夢見る汗牛充棟
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北原文野さん著「Pシリーズ」
ハヤカワ文庫から文庫版で発売してたのでつい懐かしんで 買ってしまいました。ふらふら〜。
ちなみに最初に読んだのは中学か高校の頃。大昔。 新書館だったでしょうか。絵も味があって好みでした。
世界は地球、人々は地上は放射能に汚染されているため、 地下都市に暮してます。Pというのは超能力者を指す言葉。 この世界では超能力者は発見され次第、駆除される危険な存在です。
排斥されるもの、大多数の中で敵視される少数の異能者という シチュエーションはこの頃から好きだったみたい。
能力を持たない普通の人が、能力を持つ強者に対する恐れ故に その強者を排斥する。 弱者の貌をした強者と、強者の仮面を付けられた弱者、という シチュエーションは私の永遠のテーマです(どきっぱり) んでもって、そこで優しく弱い異能者が虐げられる、と。 長い苦しみの中には、一つ二つの安らかな思い出があって良く。 それ故に、優しく弱い異能者は、彼を虐げる者達を憎むことが できず苦しむことになるのです。
話が反れました。 ここに出てくるヤン・フェーデンというお医者さんが素敵です。 いや、医者だからじゃないですよう>< とにかく嫁にしたい。あ、いえ、嫁になりたいくらい。 とか言って、こういう「人間愛」に溢れたタイプとおつきあいする女性は ものすごく苦労すると思われますけれどね。 先ず、物事を肯定する所から始まり、優しく、包容力があり、真っ直ぐで、偏見を持ちません。
でも、そういう性質は美徳かもしれませんが、時と場所を考えないと長生きできません。 この人は、あまりにも真っ直ぐに「体制」というものに逆らった結果、死んじゃうわけです。
ちゃんと家族を守るためには、彼はもっと狡賢に立ち回らなければいけなかったですね。 だからこそ、普遍の美しいものとして、決して消えない灯りのように スロウの心に存在しえたとは思うのですが…。
でも、女っぽい意見かもしれませんが、生きててくれれば先ずはOKな訳で。 まず側にいてくれなきゃ、と思う訳なのです。
そもそも、「ヤン」といいますと 思い出すのは、ヤン・ウェンリーです。(私の場合) 彼もなかなか難儀なお方でした(いや、まだ生まれてませんけど) 説明に困るほどとほほなお方なのに、好きです!尊敬しちゃってます! というのがまたとほほです。でも、この人も死んじゃいましたね〜。
伝説にならんでいいから、生きていてくれれば、の人です。
ねこさん×2の洗濯をしました。 んと、静御前にぬるま湯と、猫用シャンプーと、柔軟剤を入れて、手洗いモード。 絡まるので、一度に洗えるのは一匹です。 目の細かい洗濯ネットで頭から下をくるみます。 洗濯量は少量で、蓋は閉めずに優しく洗い上げます。 乾燥は、食器乾燥機に入れて15分。 呼吸困難になりますから、顔だけはだしてあげましょう。 あと、ねこさんを乾かした後は一度食器洗い機を洗ってやらないと 毛だらけです。要注意!
…って書いたら信じる人はいるでしょうか? 風呂場で人とねこさんのタイマンというのが正確なところ。
なんとなく好奇心で借りたファイナルファンタジー をかけてます。CGの映画ってものに興味があったので。 ながら見してたら、終わってしまいました。
本当は「ヌード オブ ザ リング」とかいうパロディもの 借りてみたいけど、…恥ずかしくて借りられない…。
レザープリンターを買いました。モノクロです。だめもとで 「PC9801のWIN3.1で使えるのありますか?」 と聞いたら、調べてくれました。結果一つのプリンターを指差し 「これは大丈夫。ですが、ドライバがないので自分で作って下さい」と爽やかに仰られました。
ごめんなさい。無理です
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