★悠悠自適な日記☆
DiaryINDEX|past|will
SFC…それはかつて一家に一台は当たり前、日本中の人々を魅了した16ビット家庭用ゲームマシーン「スーパーファミコン」のことである。今やPS2やXBOXの時代にそのスーファミがどうしたというのか…!?
…やってるんだな、弟が。ドンキーコングを。懐かしい…あぁ懐かしいとも!これは一緒にやらないわけにはいかないということで私もドキドキしながらやりました。とりあえず右に向かって進めばいいのです。久しぶりだからもうできないかなぁ〜なんて思いながらコントローラーを握ったら…やっぱり体が覚えているんですね。慣れちまえば実力は現役時代とさほど変わりませんでした。
あまりにもスーファミの感覚が懐かしかったので弟が塾に行ったあとも私は続けることにしました。そこで登場したのはドンキーコングではありません。マリオです!!スーファミで一番最初に発売されたあのスーパーマリオワールドです!私は興奮しながらソフトをセットし、電源を入れました。…つかないんだな。それから約1分間格闘の末(これって早い方よね?)ようやくマリオとご対面できました。嬉しいことに数年前にやったデータが残っています。バニラ大地からのスタートでした。なんとマリオの方は腕が落ちるどころかスイスイ進みます。昔はドーナツ平野の城より先はほとんどクリアできなかったのに、今日は約2時間で迷いの森の城まで一人で進めました。何十回挑んでもクリアできないなんてことはありません。昔より知恵がついたのでしょうか?なんだか気分爽快です。
ときどきたま〜にどうしてもマリオがやりたくなったりするのですが最近はずっとプレステが接続されているのでなかなかやっていませんでした。でも、今日マリオをやって思ったのは、映像より、いかに単純に楽しめるかだなぁ…と。最近は映像がやたらめっちゃかキレイですが、そのキレイさに内容がどうも騙されている気がしてちょっと疎遠になっていました。あのキレイな勇者達に少し冷たさを感じてしまうのです。ゲームも変わりましたね。昔は映像のキレイさをすごく求めていて48メガで大はしゃぎしていたのに今はキレイなのが当たり前ですから。最近のゲーム市場があまりよくないと言われるのはそのせいなのでしょう。ゲームはほぼ頂点に達したのです。ゲームが「流行った時代」から「定着した時代」になったのです。
私がハマッたゲームといえば「ツインビー」(FC)「スーパーマリオワールド」「聖剣伝説3」「テイルズオブファンタジア」「スターオーシャン」(SFC)FF7(PS)などがありますが最近はこれらの続編のすら全くついていけなくなりました。プレステのコントローラーであるにも関わらず今だAボタンやBボタンと呼んでいるあたり、もう私はオバチャンです。
原点に戻って欲しいと思う気持ちはあるのですがかつての私のように映像のキレイさを求めた時代があったからこそ今のゲームがあるのだと思うと、何だか複雑です。「ゲームが定着した時代」につぎはどんな革命が起こるのでしょうか?起こせるのでしょうか?
|