お風呂で湯舟につかる時、たまに数を数えてあげていた。ルンバは何となくそれを覚えたらしい。あちこちに上げられている鯉のぼりを見て、数を数え始めた。
「にー、さーん、ごー、ろーく、なーな、はーち、きゅー、じゅー…」 大体合っているけれど、1と4がない。
「いーち、にー、さん、よん、だよ」 と間違いを指摘すると、怒るルンバ。
「ちがう!」 と言いつつ、またもや 「にー、さーん、ごー…」。
間違いに気づくのは、いつの日になることやら。
ちなみにルンバは鯉のぼりをうまく発音できず、「とーぼり」と呼んでいるのであった。
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