独り言
i p f


2005年08月27日(土) Kill

もしも僕が天才Voだったら
飲み物さえ通らなくなる程の
この喉の痛みも知り得なかったろう

もしも僕が天才Baだったら
人知れず繰り返される独り演奏会に
絶望を招待する事も無かったろう

もしも僕が天才ソングライターだったら
ギターを抱いたまま眠り
その夜の中で夢に置き去りにされる事も無かったろう


僕は
きっと
誰より
めぐまれている



だけど
もしも僕の願いが叶うなら
僕は音そのものとなり
君のその純粋な耳から侵入し
君のその純粋な魂に寄生し
生きていたい


そして
愛して欲しいんだ



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