2002年04月22日(月) |
てめえら俗物に小説の書き方を教えてやるぜ |
ってな趣旨の本を買ってまいりました。 まあ、文面はそこまで高飛車には出てないですが。
『新人賞の獲り方教えます』というタイトル。 久美沙織先生 著。
あるかないか判らない自分の才能に酔えなくなったおいらは、闇の中をさまよっていました。 書いては消し、消しては書き。 ついてはこね、こねてはついて。ソリャ餅つき。
申し訳ないですが、こちらの本をお書きになった方、有名な先生なのかは存じ上げません。 でも、某HPで、作家を目指す人間であれば、一度は読んでおいて損はないということが書いてあり、とにかく溺れるおいらとしては、藁にもすがる思いで購入。
とりあえず、今半分くらいまで読みました。 なるほど、目から鱗。 どんなに日本語がきれいであろうと、難しい漢字を羅列していようと、人の目にとまらない文章はダメ。 まさにそのとおりかもしれない。 おいらは、正確な日本語にこだわりすぎていたのかも知れぬ。書いた後読み返して主語がないので慌てて埋める。もう一度読み替えすと、スムーズに読めないが、それでも日本語としては、じっくり読めば意味は取れる。 そういう文章を書いていた。
だが、久美先生はいう。 人が読まずにおれない文章を書け。それはすなわち、ひきつける文章をかけ、ということ。 流れるように読めれば、多少の乱調はOK。 そういう風に書いてある。
ほほう。 そういうものか。 まあ、確かに、まずは人の目に留め、人を引きとめ、人を巻き込む文章でないと、ひとは最後まで読んでくれまい。 よし、がんばって、その技術を身に付けるぞ。
といいつつ、既に眠かったりする(^^;
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