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艦長日誌 西暦2006年6月13日
基本的に怠け者で問題がせっぱ詰まらないと行動に移さない自分。なので、結構やらなきゃいけないことを後回しにしてしまうのですよ。そんなこんなで今日も帰宅後食事が済んだらパソコンに向かってしまうわけです。あぁ、この性格どうにかしないとなぁ。 明日出来ることは明日に回す、いつからかそんな性格になってしまってるわけですが、これはストレスをためないように自分が作り出したスタイルなのかもしれないなぁ。基本的にストレスの許容量が少ないので、余分なストレスを自分に課さないようにしているのではないかと。ストレスが溜まるとイライラして性格悪くなるしねぇ。かと言ってこのままでは良くないよなぁ・・・少しづつ自分を律していかないと。などと書いている30代半ばの男・・・まだまだ精神面はおこちゃまですな。
2006年06月12日(月) |
ゆらゆら ねむねむ あ〜あ〜 |
艦長日誌 西暦2006年6月12日
朝方、突然の揺れで目が覚める。地震だ!揺れは結構大きいが、ゆっくりとゆらゆら揺れる感じ。テレビをつけて確認したら大分市は震度4。以前防災訓練車で体験した震度4の揺れよりは大きかったような気もするが、大した被害もないので震度4くらいなのでしょう。それにしても震源が大分県の庄内と由布院の間くらいか?今回は震源の深さは146キロ、地震の規模はマグニチュード(M)6・2で、東海の方まで揺れてるんだから結構規模は大きいよな。地震が来るとどこかの温泉が出なくなったとかいう話が聞かれるが、今回は問題なさそうだな。でも桜島も活動が活発になってるし、警戒は必要ですな。
そんなこんなで朝変な時間に起こされたので眠いこと。仕事中ねむねむでしたが、まぁ何とか乗り切る。
夜、パソコンに向かいながらサッカーW杯の日本対オーストラリアをチラ見。前半、限りなく高原のキーパーチャージっぽい得点でリードしたものの、後半になるとDFラインが下がってきて、自陣ゴール前でフリーキックを与えまくって嫌な感じになってきたと思ったら・・・あ〜あ。立て続けに失点。それまで川口がスーパーセーブで頑張ってたが、1点取られたら緊張の糸が切れたかな。まぁヒディング監督の選手交代が見事に的中ですな。ジーコさん、ちょっと見習った方が良いんじゃありませんかね。これで日本が予選リーグ突破するのは先ず不可能に近いな。今回のW杯、日本終了です。あとはどこが優勝するか予想して楽しもう。
2006年06月11日(日) |
初めての登山に思うこと |
艦長日誌 西暦2006年6月11日
先週に続き、ミヤマキリシマ鑑賞登山に行く。今日はミヤマキリシマを見てみたいという相棒のお姉さん家族(お姉さん+小学5年生+小学1年生)を連れて行く。3人とも初登山。天気が心配だったが、晴れ間が覗き適度に涼しい登山日和。牧ノ戸峠の登山口から扇ヶ鼻を目指してゆっくりゆっくり登る。まぁこの時期のくじゅうは大混雑なのでゆっくり歩かざるをえませんが。子供たちは平坦な道より岩をよじ登ったりするのが楽しいようだ。日常ではそういう事がないだろうからねぇ。ちらほら咲いているミヤマキリシマや、マイヅルソウ、ツクシドウダン、ウスノキ、ツクバネウツギなどの花を楽しみながら扇ヶ鼻へ。
