ダメダメちゃむ日記
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私たちに流される情報は、日々(いわゆるトリビアを含めて^^)膨大な量である。 そして、多くの国民が、 「テレビが言うなら本当だろう」 「新聞に載ってるから本当なんだ」 あらゆるマスメディアに乗った情報にも 実に素直に「へぇ〜!」とボタンを押したくなるのが、 愛すべきわが日本の、もの言わぬ国民の大部分ではないのだろうか。
私たちは学校で情報を疑うことを学ばなかった。
マスメディアに乗れば、まぁごく稀にいき過ぎのガセっぽいものもあるが、 「そうなのか〜」と素直に受け入れてしまう。 これは恐ろしいことである。 第2次大戦前〜中の思想統制とほぼ同じ洗脳が、 今やマスメディアによって進められている。 仕方ないのである。 テレビは視聴率が命であり、スポンサー様が神であるのだから。 雑誌も売り上げが勝負であり、広告のスポンサー抜きでは雑誌が成立できない。 新聞も売れ行きアップが真の目標であり、自社の思想信条に合わせた形で、 事件事実に自社の見解、報道の方針・個性を色づけをしてからしかでないと、 スクープも日常記事も書けないからである。<多分^^;
そう、私たちまで届く「情報」は常に事実を誰かが加工したものでしかあり得ない。
建国記念の日に向けて、全クラスが授業を行った。万全の配慮をして。 授業後、生徒の感想 「神武天皇(をはじめ)初期の天皇はみんな120〜140才まで生きていたなんてすごいなぁ」 担任が「そんなわけないよな〜?」(笑)と念押ししているが、 彼らは「日本書紀」に載っていた記述だから本当なんだと思い込んでいるので、 その記述に驚くことに夢中で担任の言葉なんて聞く余裕はなかったのである。 オブラートに包み込んで授業をした結果、生徒はオブラートの味しかわからなかったようです^^; 神国日本の小国民がいっぱい育ってしまいました。どーしよー!?(汗) メディア・リテラシーの視点を持たないということは恐ろしいことだと改めて思った。
里中満知子さんの「天上の虹」18巻を持っていこう。 古代の歴史書が何の目的で、どう伝説を加工して、無理を重ねた「日本書紀」を書いたのか、 里中視点の歴史観(ここが大事)を担任にコピーして渡そう。 副担任がしゃしゃり出る場ではない。そこはわきまえないと。
さて、昨日の日記は7割眠っている状態で書いたので、 非常に無神経で差別観に満ちている。もうしわけございませんでした。 それを修正するのではなく、 「こんな意見(見解)もありますよ」 と、大先生のところによく書き込みになられるフリージャーナリスト当馬敏人さんのブログ 「超論暴論」2月8日記事が当に入ったので紹介させていただきます。<当馬さん、勝手にごめんなさい (※皇室オタクの紀子さんは不快になると思うので、ストレス防止のために読まないで下さい。) ちなみに↑の「やってはいけない事をやってしまった日田市長」もツボです。 当馬さん、ありがとうございました。 私的には、謎が解けたような気がしていますが、 真偽のほどは自分自身が考えて、判断しなければなりませんよね。
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