独り言
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2005年12月21日(水) 徒然なるままに

―今夜はとても静かな夢を見よう―

しんと重たく垂れ下がった暗闇に
灯した蝋燭の火が揺れる
ゆらゆらゆらり

「だめだめ、そんなに慌てちゃ。火が消えちゃうよ」

やさしくやさしく


既存の世界は崩れ去り
全ての事柄は意味を失う
揺らぐ眼前の火だけが唯一の事実となり
それでもやはり時間だけは邪魔をするけど
別にいいさ
俺はもう
『時間と折り合いを付ける行い』に飽きてしまったから



あと252夜

時間は刻々と過ぎ行く
牛と牛車は用意できたが
その二つを繋ぐモノがまだ未完成

はやく届けなくちゃいけないのに


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