扇ヶ鼻のミヤマキリシマはかなりの虫害で花はまばらだったが、お姉さん家族にとって初めて自分の足で登って見るミヤマキリシマは新鮮だったろう。心配した体力面も問題なし。やはり体力に合わせてゆっくり歩けば、少々の登山はさほどきつくないのですよ。楽しかったと喜んで貰えたのでホッと安心。
自分は、登山は最初が肝心だと思っている。自分が会社の山の会に入って初めて登ったのが冬の久住。大分の平野部ではまず見ることがない一面の銀世界、雪を頂いた山が雲一つない青空に映えて美しかった。登山靴履いて雪に埋もれながら歩くことが新鮮で、興奮と感動を覚えた。この登山により一発で山の世界にハマッたと言っても良い。自ら望んで山に登りたいと始めた人はいざ知らず、ちょっと誘われて登ってみた、というような人にとって、最初の登山でどれだけの感動を味わうか、そこが山好きになるかならないかの境目だろう。実際、最初の登山が雨だったり強風だったり寒かったり、こういう人たちはまず続かない(マゾな人を除いて)。辛い思いしてなんで山なんか登るんだろう?て気持ちになると思う。もちろん、辛さ以上に感動があれば良いんだけど、そこは個人の感受性が大きく影響するでしょう。
山で感動を味わったら自然環境に関心を持つだろうし、日々の生活にも環境に配慮する心が生まれるんじゃないかと思う。どこかの大学の教授も言っていた「地球という環境のすばらしさに気づくことが大切」だと。自然を好きになって貰うことが環境問題を身近に感じて貰う近道になると思う。山好きが増えて登山者が増えすぎるのもまぁいろいろ問題があるわけですが あれ?最後にちょっと話がずれたな。
2006年06月10日(土) |
ドライブ、水汲み、ディナー |
艦長日誌 西暦2006年6月10日
午後から水汲みに小津留湧水まで出かける。先日母から聞いた、小津留湧水に抜ける広域農道?を通ってみることに。庄内の由布市役所を左折し男池方面に向かい、しばらくすると左に久住・直入方面に抜ける農道がある。広くて走りやすく、かなり高いところまで上がるので見晴らしも良い。ドライブコースには良い。でもこの農道どれだけの人が利用するんだろうか?自然を切り開き、無駄な道路を造ってるのだとしたら悲しいことだ。 農道から小津留の小さな看板の所を左折し細い道をくねくね下りていくと小津留湧水の目の前。水を汲み、売店でタマネギが安かったので購入。 夜は別府の「シェ・ヤマ」でディナー。たまにはリッチにね。お客さんは結構年齢層高め。年配の方が多いという印象だ。かといって決して硬い雰囲気でもなく、静かに落ち着いて食事を楽しめます。(゚Д゚)ウマーです。いやいや、ここは優雅に「美味しゅうございました(´∀`)」でございました。
艦長日誌 西暦2006年6月9日
職場の火災を想定した防災訓練。自分が計画の担当になっていたので先週からシナリオを考えて今日実施。空気呼吸器を装着したりしてきびきびと10分もかからずに終了。実際の火災の時は、たぶん訓練のように決まり切った形で事が進むことはないだろうけど、火災発生の連絡方法、初期消火の手順、空気呼吸器の装着や人員の確認・避難など、やっぱり訓練しておいたほうが良いだろうからねぇ。まぁ実際の火災に遭わないことが一番良いわけでありますが、備えはしっかりと。
艦長日誌 西暦2006年6月8日
梅雨はまだか、という内容の日誌を先日書きましたが、今日九州北部梅雨入りしましたな。雨の季節到来です。でも明日明後日は天気良いらしい。まぁ梅雨の晴れ間はうれしいものです。緑が瑞々しく、空気も澄んで景色がクッキリ見えるから山に行くには良い日。今週末はまた登山です。ミヤマキリシマ沢山見れるかな?
