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■ 色あせた世界
君に会わないということは
私のドキドキが半減するということ
君の声を聞かないということは
私のドキドキは半減するということ
君に言いたかった言葉は
どんどん小さくなっていって
痛みも伴わない
君が去っていくということは
あの
冷たい空気の夜や
ふわりと飛ぶ飛行機
夕暮れの曲がり角や
超特急の帰り道が
記憶にかわっていくということ
私の愛おしい記憶達
小さく絡み合う目線 首筋で感じる吐息
大きな安心は小さな不安で
眠れぬ夜を何度過ごしたのだろう
嬉しくても 悲しくても わけがわかんない時も
とにかく私はよく泣いていた
暖かい 暖かい 暖かい
暖かい気持ちはまだ私の中に あるのか。
2003年12月10日(水)
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