ある漫画家の池袋線日記...ばて

 

 

映画めも - 2009年06月07日(日)

『駅馬車』
娯楽映画というものを、どうやったら面白く作れるのかがよくわかる一本だと思う。
一人一人のキャラが際立っていて面白い。
こんな極端なキャラで、ちょうどいい感じになってくるんだということがよくわかる。
インデアンと駅馬車の追いかけっこのシーンは、今見ても迫力があると思う。

『スラムドッグ$ミリオネア』
観るととても面白い映画であることは確かだけれど、貧乏というものが嫌いな妻と観にいったので、隣で座っている妻が面白く思っていないんじゃないかと思うと、ちょっとツライ思いをしながら見てしまったが、その妻が観終わったとたん「今年一番の映画なんじゃないかなー」と言った。
気分よく観てくれてよかった。
この監督のほかの映画も観てみたいと思えるような迫力だった。


『ピアニスト』
主人公の心の内をセリフで表現しない映画なので、はじめはボーっとした映画なのかなと思ってみてしまう。
主人公はありきたりの生き方をしたくなくて、ありきたりの恋愛もしたくなくておばさんになってしまっている。
ピアノの実力もあるので、すごくいい音楽学校の教授にまでなっている。
しかしありきたりでは満足しないので、年増好みの学生に、倒錯したセックスをお願いしてしまい、学生を驚かしてしまう。

全体的にはボーっとした映画である。


『ファイアーフォックス』
イーストウッドが好きなので、とても楽しめた。
あのイーストウッドが、戦闘機のパイロットと言う設定なのが面白い。


『デッドマンウォーキング』
死刑になる人の姿を事細かに追いかけた、観ていてつらーくなる作品。
スーザン・サランドンとショーン・ペンというとてもいい俳優を使っているが、これでいいのだろうかと思えるようなツライ作品だった。




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