2006年06月07日(水) |
環境講演会「誰も知らない水の話」 |
艦長日誌 西暦2006年6月7日
今日、会社の環境月間の行事として大分大学教育福祉科学部の教授、川野 田實夫氏を迎えて環境講演会があり、参加してきた。この中で、水に纏わるいろんな話が聞けたので、如何に箇条書きしてみる。
<私たちが普段使用出来る水は意外と少ない> ・21世紀初頭の地球では、12億人が安全な水を確保できない状態、 また、25億人が適切な下水道がない。 ・地球上の水の98.4%が海水と大陸氷(南極圏、北極圏) 残りが大気中の水で、雨となって降り使用できるのは0.001% ・世界の平均降水量は940mm/年(1000mm/年が湿潤気候であるかの境) <砂漠の話> ・砂漠では大気中の水分より地表の水分の方が少ない(大気10%、地表2%) → 水分は大気→地中へと移動 雨が降ると窪地にエビが孵化、水がなくなる前に生殖、産卵を行う → 生命は力強い。 <大分に関する水の話> ・祖母傾、九重、日田津江などの山岳部は3000mm/年を越す降水量 大分市付近は1500〜1600でそれほど多くない →山岳部で降る雨が、大分川、大野川で供給され水に恵まれている ・だから大分市は県庁所在地ではかなり給水制限した回数が少ない ・大分市では地下100m毎に5℃温度が上昇 →大深度地熱温泉 700mも掘れば、丁度良い温度の温泉が出る →天瀬温泉よりも大分市の方が温泉が多い <水の成分に関する話> ・南極のドンファン池はカルシウムが多い →寒冷地では水が凝縮されるとカルシウムが多くなる ・死海はナトリウムが多い →温暖地では水が濃縮されるとナトリウムが多くなる ・九州の河川は珪酸が多い。(大野川、大分川、五ヶ瀬川、緑川など) →新しい地層で岩石から溶け出やすい(阿蘇火山などの溶岩) 九州でも古い地層帯の川(番匠川、北川、祝子川など)は珪酸が少ない ・元来、珪酸の多い水は工業用にはあまり向かない(配管にスケールが溜まる) →大分にコンビナートが出来たときは「時代が変わったな」と感じたとか ・珪酸の多い水は農業向き。丈夫な稲を育てる? →日本で稲作が定着した理由の一つかも ・水の味 カルシウムがほどよく含まれるとコクがあり美味しい 二酸化炭素(炭酸)が多いと清涼感があり爽やか 硫酸が多いと渋みがでる <その他> ・水は一時期に比べれば綺麗になっている →河川の汚染物質の量 30〜40年前の半分以下になっている ・地球という環境は素晴らしいもの ということを学生に説いている →それに気づくことが環境に興味を持つきっかけになる
などなど、いろんな話が出ておもしろい内容でした。ちょっと話があっち行ったりこっち行ったり、同じ事を表現を変えて何度も話すなど、聞きにくい部分もありましたが、全体的に興味のある話なので最後まで楽しく聞きました。こういう講演会ってのもなかなか面白いな。機会があればいろいろ聞いてみたいですな。
艦長日誌 西暦2006年6月6日
今日は6が三つ並ぶ日で、「666」について職場でちらりと話題が出た。映画「オーメン」で有名な(自分は実は見たことない)この数字、元は新約聖書「ヨハネの黙示録」に出てくる、キリスト教の敵、竜(サタン)によって地上の権威を与えられた「獣」にまつわる数字ですな。
ここには知恵が必要である。思慮深きものは、獣の数を解くと良い。その数とは人間を指すものである。そしてその数は666である。
かなり有名な一節ですね。よくオカルト物やアニメ、漫画などでこのネタが使われてたりします(「BASTARD!」とかね。懐かしい。) んでこの「666」という数字、別の説もあって、実は「616」であると主張する人もいます。古いギリシャ語で書かれたヨハネ黙示録が出土して、そこには「616」と書かれてあったらしい。どちらが本当なのか、ワタクシにはサッパリ分かりませんが、歴史の一部としての興味はありますな。
んで、今日が6が3つ並ぶ日なので、この「獣の数字」に当てはめようとする方々は多いわけですが、そもそも「その数字とは人間を指すものである」ってはっきり書いてあるんだから、意味はないような気もしますね。日付とはなんの関連もないわけです。まぁこういう語呂合わせのように日付と物事を関連づけようとするのは人間の性でして、だからこそいろんな記念日があるわけですな。
