白。...... author 風梨
  透明銀狐/贅沢な言葉たちへ/優しい嘘ばかり言って。



お気をつけて。/2005年05月11日(水)

風邪が流行ってるみたいですね。と他人事みたいにいってますが風邪っぴきです。
食物の味がまったく感じられないのですが、それでもお腹はすくのでしっかり食べてます。
しかも痩せない。
少しぐらい減ってみてもいいんじゃないでしょうか。


金原ひとみ「蛇にピアス」をさくっと読了しました。
読みにかかった時間は「蹴りたい背中」とトントンぐらい。
物語の好きさを考えると「蛇にピアス」のほうが上です。
あと読みやすさもこっちのが上かなーと思います。
話し言葉云々でなくて文章として読みやすいな、と。
比較するのってどうなの?とも思いますけど、比較するためにも読んだわけなので。
ただオビはちょっとずれてる感じがするのでした。オビ好きなんで、結構気になるんです。
沢山(というほどでもないけど)読書をするようになってから、私はそんなに読書において想像をしていないと気付きました。なんとなく感覚で文章を追っているようなので。それってなんか楽しくないんじゃないのか、って思うけど、それはそれで違うんですよね。うまく説明できないですけど。世間で言われるほどなんかスプリットタンのこととか痛いと思わずに読んでたと思います。あー。そうだ。
なんか主人公を上手く想像出来なかったです。(私が下手なだけか?)
それとも、スプリット・タンとか刺青とかする人のことがそもそも理解できない!とかなんか若者を理解できないおじさんみたいな感覚なんだろうか。
それにしても、なんか後ろ側が見えなかったな、という感じは残りました。
うーん、でも面白かったなー。エンターテイメント性っていうんだろうか、そういうのがあったと思う。


久々の読書記録で長くなってしまいました(汗)
でも他の作品も読んでみたいなーと思いましたよ。
よみたい&読まねば本がいっぱいある現状ではちょっと難しいですけどね。


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