2002年11月03日(日) |
スライスチーズが止まらない |
わが家の台所の入口にはベビーゲートが取り付けてある。しかしずいぶん前からルンバはそれを軽々乗り越えるので、もはや時間稼ぎの道具でしかないという状況だ。
そして最近のルンバは、目を離すと勝手に台所に入り込み、冷蔵庫を開けて中を物色し、豆乳や飲むヨーグルトのブリックパック、プリンやヨーグルトなど自分の欲しい物を見つけては取り出し、ごていねいに冷蔵庫のトビラはきちんと閉めて、私のところに「これ開けて!」とやって来る。 やれやれ困ったなあ、余計なことを覚えたものだ…と思っていたら、この週末に初めてルンバのこの技に遭遇した夫、 「すごいじゃん!」 と誉めている。
「冷蔵庫のドア、開けっ放しなんじゃないの?」 と言うので、ルンバはきちんとドアを閉めてくることを説明すると、 「問題なしじゃん!」 と感心することしきり。なぜそんなに憂鬱そうな顔をしているのだと、私の顔を不思議そうにのぞきこんでいる。
いやだって、おやつはちゃんと時間を決めてあげたいし、今日はもうおしまい!という時だって、ルンバは勝手に出して来てしまうのだ。私にとっては問題だらけなのだが。
で、今日。 例のごとく冷蔵庫を物色していたルンバ、スライスチーズを発見。食べたいと持って来たので、フィルムを取ってあげると、とってもいいお顔で「おいしいねー」と言いながら食べている。ペロリと1枚たいらげたと思ったら、再び台所へ走り、手にチーズを持って帰ってきた。ずいぶん気に入ったんだねえ、と思いつつむいてやると、ペロリ。そしてまた台所に走る。…おいおいおい。
延々それをくり返し、結局6枚くらいたいらげてしまった。いやはやそんなにチーズ好きだったっけ? 冷蔵庫のわかりやすい場所にうかつに入れておけない物が、また一つ増えてしまった。
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