本日、学生さんの迎えの仕事をやる。 赤城降ろしが凄いために、ちゃりんこ通学ができない学生さんたち二人を迎えに行き、指定された位置まで送る仕事だ。
待ち合わせは、午後三時十五分。 ところが、一人の生徒さんは出てきたが、もう一人の生徒さんがこない。 十分待ち、十五分待ってもまだこない。 事務所の無線番が、まだ生徒さんたちは出てこないか、とわめき立てる。 だが、いくら待っても出てこないので、無線番に、中学校に電話してもらって、生徒さんが何をやっているのか確認してもらおうとする。 だが、そのとき、ちょうどその生徒さんが走ってきた。 その生徒さんを乗せた後、無線で生徒さんが来た旨を伝え、出発する。
その生徒さんは、「二年生の会議で忙しかった」といったが、二年生の会議ならば、先生たちも知っているはず。 まあ、長引いてしまった可能性も無きにしも非ず。 だが、彼の行動を見ている限りではそうじゃなかった。 というのも、下駄箱直前まで他の友達とじゃれていて、このガス馬車を見つけて慌ててきた、という感じだったからだ。 おいらは、それ以上深くは追求しなかった。 中学生というのは、本当にパワーをもてあましている世代。 そして、大人の体力を持ちながら、子供の感覚を色濃く残した難しい年頃。 熱中しちゃうと前後見境なくなってしまうのだ。 特に面白いと感じた頃ならばなおさらね。 何しろ、おいらにも似たような記憶があるからだ。
おいらが中学生の頃、おいらは運動部に所属していた。 当然、連日のごとく、午後六時過ぎまで猛練習。 元々、うちの運動部は強くて、都大会ベスト8まで行ったチームだ。結構練習熱心だった。・・・先生が(爆) (もっとも、おいらは、試合に出ていながら、その試合が都大会だと知らなかったが(^^;) ある日、練習終了後、更衣室で着替えていると、どこからもってきたのか、ほうきが転がっている。 サッカー部員は、それをバットに、ガムテープを丸めて作ったボールで野球を始めた。 どうも、バットでボールを打つのが、おいらたちにとっては新鮮だった。 とにかく夢中になってやってた。先生に背後から怒鳴られるまで。 気づくと、午後八時。 そんなに体力があまってんなら、グランド50周してから帰れ、といわれ、おいらたちは再度着替えてグラウンドへ・・・。(勿論無理矢理) 走りましたとも、50周。 しらばっくれて帰った奴は、呼び出されて100周・・・。
しかし、なぜ、あれほど先生は怒ったのか。 恐らく、おいらたちがやっていたのが野球だったからじゃないかな。 やっていたのが、自分たちの部活の競技だったら、ここまで怒られることはなかったろう。 何しろ、当時おいらは
サッカー部
だったし(^^;
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