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■ 蟠り
昼の三時に アスファルトは暑い流線を描き 日陰もなく無防備なほどに まっすぐな道を歩く
すぐそこだと思っていた場所は とても遠くて じんわりにじむ汗を感じて気持ちが悪い
だれかに何かを言われた気がしたけど うまく思い出せない
だれかが私に話しをしてたかもしれないけど すべて聞こえてこなかった
うまく飲み込めないプリンはやっかいで そのうちにとても邪悪な食べ物に感じられた
不思議なドアノブは回すたびに 恐ろしいほどのバネの力で ギリイイリリリ・・・・・
そのリズムはとおく深く
2003年06月08日(日)
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