自分はあまり特定の宗教に入れ込んだり、特別信心深いわけではないですが、宗教の教えには真理も当然含まれているわけで、良い面は沢山あると思います。でも宗教が行き過ぎると排他的な思想が生まれ、自分たちの信じる神以外のものを信じる人々を受け入れなくなり、争いが生まれる。歴史にはそういう争いや悲劇が沢山ある。だから、宗教には良い面も悪い面もあるという認識です。ただ、他人が信じるものは尊重するし、祀られている神様、仏様には素直に手を合わせ頭を垂れます。 いろんな神や仏を許容し(一時期は神も仏も一緒になってたくらいだし)、正月は神社に初詣、盆は仏様を迎え入れ、クリスマスに浮かれ騒ぐ日本人。じつは宗教的な争いから開放された、ちょっと特殊な(他の国から見れば不思議な)人種なのかもしれませんねぇ。
666の話題から、なぜか宗教観のお話に発展しちゃいました^^;。断っておきますが、今日の書き込み、そして私の思想としても、宗教を否定したり侮辱したりする意図は全くございませんのでその辺よろしく。
艦長日誌 西暦2006年6月5日
昨日の登山の疲れが残っていたので今日は晴れていたけど車通勤。筋肉痛はないけど体がだるい・・・ 膝はボチボチ。さほど悪くなってないので回復しそう。軟弱になりましたな。また体鍛えないとね。てかダイエットしないと。
晴れていた、で思い出したが、梅雨入りまだですか? 九州南部は既に梅雨入りしたけど北部はまだ。今週も前半は天気が良いみたいだし、梅雨入りの気配がありません。このままだとまた週末雨、てパターンになりそうだな。
艦長日誌 西暦2006年6月4日
今日はミヤマキリシマ鑑賞の目的でくじゅう登山。当初は吉部から大窓を経て平治岳を登る予定だったのだが、朝起きるのが少し遅くなったので計画変更して長者原から法華院温泉を経由して立中山(たっちゅうさん)へ行くことにする
今日は大船山で山開きが行われていて駐車場は昨晩から満車状態。登山道も混雑が予想されたが、自分たちは登山開始が遅かったので比較的空いていた。雨ヶ池への登路では、昨年の台風?の爪痕が見受けられ多少景色が変化していたが、登山道自体は実に良く整備されてあって感心した。
雨ヶ池ではすでにミヤマキリシマは見頃。今年は裏年らしいが、なかなかどうして綺麗な花を咲かせている。さすがに平治や大船の大群落と比べると分散して見劣りするが、これはこれで充分楽しめる。また、リンドウやイワカガミ、マイヅルソウなども登山道脇にひっそりと咲いている。途中、他の登山者がめざとく発見したチゴユリも見れた。
坊ヶつるあたりまでくると登山者が一気に増える。サワオグルマだろうか、黄色い花が一面に咲いているところがあった。法華院温泉の談話室でしばし休憩してから、立中山へ向かう。こちらのほうは登山者も少なく静かな山歩き。やっぱり登山は静かな山を楽しめる方が良いね。
立中山のミヤマキリシマは壊滅状態。今年シャクトリムシにやられたというよりは、昨年やられて今は回復段階、といった感じ。ほとんど葉がない状態でも健気に花を咲かせていたりする。シャクトリムシはあまり見られず、目視できたのは1匹のみ。
立中山山頂で昼食。パンにチーズとハムを挟んでちょっとリッチに。
昼食後、鉢窪を経て大船山の登山道に合流するルートを選択。人通りの少ないルートなので登山道が狭く、灌木の中を縫って歩く感じ。こういう道を通ると、なんか自然の中を通らせて貰ってる、という謙虚な気持ちになる。鉢窪あたりでもチョットしたミヤマキリシマの群落があり、こちらは虫の被害もほとんど無く綺麗に咲いていた。丁度見頃だが、まだまだつぼみもある。この辺は周囲の木が成長してきているので、もう何十年かすると、ミヤマキリシマは日差しを遮られて衰退していくかもしれない。
大船の登山道に合流し、坊ヶつるへ下る。気持ちの良い草原で少し休憩してから下山にかかる。長者原への下りは、団体登山客と一緒になってしまい大渋滞。韓国からの登山ツアーの方々なんかもいたりして賑やか。う〜ん、こういう人ばかりの騒々しい登山は苦手だ・・・まぁメジャーな山なので仕方ないか。
16時過ぎに下山。久しぶりの登山だったので結構足がだるい。膝もチョイと痛む。下山後の楽しみの温泉は、久しぶりに筌ノ口に行ってみる。相変わらずの茶褐色のお湯が体に効きそうだ。サッパリして大分に戻る。
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