今日こそお子は、
「ママ…もう嫌だ。
疲れてダメ。
行きたくない」
と涙目で訴えてくるだろうと思っていた。

ところが…
今夜のテニスが終わって迎えに行ったら開口一番、
「ママ、今日ね、プーさんコーチ（いま勝手に命名しました。クマのプーさんに似てるコーチがいるんです。プーさんコーチの奥さまは細身の美女でそれも謎ですが）にほめられたの。
お子だけ！」

なんでもしゃがんだ姿勢から立ち上がりながらボールを打つってのをさせられたそうな。
これがお子、一番上手かったらしい。
毎週のように大会にでている選手の子たちよりも、だったらしいのだ。

「尊敬する人ってあっちゃん（仙台兄）の名前書いていたけど、絵も上手だし写真も上手だし、でも消しゴムで消してプーさんコーチの名前に書き直そうかなあ。
お子、プーさんコーチ大好き」

半泣きでぐったりしているお子を想像していたσ(￣▽￣)は拍子抜け。

帰りの車の中では延々その話でお子は過激にハイテンションになっている。

お風呂の後、
「忘れてた！宿題」
とし始めて、書き書き３０分。
あっというまに片づけたお子。

いままでお子を見くびっていたんだろうか自分と思ったまゆぼうである。

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