まゆ日記
DiaryINDEX|past|will
2009年03月06日(金) |
こんなこともあります |
えー、σ( ̄▽ ̄)はカーテンを縫っている工場の事務やってます。
お客さまから注文してもらったデータ、窓の巾と高さ、選んでもらった生地の名前と注文のためのコード、その窓の数やなんかを入力すると自動的にメーカーさんに何メートルの生地を注文すればいいか、そんなんがでます。 そのデータをもとに午前中のうちに生地を注文します。
この計算ソフトはいまいちおばかさんで、ふつうのカーテンならどうってことないんですが、極端に小さな巾50センチくらいの窓(いま流行みたいです)とか逆に大きな大きな窓、巾6メートル高さ4メートルなんていうと、とたんに自動入力が出来なくなります。 そこで電卓の出番なわけですが、この計算にまったく自信がありません。 最後に何で割るとかそういうのがとっさにでなくって、いちいちメモっていたのを見るんだけどそこに数字を当てはめるのが根本的に間違っていたりして、「姐さん…(ノД`)」と泣きつくわけです。
毎日こんなことしているんですが、ときにとんでもなこともあるんです。 それは昨日の夕方のこと。
ミシンのひとつの針が折れたそうです。
そうなるとどうなるか。
そこで機械がすぐストップして全員仕事の手を止め針探しをするのだそうですが中国から来ている研修生と実習生のところでだったので、とっさにその判断ができなかったようでした。 何人かがわさわさ動いたから、針がどこにいったのかわからなくなったらしいです。 万が一、出来上がったカーテンに折れた針がはいっていたらとんでもない事態になります。 針の本数は毎日確認して、あわせているくらい厳重です。 うちの会社のカーテンのすそには金属のおもりが入っているので検針機にかけてもすぐにおもりに反応してしまい意味がないのです。 というわけで針が折れたら確実に針をさがさなくてはいけないのです。 昨日のうちにはみつかりませんでした。 そして今日。 朝礼の後で全員でホウキをかけながら、カーテンの生地をはたいたりしてさがしまくりました。 一時間後、ようやくみつかったのです。 そのミシンの真下のコードの束から。 昨日、みんながなんども見たあたりだったそうです。
その間、事務所で毎日の入力やってたσ( ̄▽ ̄)も、ほっとしました。 折れた針を見つけた人は「女神」と呼ばれそのあと何分間か、崇め奉られますが、いつもの業務にはいるとみんなそのことはどこへやらの状態になっていつもの工場になっているのです。
|