの母親に「どこか買い物でも行ってきたの〜?」と突っ込まれたので「ええ、ちょっと東京まで」なんて軽く言っておいた。まさか、「今夜から九州に行くんですよ〜」なんて言えるわきゃない!とりあえず、試験の健闘を祈るや切(パクり)

さて、一旦家に帰らないという事でいるので、チャリを止めて、駅前のミスドで時間を潰す事にする。ちなみにこれが初ミスドだったりなんだったり。メニューがよくわからないので、適当に無難っぽいのを4,5個注文してウーロン飲みつつ過ごす。まあ、メニュー多いとはいってもスタバの注文の複雑さに比べりゃたいした事はないだろうが。店の中には大荷物を抱えた同じ歳くらいの男性がいて、テイクアウトしてたから同じバスに乗るのかなと思っていたが、結局出て行ってしまった。とりあえず、店の中にはそれっぽい人は他にはいない。かねてから疑問に思っていたのだが、この地域から京都大阪にいきたがる人ってそうはいないと思うのだが…。早かれ遅かれ廃止されそうな気がしないでもない。

ドーナツ食って、本読んで、だいたい21時45分。バスがロータリーに入って来るのが見えた。いよいよである。いつもチャリに乗って見ていたバスに自分が乗るのだ。ドアが開く。車内に入ると1人しかいなかった。そして、乗ってきたのも自分を含めて2人しかいなかった。平日の夜はこんなものなのかな。以前、同じルートのバスにのった事はあるが、この時は2階建てバスの2階だったので、この、ハイデッカーバスはどうもちゃちい。まー、そんなことはどうでもいいんだが。それに、あまりここで止まっているとあとが続かなくなるので設備云々に関してはあまり言わない事にする。

21時50分発。カーテンが2重に閉まっていたが開けて外の景色を見る。25分ほど走ってまた停車。今度は7,8人くらい乗る。これで10人くらいになった。学生らしいのが2,3人。あとは子連れとサラリーマンっぽい人がちらほら。とりあえず、学生は休みに入ってるので普段よりは少しは多いのかもしれない。

高速に入って22時半くらいに消灯の案内。一応運転手のほかに1人乗務員がいるのだがこの人アナウンスが下手だ。どうもいかん。明かりを消したらトイレの横にある常務員室に行ってしまった。さっきトイレにいったときに中をちょっと覗こうかなとか思ったりしてたが、やはりできなかったが。

だいぶ車内は静かになって寝てる人も多いようだけど、なかなか眠れず。いくらゆったりしていてめちゃくちゃリクライニングがきいているとはいってもやはりバス。少々列車とは勝手が違う。本も読めない。とりあえず景色を見る。どのようなルートでいくのかも少々興味があるところだしね。

0時くらいに明らかに東京っぽくなってくる。荒川か隅田川の隣を走ってるなあ、となんとなく思っていたが、東武浅草駅が見えたので隅田川とわかる。この辺は東京とはいえネオンもあまりない。高速は車が多いが渋滞せずに流れてはいる。

とりあえず街の景色を眺めつづけていると東京タワーが。どうもこの建造物は自分にとっては微妙だ。タブーの1つといっていいかもしれない。ってことは、今走ってる道路はあそこじゃないか!!、とちと考えたりして…。なんか出発早々センチメンタルだ。まあいい。そんなこんなで山手線を半周するような形で何時の間にか東名に入っていたようだ。東京も過ぎたので寝ることにする。それではおやすみなさい…




2003年03月05日(水)



 キーボードそろそろ寿命か?yとhが

起床は9時前後。飯食ってぼけーっとしてたら昼になってしまった。券が届いたと電話が来たのでとりあえず学校にはいかねばならぬ。よって、市立図書館は明日におあずけだ。学校行って予約していたものをいくつか受け取って青春18切符を買った。とりあえず、これがなくてははじまらない。意外なところで役に立つ。

そのあとはバイト。今日は新しい事を教えてもらった。少し物にするには時間がかかりそう。明日2人ほど新人さんがくるようだ。楽しみ。同じ時間に入るのはいつになることやら。明日から2週間またいなくなるしね。今日はだいぶ暇だったので店長と色々トーク。組んだ人もタカちゃんだったので波長が合っていい感じだった。終わってからも3人でいろいろトーク。この組み合わせがいちばんやりやすいかな。一方、かなり抜ける人がいるみたいで、下手すると3人で回さなきゃいけないかも…。すまぬ。

さて、明日やること。荷作り、図書館で本返して借りる、ドラッグストアと100円ショップに買い物、銀行口座から金を下ろして郵便貯金に移す、こんなもんか?

2003年03月04日(火)
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