わんぱくルンバの冒険日記

2003年02月13日(木) 心配

 保育園にお迎えに行った時のこと。
 クラスメートのYくんが、教室の引き戸を開けて、寒ーい廊下に出て行こうとする瞬間を目撃したルンバ。Yくんの後を追いかけて行き、戸のところから必死にYくんに話しかけ始めた。

「Y(Yくんのあだ名)、しゃぶいよ、しゃぶいよ」
 寒い廊下にくり出したYくんの身を案じているらしい。懸命に呼び戻そうとしている。

 しかしルンバの声にはまるで耳を貸さないYくん、廊下でひとり遊んでいる。そのうち、先生が入っていた大人用トイレの前に座り込み、トントンとノックをして中にいる先生を呼び始めた。

 今度はルンバ、Yくんのところまで歩いていき、
「Y、トントンないの!トントンないの!」
 トントンしないの!となぜかYくんを叱っている。
 それでも言うことを聞いてくれないYくん、ルンバは思い通りにならなくてキーッと騒いでいたのだった。

 このごろのルンバは、少しずつ、お友だちの名前を覚え始めたようだ。これまではクラスの皆が「ルンバくん」と呼んでくれても、誰一人として名前を呼び返すことのなかった彼だが、ようやくコミュニケーションらしいコミュニケーションがとれるようになってきた様子。

 それにしてもお友だちを心配したり叱ったり、お母さんにでもなっているつもりなのかね、ルンバくん。


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