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■ 青春18きっぷ消費記 その1(かなり文は濃い)
青春18きっぷが2日分余ってる。そして、期限は10日まで。別にこのまま鬼籍入りさせてもいいのだが、せっかくなんでってことで無計画のまま、宿だけヒデのとこに泊まるってことで出かけた。とりあえず、ムーンライトえちごの切符は取って。にしても、前日で取れたってことは結構人がいないのかしら。
家を出て大宮着22時半…。1時間も前である。湘南新宿ラインしかこない11番線で本読んだり音楽聴いたり。途中、ホームライナーが入ってくる。しきりに「ご乗車できません」といってるにもかかわらず3,4人くらい乗り込む。果たして彼らはどうなったのか…。一応これはグリーン車も普通車も関係なく乗車整理券を発売するので、グリーン車に510円追加で乗れることになる。が、1回乗るたびに510円ではそう毎日乗るわけには行かないと思うが…。
23時過ぎると、えちごの乗客と思しき人がちらほらと。うしろのベンチにはなんとカップルが!!頭に来たので妨害しようと思って、CDプレイヤーの音量を自分の聴力の限界まであげて、爆音でペニシリンを聴いてやった。さぞかし千聖氏のエッジの効いたギターが音漏れしまくってるだろう。普通にスピーカーで聴いてるより、音漏れのほうが気分はいやなもんである。これが功を奏したかはわからないがどこかへ消えた。ざまーみろ!ああ虚しい…。
さて、23時40分。ムーンライトえちご入線。今まで165系にグリーン車廃車になったのからはいできたシートをつけてたのが4月から見事に485系一般車にグレードダウン。寝にくいこと請け合いである。でも、逆にいえば新車(古いけど)投入したってことは東日本はえちごを廃止する気はないとも受け取れるわけで、それはそれでいいことなのかもしれぬ。ピーク時はどうかわからないけど、基本の6両の時は定員が増えるのでそれもいいことか。
4号車、禁煙車。人がびっしり。とはいっても、1つのとこに1人くらいだからせいぜい6割くらいと思われる。そして、前の喫煙席はガラガラ。普段普通にタバコを吸う人も夜行に乗るときは禁煙で、っていうのが結構多い。なんとわがままか。席は東日本お得意の背中と座面どっちもリクライニングするシート。シートピッチは旧来のままなので狭い。足が伸ばせない。座席下の暖房邪魔。うーん、だが旧車に乗っておくべきだった!比較しようがない。
さて、いつ車掌が回って来るかと思っていたが、いつまで経っても来ない。結構すぐに車掌ともう1人謎の男が前に行ったのだが…。大宮より前から乗ってきた人達はもう終わっているのか寝ている人が多い。車掌来ないので歯磨きして顔洗ってしまう。洗面所は自動水洗に改造されてた。
車掌、0時半過ぎてやっとくる。が、ご丁寧に寝ている人を起こして検札。ってことは、大宮出発してから全部やるってことね。つまり、違反だけど新宿〜大宮間は普通に乗れるわけで。なのでやたらと大宮でリーマンが降りてきたのか。時間かかったのも納得納得。
高崎で20分ほど停車。寝てる人も多いが外に出てタバコ吸ったり写真撮ってる人も多い。荷物持ったわかいおねえちゃんが車掌のところにいって何かしゃべってる。車掌が「それじゃ2号車の何番に…」みたいなこと言ってたからどうやら指定席券を買わずに乗ってきたっぽい。この時期ならそれもやりやすかろうがピークはどうするんだろ?満席で乗り込んできた場合、途中で降ろすか、金とって立たせておくか。とりあえず高崎過ぎれば長岡まで止まらないけれども…。
さて、いい加減寝る。座席がお粗末になったので寝るポジションに苦労苦労。隣がいないので横になるか、それとも普通に座って寝るか…、してたら停車。新前橋。いきなり運転停車か?比較的すぐ出発。次も停車したので起きると水上。これも運転停車。かなり長い間止まってた気がする。で、新清水トンネル通ったなあ、って感じで寝てたがまた止まって起きる。越後湯沢。これも運転停車だ。ここもかなり長い間止まっていた。次起きたら長岡。深夜なのにやたらと降りる。それからも止まる駅で結構降りる。東京で夜遊びした新潟人には格好の帰宅列車なのだろうな。かなり辛いと思うが普通に学校や会社にも間に合うし。
で、去年の12月くらいから新潟打ち切りになってしまったので乗り換えしなければいけない。ちゃんと快速は接続しているのだが、これだったらちゃんと村上まで行けば、と思うんだけど。どうしてだろ?問題はその車両である。本命としては115系、もしかしたら旧車があるかな…、とか思って新潟駅のホームに止まってるのを見たら…。「走るんです」701系と同じようなのが…。がっくり。形式はE127系というみたい。新潟版が出ていたとはねえ。新潟着4時56分、発58分。全く余裕なし。さて、このあとどうするか全然なのだが、とりあえず乗り継いで考えてみよう。
この快速、特急と同じペースで飛ばす飛ばす。新しいからスピードが出せるのかな。さて、時刻表とにらめっこした結果、鶴岡まで行って4分滞在で折り返すのが無駄のないパターンだとわかった。さすがに5時では何もできないし、こうするのがいちばんいい時間つぶしだ。羽越線ははじめてだし車窓にも興味がある。まあ、乗っていても苦にならない人しかできないが。
さて、村上に着く。ここで乗り換え。ピーク時にはおそらくながらの大垣駅状態になるんだろうけど楽なもんだ。乗り継ぎ列車は前3両がキハ47、後1両だけがキハ40ロングシート改造だった。某本に「ロングシートばっかだ!」みたいなこと書いてあったが全然やん。あの筆者は文句を言い過ぎるのでダメだな。まあ、個人的には58だったらいいなあ、とか思っていたのであまり人のことはいえないかな。どうも気動車は内装がへぼくていただけない。寸法も狭い。加速は遅いし、スピードは出ないし、手を抜いて走ってる印象しかない。まあ、それが普段体験できないよさかもしれぬが。にしても、電化されてるのに車両がないってずっとこれなんだよね、新潟支社は。もったいない。
車窓はすばらしかった。上り下りでだいぶルートが違うんだけど、すぐにトンネル入る上りと違って下りはずっと海岸線。変化に富んでいて楽しませてもらった。帰りは47+40ロング×2。ほとんど寝てたけど。新潟11時半くらいに着。ちょうどいいや。
今回はここまでってことで。
2003年04月08日(火)
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