こぺろの日記
こぺろ



 こぺろという名

私の事を「こぺろ」と名付けた人は
私が5年半の年月を一緒に過ごした人で
どこからこぺろと呼ぶようになったのかは
さだかしゃないけど、私はその名前を
とても気に入っていた。

彼はとても素敵な人で、私とは正反対の
健康な肉体と心を持っていた。
私の話はいつもつまらなくて
彼に失笑ばかりさせていた。

スゴク悲しくて嫌な事があったとき
彼は必ず私の側にはいなかった。
もうなにもかもが解決した頃に
何事もなかったように登場する彼は
私にとって[ゆとり]の一部だったかも
しれない。

彼と最後に話した事がなんだったかも
すっかり思い出せなくて、何に対して
怒ったり、嘆いたりして
今があるのか、謎・・・

私が最後の体力を使って
彼に最後の宣告をすることが
彼の望みなのか、それとも
そんな区切りはいらないのか
いっさいの連絡がない今日この頃

なんだか曖昧で
憂鬱な話だけど、私も私で
失う事に未練があるのか
行動を起こすことが
とてもできそうもない。

私はきっと
私が思っているより
今のこの状況が辛いのかもしれない。
ホントは別れたくなくて
ホントはスゴク彼を必要で
どんなに心の遠い存在でも
側に置いておいて欲しかったの・・

でも、私のそんな気持ちも
私だけの物で
ほんとに嫌になる。

メソメソくよくよもあと3日。







2003年12月28日(日)
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