独り言
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2004年10月11日(月) 奈落の底で彼は第三の成長期をむかえる。開催されたクイズ番組は非常に質素なもので、出題者も回答者も彼に帰属する。

「なぜ歌を歌うのか?」と問われたら
何と答えよう?
「なぜ歌を創るのか?」と問われたら
何と答えよう?

生きる事の意味を求めるのと同様に無意味な事に思われるが
頭の中で繰り返されるこの問いに背を向ける術を僕は知らない
だから何度でもこうして意図的に暗がりに身を落とす

「なぜ山に登るのか?」
「そこに山があるから」
この上なく端的に真理をついた様相を呈するこの言葉にのみ真実が宿るとしても
探す事をやめる理由にはならない

まずは
「完璧な治療薬などありはしない」という
腐った固定観念を捨てる必要性を探そう


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