カレッジに通い始める前、まだ語学学校に通っていた頃なんですが、アメリカ人の先生にピアノとジャズボーカルを習っていました。
じつは語学学校よりもこっちの方が1ヵ月ほど早くて、レッスンを始めた頃なんか、まーーーーーったく英語がわかりませんでした。 最初のレッスンの時、先生に「How are you doing?」と聞かれてもわからなくて、無言で首をかしげてたほどです(笑) レッスンの方は、日本でもジャズサックを習っていまして、ジャズ理論の勉強とかもしていたので、なんとかなりました。 ジャズの専門用語は日本でも英語ですからね。 あとは身ぶり手ぶりとサウンドで通じ合っていた感じです。
先生は日本にとても興味がある人で、奥さんがベトナム人ということもあって、言葉の通じない私にも寛大で根気良く付き合ってくれました。 そしてお互い同じぐらいの子供がいるということで、だんだん雑談なんかもするようになり、レッスンが丸々雑談で終わった日もありました。
ボーカルのレッスンでは、まず歌詞の意味解釈と(かたこと英語で自分なりの解釈を説明する)、歌詞を読んで発音練習から始まります。 だから実を言うと、語学学校時代は音楽のレッスンでたくさん英語をしゃべる練習をさせてもらったのです。 (その先生は、私にとってアメリカで初めてできた友達だと思っています)
発音で一番注意されたのは、やはり“L”と“R”です。
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